cf. about figure skating

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フィギュアスケートについて、
気づいたことや考えたこと&調べたことあれこれを書いていきたいと思います。そして、一日も早く、公平公正なジャッジがなされるように願っております。

2009/10シーズンに入ってからのことですが、


(ISUに加盟している)某国連盟に、


私は日本(と韓国)が

フィギュアスケートの競技会で不正に良い成績を

獲得しているのではないか、と疑っています

そして、

「××さん(その国所属のジャッジ名)が、

フィギュアスケート競技会の不正に加担しているのでは?」


……と、かなり失礼な質問をしたところ、

驚いたことに返事が来ました\(゜□゜)/。


「We would like to inform you that:

* she was always appointed to judge in mentioned events

by the ISU President - Mr. Ottavio Cinquanta


* federations have any influence on selection of

appointed Officials for such events


sheは私が名指しした審判の方


ちなみに、この私が名指しした方、

バンクーバー五輪の審判団にいました。


federationsは大会主催国

Officialsは全ての審判員

such eventsは国際公式戦


……を指しているハズです。

(私のメール内容と返信メール文面を対照すると)


その他細かい解釈は読者様各位にお任せします。

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現在の、

男子シングルショートプログラムの世界最高点は、


パトリック・チャン(カナダ)の、

98.37点(2013年世界選手権)です。


……それにもかかわらず、朝日新聞とテレビ朝日*は、

現在でもまだ羽生結弦が最高点保持者であると、

読者や視聴者に誤認させたいような意図を感じる表現を続けています。


*テレビのデータ放送(?)番組表の記述なので、

テレビ朝日の人が書いているのかどうかちょっとわからないのですが。


……個人的に、そういう表現はすごく嫌です。

このメディアは、情報操作を平気でやるの?

と、報道に対する倫理観を疑いたくなります。


パトリック・チャン(カナダ)が、トップになってから、

露骨にこういう表現が増えてきた気がします。


日本のメディアも日本スケート連盟も、

パトリック・チャンのことを、潰したくてしかたないんですね。

そういう風に見えます。


日本のメディアや日本スケート連盟って、

人種差別や国籍差別をするんですか?


エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)やステファン・ランビエール(スイス)が

トップのときはそういうことをあまり感じなかったし、

女子シングルのキム・ヨナ(韓国)は大絶賛なのに、

パトリック・チャンに対してだけ、彼を貶めるような表現が多いと、

人種差別や国籍差別が相当あるんじゃないかと、考えてしまいます。

前回の「Cheat Jump」の記事の続き(補足)です。


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日本人選手の中では、


小塚崇彦・町田樹・織田信成


の3名は、

ジャンプの「Cheat」度合いが、比較的低いように、

私は、思います。


……で、先日のGPスケートアメリカの男子SP&FSで、

小塚崇彦と町田樹のジャンプを、コマ送りでチェックしてみましたところ、


やっぱり、

この2名は、「Delayed Jump」を意識してやっているように見えます。


町田樹選手は、

回転自体は「Delayed」に見えますが、

……ちょっと、アクセル以外のジャンプの踏切と着地が変です。

ずっとああいうことをやっていると、どこか痛める気がします。


(完全な「Delayed Jump」でも、踏切や着地を失敗すれば、怪我することは、

当然ありますが、「Cheat Jump」よりは大怪我のリスクは断然低いはずです)


小塚崇彦選手は、

2011/12シーズンあたりから、特にジャンプが崩れてきたように見えていたので、

昨シーズンの怪我はそのせいかもしれませんね。

早いうちに修正できるといいのですが。

彼は「Cheat Jump」っぽく跳んでしまった場合は、大抵ちゃんと減点されているので、

試合結果に大きな影響は与えていないと思います。


織田信成選手は、

「左ひざ」の怪我というのがちょっと不思議なんですよね。

大抵、着地する「右」足の怪我の可能性が高いと思うのですが。

サルコウかアクセルかルッツの跳び方に変な癖があるのかもしれません。


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「Cheat」度合いが高い選手を勝たせようとする(回転不足を見逃そうとする)と、

「Cheat」度合いが低い選手の回転不足も見逃されてしまいます。


例えば、

今回のGPスケートアメリカ、男子SPの場合、

町田樹選手の4回転は……回転は足りませんでしたが、

「underrotation」判定かどうかは、グレーゾーンだったと思います。


……ですが、

小塚崇彦選手の4回転(two-foot着氷)は、

「underrotation」判定でも、おかしくなかった、と思います。


でも、小塚選手(他にはリッポン選手など)の4回転を「underrotation」判定すると、

高橋大輔選手の4回転は「down grade」判定になりかねなかったと思います。


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「少しでもCheatな跳び方をしているものは厳格に減点しろ」

……と、全部の大会の全選手の採点を再検証したら、

一体、どんな結果になるんでしょうね。


ジャンプの回転不足に関しては、

リンクサイドよりむしろテレビやビデオの映像のほうが、わかりやすいので、

採点の再検証は、比較的容易なはずですが。


自分たちのやっていることが、本当に正しくて、

今の競技会の結果はおかしい、と思っているんだったら、

採点の再検証を申請してもかまわないと思うのですが。

そういう申請をする国はないのでしょうか?

