楽しい「間」 | お稽古塾みやび から 花便り

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~和と山形の宝物を綴ります~

         グループ稽古場での出来事
     
 


     グループ稽古の生徒さんの中で お一人
      なんとなく、最近元気がない方が気になり

      お茶の時間に聞いてみました


      「どこか、調子が悪いですか?」

      すると

      「実は、3ヶ月前から主人が入院していて

      最近、眠れなくなり体調が悪いです」と



      それを聞いていた 他の生徒さんが

      「実は 私も息子が入院していて・・・」


      その日は お茶の時間を 長めにして

      お話を伺う事に



      近所の人にも話してないし、

      家族にも心配させるから 愚痴は言えないし
      苦しかった・・・


      「うん、うん」

      「んだずね~」

      「大丈夫だ」


      と他の生徒さん達も 親身に聞いて下さり
      話終える頃には
      冷たかった生徒さんの手も温かくなっていました。


      「稽古だけは 行ってくれ」

      「楽しい事しててくれ」
      と家族に言われ 休まず通ってましたとのこと



      ご家族も お母さんには 元気でいてほしい
      と強く願っていらっしゃるのでしょう。



      楽しい時間・空間・仲間のある稽古場にしなくては。

      生徒さんが、話して下さり良かった
      辛い事も 話せる場であれた事良かったと思いました。             


      そして、私に出来ることを務めていきたい
      と改めて思いました