舞台は、『森の小道』。

ロミオ・チクビー・ギターが結婚式から帰宅中。
裕「楽しかったなあ」
松「ロミオ、おめでとう」
裕「今日は、初夜やなウインク
ロ「照れ臭いわ~♪」


そこに、キャピュレット家のハオリー・シミー・ベッピーが現れる。
裕「…また、面倒なんが来たでえー

ロミオの結婚の噂は既に広まりつつあるようで、
ハオリーがロミオに対して、
ハ「ロミオ、結婚したって、ほんまなん?」
ロ「ほんまや!ニヤリ
ロ「ハオリーより、何十倍、何百倍、ええ女性や!ニヤリ
ハ「酷い!ショボーン…酷い顔!ニヤリ
ロ「…そっち?」


チクビーとシミーが一触即発の状態になる。
啓「俺のハオリーに酷いこと、言いやがって!プンプン
裕「やるんか!ムキー
啓「やったろうやないか!ムキー

もみ合いの中で、シミーが棒を持ち、
チクビーの上着を脱がせる。
が、それ以上は、何もしない。
裕「ドリル、せんのかい!アセアセ


ギターがハオリー達を追い返す。
松「今日はめでたい日なんやから、お前ら、向こう、行け!」
その時、ギターの手がベッピーの胸に触れてしまう。
今「ピュッ」
松「…?」

結局、『ピュッピュルッピュッドン』まで終える、ベッピー。
ロ「皆、ドリルを待ってるのに、よう、『ピュッ』、出来たな。(苦笑)」
今「勇気を買ってください!アセアセ

観客の拍手拍手拍手拍手


ロミオがハオリー達にお願いする。
ロ「今日だけは、幸せな気分で居させてくれ。頼む!お願い
啓「そうはいかんな!ニヤリ
ロ「どうしても、あかんか。…なら、こうするしかない!」
ロミオは短剣を取り出す。


ロミオとシミーが一定距離で向き合う、緊迫の時間。
啓「…分かったアセアセ
啓「短剣を置け。そしたら、俺らも棒を置いて帰るから」
ロ「ほんまやな?」

ロミオが短剣を置くと、シミーがその短剣を奪う。
啓「アホやなニヤリ


啓「この短剣でやったらあ!ムキー
今「シミー、ちょっと待った!」
今「俺がやる!」
啓「いや、俺がやる!」
今「なんでや、俺にやらせろ!」

シミーとベッピーで短剣の奪い合いになる。
そして、奪い合いの中で、誤ってシミーがベッピーを刺してしまう。 笑い泣き

生き絶える、ベッピー。
啓「ベッピー!ベッピーッ!びっくりガーン
啓「くそー!お前らのせいで!ムキー
ロ「いや、お前らのせいや!タラー


シミーが短剣でロミオに襲いかかる。
しかし、シミーは手前の小石で躓いてしまい、
倒れた際に、短剣が自分に刺さってしまう。 笑い泣き
ロ「アホはどっちや!タラー

シミーは生き絶えた。
ロ「死に方、おかしいやん!タラー

暗転。

 


<シェイクスピアの時間> ④

なぜか、ブータも居る。

編集者バターがブータに対して、
川「なんで、お前がおるねん?」
藍「いよいよ、おもろなってきたな!ニヤリ


シェイクスピアの描写に疑問を持つ、バター。
川「死に方、おかしくないですか?」
す「そう?」

す「ここからは凄いよ…永久追放!」
藍「えー、永久脱毛!?」
川「永久追放や!タラー
藍「楽しみやな~!誰が脱毛すんねやろ?口笛
川「話、聞けや!タラー

 



舞台は、『街の広場』。


モロミ太守・ジュリエット・キャピュレット夫人、3人の場面。

諸「ロミオは約束を破り、揉め事を起こしました」
諸「一命は取り留めたとは言え、刃物で人を襲いました」
諸「よって、永久追放に処すことになりました」

ジ「そんな…」
珠「あんな野蛮な男は、この街から追い出して正解よ!プンプン
珠「あなたに相応しいのは、誠実な、この方よ!」

キャピュレット夫人に呼ばれ、ジミー伯爵が現れる。


ジュリエットはジミー伯爵に背を向ける。
ジ「嫌よショボーン
清「照れなくていいニヤリ

ジミー伯爵は、人差し指を天に掲げ、
清「私はいずれ、この国の長になる男ですニヤリ

ジ「…いずれ?」
ジ「あなたは、『絶対長になりたいんや!!』というイベントをずっと続けていますね?」
ジ「『長になりたい、長になりたい』って、ずっと言ってますね?」
ジ「…でも、あなたは長にはなれない運命ニヤリ

清「何がいいたいんや?アセアセ
ジ「座長にはなれないんですニヤリ
清「その話はやめろ!アセアセ

珠「ジミー伯爵…小刻みに震えないで!ニヤリ笑い泣き


ジュリエットの話は続く。
ジ「それに、子供のことを考えると、地味な顔の子供になるのは可哀想ですショボーン
珠「確かに!」
清「流石に言い過ぎでしょ!タラー
珠「すみません」

珠「ジュリエット!そんなことを言う子は勘当です!プンプン
ジ「今まで、お世話になりましたショボーン
ジュリエットが去っていった。


キャピュレット夫人はジミー伯爵に対して、
珠「もう、ジュリエットのことは良いじゃない!」

キャピュレット夫人が、ジミー伯爵にもたれ掛かり、
珠「時間よ、止まれ!おねがい

暗転。

 


<シェイクスピアの時間> ⑤

シェイクスピアは『すち子のおかっぱとメガネ』を着けている。

編集者バターがシェイクスピアを見て、
川「先生、雰囲気変わってません?」
す「気分転換です!」


川「それより、物語の続きは?」
す「続き、要る?ニヤリ
す「これで終わりで良くない?ニヤリ
川「いや、要りますタラー

シェイクスピアは少し考え、
す「よっしゃ、出来た!」
す「…ドクがデロリアンに乗って現れるニヤリ
川「作品、変わってますやん!タラー

 

 

その7に続く