1400カタナの構想はまだベース車両が正式販売販売される前に
極秘裏に始められた。
S社との関係から早々に車両が運び込めれたのは
言う間でもない。
プロト車両の製作の為まず2台のGSX1400が用意されたのだ。
*実の所最終的にはプロト1から始まり、
プロト4まで計4台の車両を使ったのである。
GSX1400を前にしてイナズマよりもまた、
遙かに困難な製作である事は容易に想像された。
今回に関してはもう、先にコンセプトメイドは明確に決まっていた。
「大人が満足できるクオリティの高いモーターサイクル」として
「スポーツ・グラン・ツーリスモ」という位置付けだ、
「存在感があり上質の走りと所有する満足感を満たせるカタナ」
どう作り込んでいくか?
ベース車を前に構想を練り初めた。