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安定期も終わり、妊娠後期へ。

少し前から「そろそろ動けなくなりそう」という予感があって、

「今のうち」とばかりに友達と旅行に行ったり、会いたい人に会ったりしている。

「運動」と称し、ダンスのサークルにもまだしつこく行っている。

今月末にハロウィンのイベント(要・仮装だってw)があるので、それを最後に「産休」に入ろうかな、なんて。


最近、かなり寝苦しくなってきた。

うつぶせはかなり前からダメで、仰向けも、長くはもたない。

なので横向きに寝るのだが、これもしばらくするとお腹が片寄って張ったり、肩が痛くなったりするので、しょっちゅう寝返りをうっている。

大きくなったお腹に胃が圧迫されているのか、胸やけのような、胃酸が逆流するような……胸から喉にかけての不快感があったりもする。

ここ数日ほどはそれがことにひどく、寝返りを打つたび胸が痛かった。気分も悪い。

熟睡できてないのか、起きられなくて彼のお弁当も作れず、情けないことにベッドに寝たまま「いってらっしゃい」と手を振る日がちょくちょくある。

彼は「ゆっくりしとき」と優しくて、そんなわたしを責めることはないのだけれど。なんか、悪い。


胎児の心臓のようすを見るスクリーニング検査があった。

何をされるのかと思ったが、いつものエコーをとても念入りに見た、という感じだった。

本当に、じっくりと見た。女医さんだったから、ていうのもあるのかな。

心臓は問題なかった。血の流れも見え、ちゃんと心臓が4つの部屋に分かれているのがわかった。

初めて心音もきいた。ザーという雑音のような砂嵐のような音の中に、鼓動がはっきりと(うるさいくらい)聞こえた。

足をきれいに揃え、ちゃんと頭を下にしていた。

顔も映してくれたけど、なんでだか自ら腕でガードしてて、横顔しか見せてくれなかった。

でも小鼻とかまでちゃんと出来てて、ちょっとびっくりした。

重さは1キロをこえていた。寝苦しくもなるはずだ。

どんどん育ってるんだなあ。

あとは母体であるわたしの心電図をみてもらう。こちらも問題なし。

とても順調。

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7カ月の妊婦検診で病院へ。

いつもは彼も一緒に行くのだが、

わたしが友達と旅行に行くため検診の日程をずらしたので、今回は平日になってしまい、

彼はこれなかった。母と二人で行く。


いつもどおり、血圧の測定と尿検査から。

血圧はいつもより少し低かったが、特に何も言われなかった。

尿のほうには糖がちょっとだけ出てたらしい。

来る前にチョコレート食べたから、そのせい?(汗)

体重は、まったく前と同じ流れで、「一気に増えましたね。・・・あ、つわりでだいぶ減ってたんだ。じゃあこんなものかな。様子見ましょう」となった。しかし前回とは違う看護師さんで、前のように咎める口調ではなかった。またあんなきつい言い方されたら嫌だなと思ってたので、よかった。

しかし、しっかりと「体重増えすぎ注意」のスタンプを押される。恥ずかしー(笑)


