自律神経失調症について数回にわけてご紹介させていただきます。
自律神経失調症に含まれている「失調」という言葉には「ある機能が調節を失う」という意味をさします。他には「協調性を欠く」という意味にもとらえることができます。
自律神経失調症とは「自律神経」が「失調」している「疾患」。
つまり自律神経が調節機能を失っている状態ということになります。
では自律神経とは一体どのようなものでしょうか?
自律神経とは交感神経と副交感神経と呼ばれる二つの神経系からなっています。人はみな、この二つの神経系を無意識のうちに調節しながら生きています。
私達が意図的に調節しようとしてもできない神経系が調節機能を失ってしまった場合はどのような事態に陥ってしまうのでしょうか?また交感神経と副交感神経といった聞きなれない神経系はいったいどのようなものなのでしょうか?
次回以降詳しく説明していきます。