ヴィオラとチェロのソナタを弾くにあたり、
やはり作曲家に興味が湧き、
調べられたので、書いておこうと思います。
ジョージ テンプルトン ストロング
1856~1948
アメリカ出身のスイスに移住した
作曲家、水彩画家
だそうで。
父が弁護士でニューヨークの名士で
教養として、ピアノ、ヴィオラ、オーボエを習いました。
ニューヨーク フィルのリハに通ううちに
音楽家になりたい、
と言うと父から猛反対、家から追い出されます。
メトロポリタン歌劇場管弦楽団の
イングリッシュホルン奏者になり、自活。
1879年に渡欧し、オケのヴィオラ奏者として生計を立てました。
( スイスではロマンド響に在籍していたのではないかと…)
1885年に交響詩ウィンディーネを
リストに送り、賞賛を受けます。
1891年にアメリカに戻り、
作曲家で教鞭をとるものの、
体調を崩し、2年で辞職し、スイスに移住。
1890年代は風景画家で生計を立てる。1900年代から作曲活動に復帰し
画家と兼業。
今度、演奏する曲は
1916年8/12~20ジュネーブで作曲、
と譜面に書いてあります。
グラズノフやラヴェル、マーラー、Rシュトラウスを支持しているように
作風は明晰さと職人的完成を
尊重する一方で
独創性と工夫を凝らしているそうです。
どんな絵を描いていたのか、気になって調べたのですが、
こちらはどうやっても出てこなかった…
残念。。。
絵の方で生計を立てていた、
というけれど、
後世で評価されているのは
音楽家
とはわからないものですね。。。
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