それからエコー。

そのほかに、血糖値を調べるための採血と、おりものの検査で内診もあった。

4Dは、前回に続きまた映りが良くなくて、撮影は見送りになった。

先生曰く「顔のところにひじがあるね」とのことだった。

すごくわかりにくかったが、

それでも顔が見えた。

初めて、「可愛い」と思った。

前はなんか「小さいじいさん」て感じだったのに(笑)、今回はずいぶん整って子どもらしく見えたのだ。

一応、普通の超音波の写真だけもらったが、

もうだいぶ大きいので、一部分だったり断面図だったりして、何が何だかって感じ(笑)。

今でだいたい1キロ弱。標準的だそうだ。


実家にて、母が、弟が赤ちゃんの頃使っていたベビー服を出してくれた。

「古いけど、使えるのがあったら持っていき」と。

20年以上も前のなのに、きちんととってある(というか、捨てられない)ところが母らしい。

肌着はやっぱり首もとや胸のところに乳じみのついているのが多くて、

わたしは「どうせ汚れるものだし、これでいいや」と言ったのだが、

「最初だから一応、きれいなの揃えたら」と母に言われてとりあえずおいておくことにした。

何着かのつなぎのベビー服はまだきれいでデザインもかわいらしかったので、借りていくことにする。

よだれかけも、デザインはちょっと古いが使えそうだったので、一応借りた。

ベビー服なんて見ていると、じわじわと実感がわく。

母はおくるみを編んでくれているし、

彼の実家のお父さんたちは、布おむつ(それも、高いやつだ)をセットで買ってくれると言っている。

ベビーベッドやベビーバスも、義妹のものをまわしてくれるみたい。

わたし本人はまだわりとボーッとしてるのに、周りが準備を進めてくれている感じ(笑)。


そういえばエコーの時、

先生に「よく動いてるよね?」と3回ぐらいきかれたけど、何だったんだろう。

あの時たまたま動いてなかったのかな。

実際にはここ最近、胎動かなり激しいのだけど(笑)。

わたしの姿勢によって、お腹の中で左寄りになったり右寄りになったりしてるみたいで、

お腹の形がゆがむので、外から見てもわかる。

彼が時々「あ、今、こっちにいるね」と出っ張った部分を撫でてくれる。

ものすごく寄っちゃってる時?はお腹が突っ張ってけっこう痛いのだが、

そういうときはお腹を軽くぽんぽんとたたいて、

「おかーさん痛いって。ちょっとこっちに寄ったってー」

と話しかける。とても優しい声だ。


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安定期に入ってから、毎日とても眠くて、

朝お弁当を作って彼を送り出した後で昼くらいまで眠ってしまうことが多かったのだが、

最近それがひどくなり、

眠りこむ時間がどんどん長くなって、代わりに夜眠れなくなってきた。


ある日は朝の5時くらいまで眠れなくて、彼と一緒に寝坊した。お弁当作れなかったしコーヒーも入れてあげられなかった。

そのまま眠り込み、10時過ぎだったか・・・一度目が覚めた。

どうにもこうにもお腹が痛くて。

下腹部の、左側が、突っ張るように痛かった。

どう姿勢を変えても痛くて、仕方なく起き上がったが、目が覚めてちょうどよかったとも思った。

お手洗いに行き、小さいパンを2個食べたら、痛みは軽くなった。

膀胱と子宮が押し合っていて痛かったのか、お腹が空いていたのが遠因だったのか、長時間横になっていたのが良くなかったのか、なんかよくわからないけど。ネットで調べると、妊娠中期には靭帯が引っ張られて痛みが起こることもあるという記述もあった。

