借用書の落とし穴 | 人に言えないお金の相談・解決【有限会社ASマネジメント】

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先日、このブログを通じてご相談を頂いた

鹿児島のYさん

と、御電話でできる限りのアドバイスをさせて頂きました。


その際、

「相手から、借用書を取っている」

とのことでしたが、その内容が

「月々5000円ずつ払うと書いてあるだけで、総額は記入されていない」

と言うことでしたので、

「それでは借用書の効力はない」

ことをお話しさせて頂きました。


よく考えてみてください。

毎月5000円ずつ払うって、いつまで払うんでしょうか?

現に

「260万円貸し付けていて、金利は年利15%」

です。

であれば、月々5000円と言うことは死ぬまで払い続けてもらわなければならない上に、そこまでさせても

「完済されない」

訳です。


と言うより、月々5000円では利子にも足りない訳で、結局、鹿児島のYさんの債務は

「減るどころか増えている」

訳です。


ですから、それは本来

「借用書」

と認められる訳もなく、また債務者にしても、

「脅されて、その場しのぎで無理矢理書かされた」

と言われればなおさらです。


そう言った注意点を踏まえ、

「借用書の注意点」

をアドバイスさせて頂きました。

それ以外では、本人の現住所は把握できたものの、先行きが危ないので、

「債務者の実家」

を調べることには成功しておりますので、後は

「どう外堀を固めて行くか」

だと思います。


今後の進展については、また報告させて頂きたいと思いますが、

「しっかりとした借用書」

でないと、相手に逃げ道を与えてしまうことになることを覚えておいて下さい。


相手は明らかに払う意思が無いような人間でしたら尚更です。


ASマネジメント






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