「GT-R for Track pack」とアウディ「R8 V10プラス」を徹底比較したら意外な結果に！
米自動車業界誌『Motor Trend』の人気企画「Head 2 Head」が、今度は新型アウディ「R8 V10プラス」と、日産「GT-R Pure Edition」の「For Track Pack」を徹底比較した。
真っ赤に輝く2台の4WDスーパーカーは、R8がV型10気筒ミッドシップエンジンで最高出力550hpであるのに対し、GT-RがV型6気筒ツインターボエンジンで最高出力545hpを発揮。
両者はパワーこそほぼ同等だが、その特徴は大いに異なる。
2台はまず、レーシングドライバーのランディ・ポブストによる運転で米カリフォルニア州のウィロースプリングス・レースウェイのロードコースでタイムを競った後、戦いの場を山道へと移した。
片方がトラックで優勢だったかと思えば、山道ではもう片方がしっかり借りを返している。どちらがどう勝利したのか、驚きの結果はぜひビデオを見てチェックして欲しい。
http://www.youtube.com/watch?v=noEZL3hWk5o&feature=player_embedded
世界に誇れる１台日産GT-Rは世界のスーパーカーと肩を並べられる車だ。
audi R8は5000ｃｃのユニットを搭載し2500万円を超えるスーパーカー、日産 GT-Rは3800ｃｃのユニットを搭載し900万円で購入が可能。
3倍近い価格差があるマシンで比較している。
しかし、動画を見る限り性能差はほとんどないと言ってよい。
性能の高い車は一般的な思考だと、「速い」という認識である。
もちろん「速い」のだが、速さを追求すると走行安定性やブレーキ特性などの性能も向上させる必要がある。
つまり、高速で走れる車は安全性も高いのである。
モータージャーナリスト 高塚豊
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発行人：高塚豊（１ばりき代表・モータージャーナリスト）
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