とにかく下腹部痛はひいたので「ふう、よかった」と思ったのだが、今度はなんだか気分が悪い。

肩こりのせいかもしれない(最近、肩こりもひどい)。もしくは、パンを食べたからか…。

気分の悪さに負けて、またふらふらとベッドに戻ってしまった。


二度目の目覚め。いやな夢ばかり見ていた気がする。へんな疲労感。

もうお昼だろうなー、と思う。

何か食べようか。あんまり食欲ないけど。

洗い物がたまっているから少しでも済ませて、それからスーパーに行こう・・・と考える。

そうだ洗濯はどうしようかな、と横になったまま窓の空を見上げた。

日の光が少し黄色い気がして、「ん?」と思った。西日…? いやな予感。

時計を見ると2時前だった。

驚き、睡眠時間を逆算して愕然とした。

寝すぎだ。これじゃまた夜眠れない。

「赤ちゃんが生まれたら長く眠れなくなるんだから、今のうちにたくさん寝ていいんだよ」と慰めてくれる友人もいるが、なんだか自己嫌悪…。



別の日の夜、彼が帰宅するなり、ちょっとケンカしてしまった。

わたしも彼も、それぞれの理由でいらだっていた。

彼にきつい言葉をぶつけられたわたしは、泣いて黙って外へ出た。


ひとりでぼんやりと歩いた。時間としては20~30分くらいだったと思う。

裏道を通って家を離れ、大通りを通って戻っていった。

完全に手ぶらだったし、仮に財布など持っていたとしても実家に帰るほどのことでもなく、結局二人の家に帰るしかないのは初めから承知していた。

歩くと少し気持ちが落ち着いた。

でもお腹はちょっと張ってしまった。

勝手なことをして心配をかけて、彼に余計怒られるだろうか……と少し思った。


家に戻る。部屋の明かりはついていたが、カギがかかっていた。

彼の自転車がない。

わたしを探しに出てしまって、行き違いになったのだ。

ばかなことをしてしまったと思った。


家の前で待っていたら、数分後に彼が戻ってきた。

上はワイシャツのままで、汗をかき、息を切らしていた。

わたしを見ると「どこ行ってたん?」と訊いた。わたしは泣きすぎて声が出なかった。

「とにかく中に入ろう?」と彼は言った。


イライラしててごめん、と彼が謝ってくれた。

本当は黙っていようと思ったんだけど、と言って、会社であった不愉快な出来事を話してくれた。

他の、最近悩んでいることとかも。

「サキにあたっちゃった。ごめんな…」

彼はこんな大変な思いをしているのに、くだらないことで煩わせてしまったと思い、余計に悲しくなった。

晩ごはんもまだだったし、彼は帰宅してからほとんど休憩していなかった。

わたしは泣いて、「ごめんね」と何度も言った。

寝すぎてしまったり、一生懸命やってるつもりでも家事がうまくいかなかったりして、

わたしもいらだっていたのだ。



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7カ月に入った。

ますますお腹が出てくる。

ふくらみが胸のすぐ下まできていて、どうも胃が圧迫されてるらしく、

最近食べるのがとても遅い。一人前食べれるけど、一気には入らないようで、ゆっくりしか食べられない。

それに、横になると胃酸が逆流するのか、時々チリチリと焼けるような感じが喉をのぼってくる。不快。

着る物にも不都合が。手持ちのパンツ類、こないだまではボタンをあけたままにすれば入るものも多かったのに、ほとんどがチャックも上がらない状態になった。

1本だけ持っていたデニムは、もともとかなりゆるいものだったので、一応まだ履ける。でもボタンはとめられず、チャックも途中までしか上がらないので、ボタンホールとボタンにゴムをひっかけて履いている(笑)。

スカートにいたってはほぼ全滅。ウエストがゴムのものも、苦しくてはけないことが多い。

それから、当たり前かもしれないが、とても疲れやすくなった。

ダンスにも、いつまで行けるのやら。

彼はあまり行かせたくないようだ。そりゃまあ、けっこう動くし、スタジオまでの道のりも長いし、ダンスシューズはヒールが高いし、・・・心配してくれる気持ちはわかるし、ありがたいと思う。

彼以外にも何人かの人に「ダンスなんかして大丈夫なの?」と言われたが、

まあ確かに多少くたびれるし、踊っていても「体が重い」と感じる。けれど今はまだ、適度に体を動かせる心地よさのほうが勝っている。会社を辞めたわたしにとっては、人とコミュニケーションできる数少ない機会でもあるわけだし、できるだけ続けたい。

とはいえ、日に日に身体が動かしにくくなっているのは事実で・・・来月にはもう無理かもしれないなとも思う。


毎日、夕方からごはんを作って、彼の帰りを待ち(だいたい7時半~8時くらいに帰ってくる)、

テレビなど見ながら一緒に食べて、

そのあとはおしゃべりしたりゲームしたり、のんびり過ごす。

たまにはデザートを食べたり。

いちゃいちゃすることもある。

この時間がとても幸せで、すごく満たされていると思うのだが、欲張りで底なしなわたしは、それでも足りずに、夜遅くまで彼との時間を求めてしまう。

彼はいつも優しいが、前からそうであるように、眠い時はテキトーになる。

なんというか、取り繕い方・かわし方がヘタクソになるのだ。

このあいだも、ベッドに移ってからわたしが「ねえ、ちょっとだけいちゃいちゃしたいなー」と言ったら、

彼、「えーっ」と言った。ひどい。

続けて「俺、そんなにできないかもしれないし、途中で寝ちゃうかもしれないし、・・・」などと、くどくど言いはじめる。

それでわたしは悲しくなって、

「する前からそんなに言い訳ばっかりするんだったら、もういいです」と拗ねて背を向けた。

「なんでそんな・・・」と彼が嘆息する。


わかってる。わたしがわがまますぎる。

彼は仕事して帰ってきている。疲れている。眠いだろう。

いちゃいちゃし始めてから眠そうにしてしまうとわたしがまた拗ねるので、それがこわくて、つい先に予防線を張ってしまうのだ。

眠くてわたしの望みにこたえられないなら、うまくかわせばいいのに、彼は眠いとそれができなくなるらしい。

そしてわたしは、それらのことが全部わかっているのに、自分を抑えられないでいる。


朝になって――

一旦起きてからソファで二度寝していたわたしのところに、彼がやってきた。

後ろから抱きしめたり、身体をさすってくれたりした。

ああ、昨日のフォローだな・・・と思う。

もう、そんなの、いいのに。律儀な人だ。

でも彼の手がやさしくて気持ち良くて、うれしい。

「気を遣わなくていいのに」

背を向けたままわたしは言うが、

「ううん、俺がしたいから」

と、彼は模範解答をする。長年わたしのわがままにつきあってきて、確実に彼は学習しているのだった。

そして、なんと最後までしてくれてしまった。

「いちゃいちゃしたい」って別にそこまで求めてなかったのに。

なんだか悪いなあと思い、「ごめんね」と言ったら、

「さわってたら、したくなっちゃったから。俺こそごめんね、お腹張っちゃった?大丈夫?」と言う。


わたしの場合――わがままな心は、それを飛び越えるほどの優しさで受け止められた時、急に「はっ」と我に返ってしまう。

もしかしてこれは、彼が本心からわたしを思ってくれて出たセリフなんじゃないか、と思った。

「きのう拗ねてたし、後々めんどくさいからフォローしとくか」という気持ちからなら「模範解答」だが、

「きのう拗ねて悲しそうだったから、優しくしてやりたい」と自然に思ってくれたのだとしたら・・・・。

うーん。

わたし、相当ひねくれている。彼がかわいそうだ(笑)。