犬の風邪！？の原因、症状、治療、予防法

愛犬のことが心配になっています！

愛犬が頻繁にくしゃみをしていたり、
鼻水がでているなど、
もしかしたらこれって風邪？
と思うことがあります。

風邪を引いた時の
ご家庭での対処法もご紹介しています。
ぜひ、ご参考ください。

STEP1 【風邪の原因】

風邪をひく原因としては、免疫力の低下が考えられます。
本来、体はバリア機能をもっているもの、
そのバリア機能よりも強い病原菌が入ってしまうと感染をおこし、発症します。
また、気温や生活環境などさまざまなストレスによっても
体の免疫力は低下してしまいます。
免疫力が低下することで、体に入ってきたウィルスや細菌の増殖が始まってしまいます。

STEP2 【風邪の症状】

人間の風邪は、発熱、くしゃみ、鼻水、涙目、咳、悪寒、発汗、節々の痛み、頭痛など
様々ですが、犬の場合はくしゃみと咳が同時にみられることはありません。
くしゃみ、咳、涙目が単発でおこるか、これらに発熱が伴うことが多くなっています。
また、いつもと比べて元気がない、食欲が落ちたなどの症状が出ることもあります。

 

STEP3 【風邪の治療、対処法】

病院では、原因菌がわかるならば、それに対して治療していきます。
場合によっては原因をつきとめるために、抗体検査やPCR検査などをすることもあります。免疫力を高める対処療法のほか、抗生剤や消炎鎮痛剤、気管支拡張剤など、症状に応じて処方されます。
※PCR検査：ウイルスや細菌のDNAやRNAを検出することも可能で、PCR検査により何のウイルスに感染したのかが判断できます。

家庭では、温度変化に気をつけ、体を冷やさないように、少し暖かくしてあげます。
湿度も高めにしてあげるとよいでしょう。
また、散歩も控えるようにします。
食事は食欲があるようなら、いつもの内容のままで大丈夫です。
食欲がないようなら、動物病院で相談してみましょう。

STEP4 【風邪の予防法】

風邪ウィルスに負けないように、日頃からよく運動をして
体を鍛えておきましょう。
暑さ寒さに関わらず散歩に行き、温度変化に体を慣れさせておきましょう。

まとめ

【犬も人間のインフルエンザにかかったりするの？】

今現在では人間で流行している季節性のインフルエンザや新型インフルエンザが
犬にかかって、発症したという報告は出ていないそうです。
しかし、ウィルスは変異していくものなので、その場合犬にかかる可能性が
出てくることもあるかもしれません。

人間の赤ちゃんや幼児も同じですが、やはり、行動や口で表せない犬ですので、やはり、飼い主が普段より注意して愛犬の管理をする必要があります。

愛犬の健康維持には飼い主の責任が重大です。少しでも、普段と様子が違っていたり、おかしいと思ったときには自己判断せずに早めに獣医さんに見せて、処方して頂くのが一番だと思います。

いつも愛犬には注意するようにを心がけてくださいね！