[壁]д・)チラッ
大変ご無沙汰いたしております。
酷暑の夏、皆様お健やかにお過ごしだったでしょうか。
サボリすぎて合わす顔もございませんが、
こじんまりと備忘録をば。。。m(_ _)m
「星の旅人たち」(The Way)2010年・米/西
聖地巡礼を始めた矢先に命を落とした息子に代わり、父親は遺灰を手に旅を引き継ぐ。
E・エステヴェスが実父M・シーンを主演に迎えて撮り上げた感動のロードムービー。(wowowより)
今年7月に起きた列車事故も記憶に新しいですが、
舞台はスペインの巡礼の道(サン=ジャニ→サンティアゴ・デ・コンポステーラ)、
約800kmだとか(スペイン国内)。
アメリカの眼科医・トムの元に、一人息子ダニエルの訃報が届きます。
あまり交流のなかった父子。
トムはサン=ジャニへ向い、
巡礼の旅に出ようとしてたダニエルの遺品のリュックを背負い、旅の続きを引き継ぎます。
息子を理解しようとして。
ヘンコな父親はマーティン・シーン氏。
他者と交わらず、不慣れで不自由な旅に益々頑なに。
寡黙ながらもポイント毎にダニエルの遺灰を残すトムの心情を思うと、
切なくてたまらなくなります。(´□`。)
決して意気投合ではないけど、ひょんなことでお連れができます。
みんなそれぞれ何かを背負い、ゴールの暁には何か自分が変われると思いつつ。
でも何かが待っているわけではなく、そのプロセスに意味があるんですよね。
途中、何度も亡き息子ダニエルの姿が現れます。
孤独な父を嘆くように、時には励ますように。
父のチャレンジを見守っているようでした。
果たしてトムは無事に辿り着けるのでしょうか。
息子を思い偲びながら旅を続ける父。
そして、
父を思いながらこの映画を撮った、息子。
そう、リアル息子のエミリオ・エステベス監督。
作品中、息子のダニエルも演じてはります。
「地獄の黙示録」以外の代表作をパパにプレゼントしたかったとか。
エエ話やないのー・°・(ノД`)・°・
チャーリー・シーン氏(左)のお兄ちゃんでもあります(・∀・)
(右はエミリオ氏。若っ!)
「アウトサイダー」では、こーんなにピチピチだった氏も、
御年51才。もうシブさの境地ですね☆
「アウトサイダー」な面々。
つーか、なんですかこりはっ!すんごい面子ですがな!(ノ゚ο゚)ノ
いやー、ほんまに素晴らしい作品でした☆
昨年のスペイン訪問も蘇って、いろんな感情がエライコッチャでしたヽ(;´Д`)ノ
正直トムくらいの年齢で価値観が変わるとか非常にレアなことやと思います。
きっかけは大変な悲劇でしたが、トムの残りの人生はきっと生き易くなるのでは、と。
ハリウッド映画にありがちな、押しつけがましい感動とかでなく、
観る側に投げかけて任せるサラリ感が心地よい秀作です☆
いつか巡礼の道、徒歩で踏破したいです☆
その前にとりあえず、四国八十八か所かな?(笑)