宇津薫~うつ病女の妊娠妊婦生活・出産準備ブログ~

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うつ病歴10年以上、36歳で初めての妊娠。
『精神科の薬(向精神薬)飲んでて大丈夫?』
『高齢出産ってどうなの?』
様々なリスクをどう乗り越えるのか?…的な妊娠生活ブログです。

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会計などもあって『国立生育医療研究センター』を後にしたのは結局16時半過ぎ。

移動中車内で爆睡してしまったが、精神科についても疲労感が抜け切らずグロッキーな状態に。

精神科の外来に行ったらもう患者が全然いなくて、直ぐに診察室に通された。

まず急に減薬してしまった事に対してのお説教。

医師「老人の杖の話しなかったっけ?」
私「???」
医師「杖を急に取ってしまうと倒れてしまうでしょ?」
医師「それと薬も同じで、急に抜くと自律神経に影響してしまうんだよ。」

その話早く言って欲しかった…(涙)。

そもそも『妊娠時の薬に対する恐怖』はこの主治医に植え付けられたのだ。
今迄「服用している薬の種類が多い」と言う理由で妊娠は反対されていた。


…と今更文句を言ってもしょうがないので…


サインバルタカプセルとエビリファイを抜いた話をすると、
医師「え?サインバルタカプセルだけでも3カプセルもあったでしょ?」
と呆れ顔。

しかしこれで様子を見る事となった。


頓服薬としてのレキソタン・レンドルミンも念の為服用して良いかどうか確認。

レキソタンはOKが出た。
が、レンドルミン(睡眠薬)は、
今秋から睡眠薬は2種類までしか処方出来なくなるから止めた方が良い。」
と言う事でNG。


ワイパックス・ベンザリンも妊娠後期は抜きたいとの事。

不安だったので次回の診察は2週間後、8月13日(水)にする事で診察終了。

会計を待って急いで精神科近くの薬局に行く。
本当は18時迄なのに待ってくれていたのだ。

ありがたい。

薬剤師には急に薬が減ったので、改めて処方する薬を確認されてしまった。

でもなんだか妊娠した事は言えず…。

帰り際、再度感謝して薬局を後にした。

結局夜ご飯も外食で、自宅に着いたのは21時頃だっただろうか?

密度の濃い1日となった。


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『国立生育医療センター』の『妊娠と薬情報センター』では14時半に予約を取っていたのだが、結局呼ばれたのは15時過ぎ。

診察室の中には3人のスタッフがいて、初めに「小児科医」のスタッフに現在の状況を話した。

そして別のスタッフから私が服用していた薬について、説明を受ける。

まず普通に妊娠しても、
先天異常の子供が生まれる確率は2~3%あるという。

それと比較して、何人規模の症例でどれ位差があるのかと言うデータを淡々と読み上げられた。

まず、私が服用していた薬を挙げると…。

・ノリトレン→三環系
・ワイパックス・ロヒプノール・ベンザリン・レキソタン・レンドルミン→ベンゾジアゼピン系
・ウインタミン→フェノチアジン系
・レスリン
・サインバルタカプセル→2004年にアメリカで発売された
・エビリファイ→新しい薬
・ボルタレン→解熱鎮痛薬ジクロフェナク
・その他



…結果…

通常の妊娠と比べ、先天異常に差はない

と言う事が分かった。

ただ解熱鎮痛薬のボルタレンは妊娠後期に服用していると、子供の心臓や血管に影響するかも…と言われた。

この頃頭痛や眼精疲労で悩んでいたのでどう対処したら良いか聞いたところ、

「アセトアミノフェン」

の物だったら妊娠後期も服用出来るとのこと。

あと意外だったのが
「フェノチアジン系」のウインタミン
が海外では悪阻の吐き気止めに使われている事だった。

だから私の悪阻はゲップ程度ですんでいるのだろうか?


そして最初のスタッフがまとめに入った。

Q「この場合の『先天異常』とはどういう事か分かりますか?」

A「先天異常とは身体のつくりの異常、『奇形』の事。」
A「『ダウン症』は薬とは関係なく、母体の年齢と関係する。」


あと心配だったのが、このデータが薬単体での物で、5種類以上服用している場合はどう影響するかだった。

すると、
「5種類以上の薬を服用しているのは日本位で、海外では服用している薬は少ない。」との事。
今回のデータは主に海外の症例を参考にしているので、そういう事例はデータに無いのだ。

しかし、こうも言ってくれた。

「薬の数よりも、あなた自身の心の状態・安定が大事。」

思わず泣いてしまった。


因みに妊娠後期から出産までは薬の影響が子供に出てしまい、
・産声が弱い
・おっぱいを飲む力が弱まる
・眠ってばかりいる

などの症状が出てしまうが、
1週間程度で治まるとの事。

結局1時間以上診察に時間をとってしまった。

でもこれでかなり薬に対する偏見が解けたのだった。


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妊娠検査薬で陽性が出てから14日目、7月30日(水)。

結局睡眠時間は6時間位。

この日は、
・『国立生育医療研究センター』と
・『精神科』と
2つの施設に行かなければならなかった。

午前中に車で出発し、まずは『精神科』へ診察券だけを出しに向かう。

そして昼食。『国立生育医療研究センター』近くの和食レストラン『味の○芸』へ。

個人店だと思ったら、チェーン店…しかも混んでる…。

それでも13時には食事にありつけた。

メインはイマイチで残してしまったが、デザートは堪能出来た。
味の民芸デザート


なんだかんだで14時前には『国立生育医療研究センター』に着けたのだった。


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