カタナバックステップのお話。
1400カタナはバックステップになっておりノーマルの1400の位置ではありません、
オートバイは適切なディメンション(各位置関係の相対的な取り合わせ)でなければちゃんと走りませんので、
その中の一つである、ハンドルとシート位置とステップの関係はとても重要なものなのです。
その為、カタナに仕立てるべく、ベースプレートを製作ステップ位置を変更しています。
これがまた大変な作業で、まず、左右対称ではないのでそれぞれの図面が必要になります。
ステップ位置は1センチも違うと、もう大変な違いになります。
適切な位置を探るため、開発当時は左右のプレート図面を各100枚程書きそれから試作プレートを十数枚製作
テスト走行を繰り返しつつ現在の量産車両の位置となりました。