ロビーには、信濃・令・まりこ・敬介、四人。

 

そこに、
『喧嘩上等』・『総長』と書かれた、赤色の暴走族の服を着た、
珠代(島田珠代)が現れる。

珠代はバイクのエンジンを噴かす真似をする。
信「何、してるんですか?(苦笑)」
珠「俺、バイクに乗ってんだよ!」
信「バイクはどこに?(苦笑)」
珠「エアだよ、エア!エアバイクだよ!
アセアセ

 

無理をして暴走族の役をしているような、珠代の慣れない口調。

珠代が喋るたび、笑いが起こる笑い泣き

 

信「なんか、気持ち悪い人やなタラー
珠「『気持ち悪い』って言ったな…」
珠代が信濃に近付き、
珠「好き~
チュー


珠「二人っきりね」
信「どこがや!」

新人の三人が消え、珠代のショータイムの時間に。

今日は信濃のツッコミが弱いようで、ストレスを溜める、珠代。
珠「もう、壁の時間でいい!
えー笑い泣き
信「今日は壁がどこにも無いんですけど…」
珠「俺、今日、壁に当たれねえのか?
キョロキョロアセアセ
珠「西梅田まで来たんだぜ?梅田の西だぜ?」

珠「こっちで用意したやつで行くわ
ニヤリ
と、(最近よく見かける)金色の壁が登場する。
信「こんなん、よう持ってきましたね。(苦笑)」
珠「阪急で持ってきた
口笛

壁にぶつかり、
珠「男なんてシャボン玉~!」
珠「以上、ウェルカムショータイムでしたー!
ウインクキラキラ

(観客の拍手)

レ「終わりました?」
と、新人の三人が現れる。


珠「こんなことやってる場合じゃねえんだよ!」
信「あなたが一人でやったんです。(苦笑)」
笑い泣き

珠「あたいはね、」
珠「スーパー・ミッドナイト・ハイウェイスター・エンジェル・エンペラーズの
アセアセ、」
珠「島田珠代ってんだい!」

 

信「えっ?もう一回、言ってもらえますか?ニヤリ

珠「あたいは、」
珠「スーパー・ミッドナイト・スぺシャ…
アセアセ笑い泣き
珠「覚えるの大変なんだよ!」 笑い泣き

珠「一回一回、気合い入れないといけないんだぜ!(苦笑)」 笑い泣き

 

信「もう一回だけ、お願いしますニヤリ

珠「あては…アセアセ笑い泣き
信「酒のつまみ?酒、呑んでるんですか?ニヤリ笑い泣き


珠「まりこに用があんだよ!
アセアセ
信「えっ?
キョロキョロ
信「森田。お前、この人と関係あるの?」
森「実はグレていた時代があって、暴走族に入っていたんです
ショボーン

 

森「昔は手の付けられないワルで、悪いことは全部やってきました」
信「どんなことを?」
森「落書き、摘み食い、授業中の居眠り…
口笛笑い泣き
信「どれも、大したことないな!(苦笑)」

まりこが珠代に対し、
ま「私、もう、スーパー・ミッドナイト、デンジャラス…えー、をやめたの!
アセアセ笑い泣き
珠「何言ってんだ、まりこ!プンプン
珠「戻って来い!スーパー・ミッドナイト…シャッフル、ウィークデー、に!
アセアセ笑い泣き
ま「嫌です!」
ま「私は戻らないわ!スーパー・ミドルウェイト…
アセアセ笑い泣き
珠「あんたの負けー!ニヤリ

信「どっちも負けや!
タラー

珠代はまだまりこを諦められず、
珠「あのダンス、忘れたのか!?」
と、Tバックダンスで、まり子の暴走族魂を呼び起こそうとする。

珠代は、なかなか帰らず、

ホテルの業務の妨げになっている。


その時、高井が奥から現れる。

高井を見た令が信濃に対し、
レ「まずいですよ!
アセアセ
レ「また、高井が解決したら、ますます向こうの株が上がります!」

レ「こんなの、どうですか?」
レ「信濃さんと僕で解決する方法を考える、っていうのは?
口笛
信「それを今してるんや!
タラー

レ「あっ、違いました
アセアセ
レ「信濃さんが珠代に言うんです」
レ『まりこを連れて行かせるけにはいかない!』
レ『代わりに、気が済むまで俺を殴っていいから!』
レ「…と。従業員思いの信濃さんの姿を見た社長は、信濃さんを評価するはずです!」

信「ええ案やな!」
信「早速、実行するわ!」

信濃が珠代に対し
信「まりこを連れて行かせるけにはいかない!」
信「代わりに、気が済むまで俺を殴っていいから!」
珠「分かった。思う存分、殴ってやるよ!」
と信濃を何度も殴る、珠代。
信濃は倒れる。

珠代はまりこの腕を掴み、無理矢理、連れていこうとする。
珠「行くぞ!
プンプン


高井が珠代に対し、
高「待ちなさい!
プンプン

珠代が止まり、高井の方を見る。
高「従業員を連れて行かせるけにはいかない!
キラキラ
高「代わりに、気が済むまで俺を殴っていいから!
キラキラ
珠「あんたの男気に免じて、まりこのことは許してやんよ!
照れ

信「対応、違いすぎへん?(苦笑)」


♪明日 今日よりも 好きになれる~
と、GReeeen『キセキ』が流れる。

珠代がまりこに対し、
珠「まりこ!おめえを守ってくれる上司がいて、良かったな!
照れ
珠「あたいもこんな上司が居たら、こんな顔になることもなかったかもな」
笑い泣き

信「顔、関係ないと思うけど。(苦笑)」

まりこが入り口に居る珠代に駆け寄り、礼する。
森「総長!ありがとうございましたっ!!
おねがい

珠代が去って行った。


中條と安尾が現れる。
中「素晴らしい!
照れ
中「高井君。一部始終を見させてもらったよ」
中「君はホテルマンの鑑だ!」

中「それに比べ、信濃君。君は何をやっているんだね!
プンプン
信「僕が先に同じことしたんですけどね…
アセアセ
中「言い訳は聞きたくない!
プンプン

中「高井君、勤務中だが、一杯どうかね?
ウインク
高「喜んで!」
中「何か飲みたいものはあるかね?」
高「『グリーンラベル』、お願いします!
おねがい笑い泣き

信「もう、それしかないわな!(苦笑)」 笑い泣き

中條・高井が応接室に消えた。


安尾が高井に対し、
安「信濃君も呑みたいのか?
ウインク
信「はい!
おねがい
安「勤務中やぞっ!!
えー

安尾は怒って、応接室に向かった。

信「高井の時と、対応に差がありすぎへん?
タラー

 

 

その5に続く