内場・新名・まりこ、3人。

そこに、NGKレジャー開発の和子(桑原和男)と高井(高井俊彦)が現れる。

和「暑いですね」
和「ここまで来る間に、汗を掻きました
アセアセ
和「殿方の前で失礼ですけど…」
と、服を捲り上げ、胸を出し、汗を拭く。

 

胸を出した和子を見た内場が、
内「四つの目でこっちを見てる
口笛笑い泣き
新「下(胸)は違う。(苦笑)」


高井が名乗り、
内場達による一通りのデカイ弄りのくだりに。

高井はNGKレジャー開発の社長で、真希の見合い相手。
和子は高井の母で、会長を務めているよう。

中條と話が付いていたようで、見合いにやってきた。


まりこが中條と真希を呼ぶ。
健「お待ちしておりました
照れ

高「会いたかったですよ
照れ
と、初対面の真希にハグをする、高井。
積極的…というよりも、独特の空気感を放っている。

和子が男の口調になり、
和「もし、男で若かったら、真希さんのこと好きになったと思うわ
ニヤリ
新「完全に喋りが男になってますけど…?(苦笑)」

高「あの~、(和子)一人で両親みたいなもんです
アセアセ笑い泣き
新「えっ?(苦笑)」
高「お気になさらずに
アセアセ


高井が真希に語り掛ける。
高「僕は貧しいのは駄目なんで
ニヤリ
生活の話かと思いきや、
高「整形代もこちらでお支払いします
ニヤリ笑い泣き

真「何の話でしょうか?キョロキョロアセアセ
高「オブラートに包んで言うなら…ぺちゃんこパイパイ
ニヤリ」 笑い泣き
新「どストレートや!(苦笑)」

真「(胸は)有りますから!
アセアセ
高「バリアフリーでしょ?
ニヤリ

和子がまた胸を見せ、会話に加わる。
和「私は整形しました
口笛
高「…
アセアセ
高井が新名達を見て、
高「あまり、深く聞かないで。(苦笑)」
笑い泣き


内場も会話に加わる。
内「『まみ』さんは、そんなんいいんです!
ニヤリ笑い泣き
皆「…?キョロキョロ
内「…(苦笑)
アセアセ
内場は素で間違えたようで、照れながら言い直す。
内「真希さんは、そんなんいいんです!(苦笑)」
内「魅力的です!」

内「真希さんの魅力を例えるなら、」
内「ペチャパ(=PiTaPa)、ICOCA、スルッとKANSAI
ニヤリ笑い泣き


新「フォロー、下手くそか!タラー

 

補足。

内場さんが表現したPiTaPa等は、公共交通機関等で利用するICカードです。

 

『板のよう』ということですが、

「『ペチャパイ』コカ~」とも取れるのでしょうか。



見合いのため、中條・真希・高井・和子が奥の応接室に消える。

 
 


内場・新名・まりこ、三人。

森「主任、どうするんですか!?」
森「このままやと、真希さん、奪われますよ!?」
新「何か、ええ方法ないかなあ…」

内場が驚いた顔で、両手を叩く
拍手
内「何かええ方法ないですか!?びっくり口笛
新「それを今、考えてるんや!
タラー


森「こんなん、どうでしょうか?」
森「お見合い相手がロボットを壊したことにして、お見合いを破談させるんです」
森「そしたら、内場さんがロボットを壊したこともバレない」
森「一石二鳥でしょ?
ウインク

新「そんなに、上手いこと行くかなあ…」


まりこの詳細な作戦は、
①まりこが高井を呼ぶ
②内場がマイク(ロボの声)で高井の悪口を言う
③怒った高井がロボに近付く
④まりこが足を出し、高井の足を引っ掛ける
⑤高井がロボの方に転び、ロボを倒し、壊したように見える
⑥内場がマイクで「壊れた!、壊れた!」と叫ぶ
⑦中條が現れ、お見合いは破談になり、高井がロボを壊した責任を取る
というもの。

新「よし、やってみよ!」
内場がロボの声を担当するため、中央奥に消える。


作戦スタート。

まりこが高井を呼び、高井が現れる。

内場が何も喋らないため、
新「喋って!
タラー
内『偉そうにしやがって!ダイヤモンド ユカイみたいな顔してんのに!
プンプン
新「俺やん!
タラー

内『あっ…』
内『デカイッ!ニヤリ
高井が怒り、ロボに近付く。
まりこが足を出し、高井を引っ掛けようとする。
しかし、足があまりに短く、高井は引っ掛かからない。

高井がロボの前に立つと、
内『♪こ~わしたー、こ~わしたー(壊した、壊した)』
高「…?」

新「何も壊れてないぞ!
タラー
内『♪おーれーがー こ~われたー』

高井が奥に見合いに戻る。


新「失敗や!
タラー

内場が中央奥通路から現れる。
まりこの足を見て、
内「なんちゅう足、しとんねん。(苦笑)」
内「70年代のサッカー選手みたい。ゲルト・ミュラーや。(苦笑)」
と、分かる人には分かる例えをする、内場。


通路奥から高井が見えたようで、内場が中央奥通路に戻る。

しかし、やってきたのは、真希。
真「徹郎さん…
ショボーン

その声を聞き、内場がマイクで真希の悪口を言う。
内『ペチャパ!
ニヤリ
真希が怒り、ロボに近付く。
まりこが足を出し、真希の足を引っ掛ける。
真希がロボに向かって転び、ロボが壊れる。

内『♪こ~わしたー、こ~わしたー(壊した、壊した)』
内『♪中條にー ゆ(言う)~たーろー』


ロボの声を聞き、中條・高井・和子が現れる。
ロボを見て、驚きの声を上げる中條。
真「お父さん、ごめんなさい…
ショボーン

新「真希さん、違うんです!
アセアセ
内「主任、それ以上言うたら、俺がロボを壊したことがバレてしまいますっ!
口笛
森「それ以上言うたら、」
森「ロボを壊したことをオーナーに言うなら、主任と真希さんの交際をバラすって、」
森「内場さんに言われたことがバレてしまいますっ!口笛

健「内場がロボを壊して、真希と新名が付き合ってるやとーっ!
ムキー

 

内場とまりこがハモりながら、
内・森「どうして、それを!?
びっくり
新「お前らが言うたんや!
タラー
内・森「しもたーっ!
口笛笑い泣き

新「やってる場合か!タラー
新「もうーっ!」

暗転。

 

 

その6に続く