⒐
⑴
啓之はまりこに渡したい物があるようで、
旅館に消える。
啓之が箱を持ってきて、まりこに渡す。
ま「なんやろ?」
まりこが箱を開けると、綺麗なネックレスが現れる。
啓「まりこちゃんが引っ越す前に、お年玉を貯めて買うたんや」
⑵
啓之がまりこに告白する。
啓「まりこちゃんのことが好きです」
啓「品があって、清潔で、清楚で…」
啓「結婚前提にお付き合いしてください!」
ま「あの…」
啓「どしたん?他に誰かいるの?」
真希が啓之に聞こえないように小声で、
前「そこに(徹郎がいる)」
啓「まりこちゃん、良く、旅館に来てたよね」
真希が啓之に聞こえないように小声で、
前「兄貴に会うためにね」
前「めでたい男やわ」
困惑した表情をする、まりこ。
ま「…」
啓之がまりこに、
啓「急に言って、ビックリしたかな」
啓「返事、ゆっくりでええから」
その場の空気に耐えられなくなったか、啓之が舞台下手に消えていった。
前「面白くなってきたわね!」
徹「真希ちゃん!」
⑶
まりこが徹郎に対し、
ま「私が徹郎さんと付き合っていること、言っていい?」
徹「いや…」
ま「何で、言ったあかんの?」
徹「俺とのことを知ったら、啓之がまた引きこもるかもしれんから…」
⑷
その時、太田が無線に出る。
太「はい、太田です!」
太「…事件?」
太「いや、こちらも事件なので、一時間待ってもらえませんか?」
太「今、面白いところなので」
太田が無線を切る。
徹「何かあったの?」
太「屋上から飛び降りたみたいで」
徹「そっちが事件やな!早よ、行け!」
太田が現場に向かった。
⒑
⑴
徹郎・真希・一憲・まりこ、四人。
徹「啓之を傷付けん、ええ方法があればなあ」
真希が手を叩く。
前「あっ、そうや!」
皆が真希に注目する。
前「散髪屋で、顔、剃ってもらおう!」
徹「美容室に行って!」
⑵
真希が案を出す。
前「まりこさんが嫌われたらいい」
前「『品がある、清潔、清楚』の逆を行くんです」
前「下品で、汚くて、淫らな女!」
ま「そんなの、嫌です」
徹「まりこちゃん、頼む!」
前「旦那さんと結婚したいんでしょ?」
ま「…分かりました」
前「前の仕事で使っていた服があるから」
と、二人で衣装合わせに行く。
⑶
啓之が戻ってくる。
啓「まりこちゃんは?」
徹「旅館に行ってるわ」
旅館に入ろうとする啓之を徹郎と一憲が止める。
徹「あれから、8年経っているから、まりこちゃんの性格も変わったかもな」
啓「そんなことないって!」
啓「もしかして、俺とまりこちゃんのことをひがんでいるんか!?」
徹郎が啓之にほうきを渡し、
徹「跨ってみろ」
啓「いや、俺は魔法使いちゃうから!」
徹「(着替えの)時間稼ぎや!(苦笑)」
⑷
前「準備ができましたー!」
先ず、真希が現れ、
後から、SMのボンテージ服を来て、ハイヒールを履き、
鞭を持った、まりこが現れる。
⑴
徹郎・真希・一憲・まりこ、四人。
徹「啓之を傷付けん、ええ方法があればなあ」
真希が手を叩く。
前「あっ、そうや!」
皆が真希に注目する。
前「散髪屋で、顔、剃ってもらおう!」
徹「美容室に行って!」
⑵
真希が案を出す。
前「まりこさんが嫌われたらいい」
前「『品がある、清潔、清楚』の逆を行くんです」
前「下品で、汚くて、淫らな女!」
ま「そんなの、嫌です」
徹「まりこちゃん、頼む!」
前「旦那さんと結婚したいんでしょ?」
ま「…分かりました」
前「前の仕事で使っていた服があるから」
と、二人で衣装合わせに行く。
⑶
啓之が戻ってくる。
啓「まりこちゃんは?」
徹「旅館に行ってるわ」
旅館に入ろうとする啓之を徹郎と一憲が止める。
徹「あれから、8年経っているから、まりこちゃんの性格も変わったかもな」
啓「そんなことないって!」
啓「もしかして、俺とまりこちゃんのことをひがんでいるんか!?」
徹郎が啓之にほうきを渡し、
徹「跨ってみろ」
啓「いや、俺は魔法使いちゃうから!」
徹「(着替えの)時間稼ぎや!(苦笑)」
⑷
前「準備ができましたー!」
先ず、真希が現れ、
後から、SMのボンテージ服を来て、ハイヒールを履き、
鞭を持った、まりこが現れる。
地肌は、所々、口紅で汚しているように見える。
徹「SMーっ!?」
まりこが慣れていない感じで、可愛らしく、
ま「醜いブタ野郎!」
ま「女王様とお呼び!」
前「違うわ!鞭はこう持って!」
前「醜いブタ野郎っ!!」
前「女王様とお呼びっ!!」
真希の指導が始まる。
徹「…真希ちゃん、前、何の仕事してたの?」
一憲か真希に対し、
一「女王様!一発ください!」
真希が鞭で一憲を打つ。
一「もっとっ!」
真希が鞭で一憲を打つ。
一「もっとっ!もっとーっ!!」
真希が鞭で一憲を打つ。
当たりどころが悪かったようで、顔をしかめる、一憲。
一「足の親指は勘弁して」
⑸
徹郎が啓之の反応を伺う。
啓「何で俺の趣味を知ってんの!?」
啓「女王様、最高っ!!」
啓「興奮してきたーっ!!!」
と、叫びながら、旅館に消える、啓之。
一「さすが、ワシの息子や」
徹「言うてる場合か!」
啓之にまりこを嫌わせるはずが、
思わぬ展開になってしまう。
まりこが慣れていない感じで、可愛らしく、
ま「醜いブタ野郎!」
ま「女王様とお呼び!」
前「違うわ!鞭はこう持って!」
前「醜いブタ野郎っ!!」
前「女王様とお呼びっ!!」
真希の指導が始まる。
徹「…真希ちゃん、前、何の仕事してたの?」
一憲か真希に対し、
一「女王様!一発ください!」
真希が鞭で一憲を打つ。
一「もっとっ!」
真希が鞭で一憲を打つ。
一「もっとっ!もっとーっ!!」
真希が鞭で一憲を打つ。
当たりどころが悪かったようで、顔をしかめる、一憲。
一「足の親指は勘弁して」
⑸
徹郎が啓之の反応を伺う。
啓「何で俺の趣味を知ってんの!?」
啓「女王様、最高っ!!」
啓「興奮してきたーっ!!!」
と、叫びながら、旅館に消える、啓之。
一「さすが、ワシの息子や」
徹「言うてる場合か!」
啓之にまりこを嫌わせるはずが、
思わぬ展開になってしまう。
その6に続く