雇用情勢が悪化していく中、弊社からの紹介で、
めでたく大手BIG4税理士法人への入社が決まられた方が居る

しかしながら、今回の転職は一筋縄ではいかなかった

背景を申しあげると、
候補者の方は、20代で某外資系金融機関に勤務中の
税理士試験の一部科目合格者
税務業界については、全くの未経験

知人経由でも大手税理士法人にアプライしたが、
このご時世という事もあり、
残念ながら、書類選考も通過しない。

私共との面談の上、お人柄が非常に良く、
ポテンシャルをとても高く秘めた方であったので、
面接までたどり着ければ合格されるのではないかと、勝手ながら推測し、
私共と懇意にしている大手税理士法人の人事部へご相談する

何とか、面接へとの運びになり、結果は見事に、内定！

しかしながら、ドラマはここから始まった

丁度タイミング悪く、現職においてのプロジェクトが始まり、
当初予定されていた入社日から、大きく延期せざるを得ない状況に。

人手が足りないタイミングでの早期入社を前提にオファーを頂いたのだが、
現職の絡みもあり、
どうしても入社日については、予定通りに進まない事になった。

そこで、先方の人事部との相談を重ね、
最終的には、ご本人と部門のパートナーの方との面談を再度セッティング。
ご本人から現職におかれている状況並びに、
入社への意思を熱意を持って説明し、直接交渉へ。

企業側も、最終的には現職へのお仕事に対する責任と姿勢、
誠実な熱意に共感され、入社日の延期について了解を得た。

通常は、予定されている入社日に基づいて人員計画を立てるので、
オファーを出した後の入社日変更については、
認められないケースが多いのだが、
候補者の方、先方の人事部、弊社と強力な二人三脚により
無事に事なきを得た。

ご入社は先の事になられるが、
候補者の方の今後のご活躍を、心よりお祈りしている。

**アクチュアリー・公認会計士専門のヘッドハンティング会社**
株式会社VRPパートナーズ
代表取締役　大谷　幸宏
http://www.vrp-p.jp

瀬戸際の条件交渉