Massive Attackの1998年の名盤『Mezzanine』に触れ、良い機会に思いましたので、
1998年の洋楽アルバムについて、
印象的なものをアルファベット順に振り返ってみました。
(Massive Attackについては割愛します)
Asian Dub Foundation 『Rafi's Revenge』
(↑この時期は、表現手法としてドラムンベースが流行りましたね)
Elliott Smith 『XO』
(↑深くは触れませんが、涙してしまいます)
Fatboy Slim 『You've Come a Long Way, Baby』
(↑『Fatboy Slim』連呼にサイレン音…
アルバムの随所に笑える要素がちりばめられているのが素晴らしいですね)
Mansun 『Six』
(↑2000年のアルバム『Kid A』製作時のRadioheadにも影響を与えた、隠れ超名盤。
複雑に曲調が変化し、一聴しただけでは曲の全体像を把握できません。
この変化がアルバム一枚絶え間なく続きます。
でありながら、全てのメロディーが美しいですね。
普遍性を兼ね備えた革新性。
本物の『斬新』とは、こういったものを指すのではないでしょうか?)
Mercury Rev 『Deserter's Songs』
(↑カノン進行でも、良いものは良いですね)
Tortoise 『TNT』
(↑この辺りも、『Kid A』と切り離せない存在でしょうか)
UNKLE 『Psyence Fiction』
(↑ピアノで参加しているMark Hollisは先月に亡くなりました。
作品は永遠でも、人の肉体はそうはいきませんね)
(↑Richard Ashcroftファンということで、もう一曲。
『Urban Hymns』のストリングスを担当したWil Maloneも加わってるだけに壮大ですね)
振り返ると、この年も音楽にとって実りのある一年ですね。
きっと、どの年も名盤で溢れているのでしょうね。