マイペースに生きる

マイペースに生きる

心理職4年目のひよっこです  日々思うことをつづってます

社会的な位置づけは心理の人、

性格的には小心者、

日々の心がけは節約、

今後の目標は地道な心理士になること。

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来年度の仕事を一旦お休みすることにしました。
二人目の子どもを出産することとなり、現在、年度末に向けて調整を始めています。

一人目の育児で発達のこと、子どもと関わるうえでのお母さんの複雑な心のひだ、お母さん自身のメンタルヘルスをより身近にリアルに、知ることができました。
自身が母親であるからこそ理解できることもあり、反対に、相談者のお母さんをどう理解したらいいかわからないときもありました。


人生を重ねれば重ねただけ、理解しにくくなることもあるでしょうし、重ねたからこそ携わらせてもらえることにも出会うはずです。
皆様に感謝しながら、今後も私なりのペースで確実に考える機会を増やしていこうと思います。
学校現場で臨床する日常。

朝から眠気全開の夫に出勤の火をつけ、子どものイヤイヤに根気を試される日常。

お腹にもう一人抱えて動きが鈍くなった日常。(あぁ、夫という0.5人を含めて子どもが2.5人になった気分…)


どれも私にとって大事で、日々から切り離せないものです。

それぞれがあるからこそ、うまくいくこともある。そんなごく当然のことを、当事者になることで自然に受け入れることのできた2年でした。
日常で脇役になったからこそ、
人間ってそう簡単に変われないのよ、でも待ってると知らずと少しずつ変わってくのよねー、
と余裕こいて待ってられるようになったのかもしれません。

(思えば高校・大学・大学院・就職・臨床心理士資格試験と、試験や仕組みのために全力で備えてきたので、スローペースで脇役になりながら自分も確実に変わっていくことって新鮮でした)


来年度は一年お休みをいただいて、自分の今後の立ち位置の確認と、それ以外の要素も加えた重み付けの見直しをしていこうと思っています。
担当校の勤務がすべて終わり、卒業式にも参列し、さわやかな年度終わり。


一年、早かったなぁ。

母乳のままの我が子を保育園に預けてミルクでも生活できるように慣らしていただき(←迷惑)、
離乳食は保育園だと食べるのに家で食べなくてヤキモキして、
仕事の朝に子どもが発熱して…ヒヤヒヤ。病児シッターさんには何度もお世話になりました。

寝不足で家事して、フラフラで鼻血が出そうな暑さのなか全校集会で講話をして、それでも「よかった」などと言っていただいて胸を撫で下ろした日。

仕事の面では、どの領域だからこう臨床しなくちゃ、という概念にとらわれるのではなく、
この場にいるなかで、今あるものを活かしながら、どう相手を支えていくか、自分には何が無理か、とても考えさせられました。


いつも大変だけれど私を信頼してくださった先生方や生徒さんへの感謝が湧いて、何よりも仕事をさせてくれる家族が愛おしく思えます。


来年度も、できることをできる範囲で、できるだけやろう。今年度は来年度につながるし、どこかで回り道しても全ては今後につながっていると信じて。