「虚言癖」や「演技性人格障害」で

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このブログは、虚言癖人間が実際に言ったセリフで

面白いものを「赤い太字」にしています。


微妙に話が続いているので、登場人物などがわかりにくい場合は

次↓の順で読んで行くとわかりやすいと思います。



1.はじめに

2.虚言癖は完全な病気

3.演技性人格障害とは

4.ヤクザと銃でケンカ岩尾君 を古い順から

5.東大7日で退学の山本君 を古い順から

6.大企業の偉人と友達高嶋君

7.嘘失神の横溝さん

8.レイプ妄想山田さん



※この投稿(「このブログは…」)が常に一番最初に表示されるように、次に更新することがあっても日付を2009年09月にして投稿していきます。

山本に別れたいとメールした翌日、意外に早く別れられたなと思っていたら、突然山本のメアドから、いつもとは違う文体で


「てめえ しつこいんだよ このいんらん女」


というメールが来た。おまえじゃなくててめえ、句読点を使わずスペースをあけて、淫乱という言葉すら全部ひらがな、という不思議なメール。しかも明け方に届いた。


でもすぐにわかった。これを送ってきたのは、同じバイト先の山本のことを好きだというA子さんで、たぶん私が別れ話をする数週間前から山本はA子さんの部屋に居候してたと思う。A子さんは山本の虚言癖には全く気付いていなくて、東大中退だのパティシエだのを全部信じていて、それがカッコいいと言っていたのでA子さんとくっついてくれたらちょうどいいなと思っていたところだった。


それで、たぶんA子さんが、山本がまだ寝てる明け方に勝手に携帯を見て、私と早く別れて欲しいから山本になりすましてこのメールを送ってきたんだと思う。焦って早く打とうとすると変換しないし句読点も入れないのは人間の心理なので。それにたぶん、山本がAさんの方では私のことを「あいつ超淫乱でしつこくてさ~早く別れてーよ!」とか言ってたのかもしれない。


A子さんとは仲良くしてたつもりだったしメールもしてたし一緒に帰ったこともあったのに、ある日を境に急に避けられ始めたからたぶん山本が何か吹き込んだんだと思う。「あいつはおまえの悪口言ってるよ」とかね。うちらが会話しなければトラブルにならないからだと思う。


じゃあこれで殴られずにちゃんと別れられてるんだなと思ってそれは無視してそのままにしてたら、1週間くらいして突然、また山本からメールがきて


「元気?最近連絡くれなくて寂しいです」


だって。あれ!?と思って、


「は?自分が何言ったか忘れたの?」


と入れてみたら、


「え?僕、なんかした?」


と、突然一人称が俺じゃなくて僕になって返ってきて、


「先週の明け方におまえから私がしつこい淫乱ってメール来たけど」


と入れてやったら、


「僕はそんなこと絶対にしてない!信じて!俺の携帯からそんなひどいのを入れた犯人を絶対に見つけてやる!絶対許さない!」


とまだ一人称が僕になったまま怒ってる様子のメールが来たので無視してたら、夜になってまたメールが来て


「犯人がわかった!先週、明け方に俺の携帯をいじってる奴がいて、すぐに追いかけたんだけど捕まえられなくて、車のナンバーを見たらなんとBさんだったんだよ!だから今からBを捕まえに行く!」


だって。Bさんというのは私が付き合ってたもう1人の男で村上の前ではBさんのことを嫌いなフリをしていた。


それで、私の嫌いなBさんが犯人だと言えば、山本と私の仲に嫉妬したBさんならそうゆうことをするだろうと思せようとする作戦だったらしい。


で、一応Bさんに電話して今の状況を話してる最中にメールが来て、


「今、Bを捕まえたのでそっちに連れていくから待ってて!」


とのこと。Bさんとは今電話してるのにいったいどこのBさんを捕まえたんだ…。そしたらしばらくしてピンポーンとチャイムが…!覗き穴から見てみると…


なんと、覗き穴から見える視野の半分のところで横向きになった山本が誰かの胸倉をつかんだフリをして怒鳴ってる1人芝居をしているではないか!Σ( ̄□ ̄;)


