内場・新名・まりこと博士の安尾、4人。

安尾が花月ロボの状態をチェックしている。
新「…すみません
タラー
安「チップが破損してて、言うこと聞かへん」
安「直すん、一時間は掛かる」

新「困ったな
タラー
内「なんとか、誤魔化しましょう」
森「そや、館内放送のマイクを使うのは?」

館内放送用マイクは安尾が作ったもので、遊び心が施されているという。


まりこがマイクを持ってくる。
内場がマイクを通して喋ると、花月ロボそっくりの電子音に変わる。
内『こんにちは』
内「これ、いけるな
ニコニコ


補足。
花月ロボが直接話していた状態から、マイクを通して話す状態に変わっても、
観客には、花月ロボが話していた時と同じような場所から聞こえてきます。

別の座員さん(木下鮎美さん?)が

同じマイクで花月ロボの声を担当していたと思われます。


三人は壊れたことをオーナーに秘密にするよう、安尾に頼む。

 

安尾は、修理に必要な部品を取りに研究所に戻っていった。

 

 



内場・新名・まりこ、3人。

そこに、警察官の祐代(祐代朗功)が現れる。
祐「失礼します!」

新「何か御用でしょうか?」
祐「お話がごだいまして(=ございまして)」
内「駐車違反が『5台』?
ニヤリ
祐「いえ、お話がごだいまして
アセアセ
内「あっ、話題が『五題』もあるの?
ニヤリ
祐「あの、和歌山出身なんで、『だ行(=ざ行)』と『だ行』か混ざるんです
アセアセ
内「どっちも『だ行』やん
タラー

森「和歌山のざ行とだ行の話、私、聞いたことあるわ」


内場が祐代に尋ねる。
内「そんなんで、警官、できるの?」
祐「でんでん(=全然)、大丈夫です!」
内「『でんでん』、言うてるやん
タラー
内「標語とか言える?」
祐「あんでん運転(=安全運転)」
内「あかんやん
タラー
祐「…」
言える言葉を考えて、
祐「人間だもの」
内「…相田みつを、好きなん?」
祐「…」
祐「別に」

祐「………」
祐「こんなことをしにきたわけじゃないんですよ!
アセアセ
内「さっきから、ずっと間が怖い。(苦笑)」
笑い泣き


祐代は人を連れてきたよう。

現れたのは、「取材に来る」と中條が話していた雑誌『西梅田』の記者、
中田(中田はじめ)と木下(木下鮎美)。

中田はサングラスをしており、
内場による石原裕次郎弄り。

中田がサングラスを外すと、
内「何にもない!素うどんやん!
ニヤリ
は「失礼な人やな!
プンプン
新「すみません、新人なもんで
アセアセ

新名が代わりに謝る。


祐代は仕事に戻ることに。

去り際に、もう一つの用件を伝えていく。
祐「隣町で銀行強盗事件が発生し、犯人が逃走中です」
祐「怪しい人物を見つけたら…」
祐「自分達で解決してください!」
新「逮捕しに来んのかい!
タラー
祐「…」
祐「あっ、また、手配書、持ってきますんで」

祐代が去っていった。

内「…間が。(苦笑)」
笑い泣き

 

 



まりこが中條を呼び、奥から中條が現れる。
健「お待ちしていました
ニコニコ

中田は早速、花月ロボに取材を始めるようで、
内場が急いで中央奥の通路に隠れ、マイクで喋る用意をする。


花月ロボへの取材スタート。

健「ロボに話し掛けてみてもらえますか?」
中田がロボに話し掛ける。
は「こんにちは」
内場がマイクを通し、
内『こんにちは』

は「あなたのお名前は?」
内『内場です
口笛
新・森「おーいっ!
アセアセ
は「…?
キョロキョロ
健「…?
キョロキョロ
新「あの、『内ばっかり』です。ホテル内に居るので
アセアセ
内『上手いっ!
ニヤリ笑い泣き

内『私は花月ロボです』


中田のロボへの質問が続く。
は「大阪東京間の距離は?」
内『Hey,Siri
口笛笑い泣き
新・森「おーいっ!アセアセ
は「…?
キョロキョロ
健「…?
キョロキョロ
新「あの、『ヘイ!知りたいですか?』と言っています
アセアセ
内『上手いっ!
ニヤリ笑い泣き

内場はスマホで調べ終えたようで、
内『512.6kmです』
中「凄い!合ってます
びっくり


は「あなたの好きな言葉は?」
内『人間だもの
口笛

新「…さっきのやつや。(苦笑)」
笑い泣き


中條が中田達に対し、
健「英語も答えられるんですよ
ウインク

新名が中條や中田に聞こえないように、小声で、
新「やばい!
アセアセ

木下が英語で質問すると、
内『イエス
口笛
内『イエス
口笛

新名が小声で、
新「あいつ、全部『イエス』で乗り切ろうとしてるな。(苦笑)」

木下の何度目かの質問で、
内『イエス!高須クリニック
口笛笑い泣き
木「Wow. Dr.Takasu is very famous!キラキラ

新名が小声で、
新「なんかしらんけど、めっちゃ食いついたな。(苦笑)」
笑い泣き
 
木下が中田に対し、
木「先輩、このロボット、良く分かってますよ!
爆  笑


なんとか誤魔化し、取材が終了。

中田と木下が帰り、
中條も奥の部屋へと消えた。

安堵する、内場達。
 
 
その5に続く