フィギュアスケートの技術についての記事を書くときは、

フィギュアスケートの解説書を読んだり、

ISUのルールに関する書類を読んだり、

色々な選手の演技をコマ送りで見たりして、

自分なりに、調べてから書いております。


……が、

最近、とても気になっていることがあるのです。


それは……


日本スケート連盟の技術解説の図解や、

日本で出版されている、フィギュアスケートの解説本に載っている、

ジャンプの図解(説明)が、全て「Cheat Jump」のものらしい……


……ということです。


つまり、日本のフィギュアスケート界では、

「Cheat Jump」が「正しい」もの、「良い」ものとしてまかりとおっている、

……という可能性があるということです。


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<Cheat Jumpとは>


「Cheat Jump」とは、


体をひねりながら離氷し、

トゥから降りてきて、ブレードをまわしながら着氷する、

構造上、回転不足なジャンプのことです。


離氷する前、つまり、氷に足がついている状態から、回転をはじめ、

トゥ(靴)が氷に接してから、膝や足首を回転させて着地するため、

少なくとも1/2~多い場合は1回転近く、

「回転数を誤魔化している」イコール「Cheat」なジャンプです。


本来なら、

回転不足、「underrotation」または「down grade」判定の対象にしなければならない

「悪質」な技術だと思うのですが、

実は、世界には、この「Cheat Jump」を使うスケーターがけっこう多いのです。


このジャンプが、どういう風に「悪質」かというと、


競技会においては、「正確」なジャンプ(こちらは「Delayed Jumps」と呼ばれます)を

使う選手のほうが、順位や採点において低く評価されてしまったり、


「Cheat Jump」を使う選手たちは、

足首や膝や股関節に大怪我をしたり、足の骨がねじれてきたり、

末期には、上半身と下半身がねじれてきたり……という恐ろしい副作用があります。


<Cheat Jumpを使うスケーターたち>


日本:

高橋大輔/羽生結弦

浅田真央/村上佳菜子/鈴木明子/宮原知子/安藤美姫


四大陸系:

デニス・テン(カザフスタン)

キム・ヨナ(韓国)/李子君(中国)


欧州系:

ハビエル・フェルナンデス(スペイン)/フローラン・アモディオ(フランス)

ブライアン・ジュベール(フランス)/ステファン・ランビエール(スイス)

ラウラ・レピスト(フィンランド)/サラ・マイアー(スイス)


USA:

アダム・リッポン/ジェレミー・アボット/エヴァン・ライサチェク

長洲未来/アリッサ・シズニー


カナダ:

ショーン・ソーヤー/シンシア・ファヌフ


ロシア:

エフゲニー・プルシェンコ/エリザベータ・トゥクタミシェワ

ユリア・リプニツカヤ/(アデリーナ・ソトニコワ)


Cheat Jumpの「Cheat」度合いはさまざまで、


全種類「Cheat Jump」という選手もいれば(これが一番多いですが)、


「Cheat Jump」というより「Strange Jump」とでも言いたいランビエールのような人もいて、


プルシェンコやトゥクタミシェワ、ソトニコワのように、

最初はどっちかというと「Delayed Jump」を跳んでいたけど、

だんだん「Cheat Jump」化していっているという選手もいます(浅田真央もこのタイプ)。


シズニーやアボット、ライサチェクあたりは、

「Cheat Jump」というよりは、「Delayed Jump」の回転不足ジャンプのような選手もいます。


素人目には上記の選手たちのジャンプは回転不足をとるべき「Cheat Jump」に見えますが、

日本人選手と、フランク・キャロル氏の弟子とブライアン・オーサー氏の弟子のジャンプは、

ほとんど回転不足の判定を受けないのが不思議です。

何か特別な秘密があるのでしょうか……。


<Cheat Jumpの見分け方>


Cheat Jumpの見分け方、は、

ある意味とても簡単です。


フィギュアスケートをテレビで観戦する場合、


民放だったら、

八木沼純子・荒川静香・本田武史・佐野稔ら、

CS系(J-Sports)だったら、

杉田秀男

フィギュアスケート業界から呼ばれた解説者が、


「素晴らしいですね!」あるいは「綺麗でしたね~」

……と絶賛するジャンプは、9分9厘、「Cheat Jump」です*


*もしくは「Delayed Jump」の失敗ジャンプ(質のあまりよくないジャンプ)


ただし、

樋口豊だけは

「あがってから回る」ジャンプ(Delayed Jump)と

そうでないジャンプ(Cheat Jump)があることを知っていて、

それをそこそこ見分けているようです。


<Double-foot Salchow>


最後に、

最近とても気になっている「Double-foot Salchow」について。


左足のインサイドエッジに乗って踏切る「サルコウジャンプ(Salchow Jump)」

ですが、

よく見ていると、踏み切りの際「両足で跳びあがってないか?」 、という、

「Double-foot Salchow(両足サルコウ)」とでも呼びたいジャンプを使う選手がいます。


ハビエル・フェルナンデスのサルコウがその代表で、

羽生結弦やブライアン・ジュベールなどのもそう見えます。


あれ、反則ではないのでしょうか???


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PS:

今週末から、いよいよGPシリーズが開幕します。

荒川静香さん、

もし今期解説をする場合は、

数字の読み方をちゃんと勉強してきてくださるでしょうか。

基礎点「10.10」を「じゅってん、じゅう」と読んだのを聞いたときは衝撃でした。