そんで、


「おまえ、ぜってー逃げんじゃねーぞオラ!ふざけんなよコラ!」


とか1人で演技してて、5秒くらいしたら


「あ!てめー逃げんじゃねーよオラ!」


とかいって完全に1人なのに廊下の途中まで走っていくフリまでしたので、ドアチェーンを付けたまま開けたら、ゼーハー言って戻ってきて、


「ハアハア、今、Bをここまで連れてきてたんだけど、ゼーハー、逃げられた!ちくしょうあの野郎!」


とか言って廊下の方を睨みつけてるので、


「Bさんに私の家を勝手に教えないでくれる?」


と冷静に言うと、2秒前まで逃げたBさんを追いかけてゼーハー言ってた山本は、


「いや、Bさんは車の中にいるから部屋は教えてない」


と言いかえたので、更に突っ込んで、


「じゃあマンションは教えたってことね?」


と言ったら、今度は


「てゆうか、駅で待たせてる」


と言ったので、いい加減頭きて、


「Bさんとさっきまで電話してたけど家にいたよ」


と言うと、嫌いなはずのBさんと私が電話するわけないと思ったのか、


「嘘つくんじゃねえ!じゃあどっちが嘘ついてるか、今からBに電話して聞いてみるからよ!」


といって、Bさんの番号なんか知らないくせに実際に誰かに電話をかけて、相手が出ると、


「もしもし~w どもども、おつかれ~っすw

 こないだはどうも~はい~w 

 いやいや、特にw

 はい、また。なんかあったらw

 はいどうも~どもども~w

 おつかれ~っすwwwwwwww」


と言って15秒もしないうちにすぐに切ったではないか。もちろん相手はBさんではない。なんたって山本はBさんの携帯番号を知らないから!そんで私が、


「はあ?!Bさんに電話するんじゃなかったの?何『おつかれっすw』って!誰にかけてんの?ほんと馬鹿じゃないの!?」


と言ったら、急に怒り出して、


「あぁ!?なんだコラ!Bに電話したところで俺はどうなるんだよ!」


と、わけのわからないことを言ってそこからはずっと怒っていたので、超うるさいからとりあえずなんとか帰ってもらい、明日メールすると言った。


翌日、メールはあっちから来て、


「あんだよw 面と向かっては強く言えないのかよぉ、姉さんよォ!w ええっ!w いつもの強気などこいったんだよォ、姉さんよぉ!www」


という江戸っ子口調なのか不良漫画口調なのかよくわからない文体のメールが何通か来たので、もしかしてまたA子さんが送ってきてるのかなと思ったのでこう入れてやった。


「前に、A子さんは不細工すぎるってみんなで笑ってたけど、A子さんといた方がお似合いだよ」


と!「不細工」と言ってたのは本当で、そしたらやっぱりA子さんが送ってたみたいで、そこでメールはパタっと止まってそれ以降何もない。その後、A子さんと喧嘩になっただろうけど、虚言癖だと全く気付かず優しくしてくれる女性が好きだって言ってくれるならうまくいくでしょう…。


とりあえず、もう二度と虚言癖の人とは関わるのはやめようと誓った。



4カ月くらいたった頃、山本が移店になり、これでやっと付き合う理由が無くなったので別れ話を持ち出してみた。うまく別れないとまた岩尾の時のように、態度が豹変して暴力をふるわれると嫌なので、それとなく自然消滅していけばいいなと思った。


それとなく別れ話っぽいメールのやりとりが続いたある日、突然山本が、


「俺…今だから言うけど…実は親がヤクザの組長で…それを隠すために今まで名字を山本って嘘ついてたんだけど実は山口って言うんだよね…」


というメールがきた。ホントに虚言癖野郎はヤクザネタ大好きなんだな~。ヤクザ映画が好きなのもだいたい男だしね。


私が


「じゃあこれからは山本じゃなくて山口って呼べばいいんだね」


と返信すると、


「そうなんだ…今まで騙しててごめん…」


「でも前に免許証見せてもらったとき山本って書いてあったけど」


「あれは偽装して作ったやつで…」


「犯罪じゃん」


「そうなんだ…俺は本当はそうゆう世界で生きてる人間だから…」


…と、アホメールが長々と続きそうだったので、ちょうどいいと思い流れを変えて


「そんな人、怖いからもう別れたい」


と入れたら


「俺はこれからはヤクザとしておまえを一生守っていきたい」


と、お笑いのネタみたいなこと言ってくるから


「虚言癖って知ってる?おまえみたいな精神病患者のこと虚言癖って言うんだよ。おまえの場合、かなりの重症だから早めに精神科に行ったほうがいいよ」


と入れたら、なぜか虚言癖については一切触れずに


「俺はおまえを守るって決めたんだ…だからこれからもその義務を果たさないといけないんだ…」


とか返ってきたので無視した。あんまり怒らすと危険なので、その日はそのくらいでやめておいた…。


その翌日、いよいよクライマックスを迎えるのであった…!!!!!!!


次につづく