リスティング広告のパフォーマンス低下
どうも真井です。
ちょうどリスティング広告に関する良い質問がありましたので、こちらでも紹介したいと思います。
その方にお伝えしたことをそのまま記載するのはプライバシーの問題が出てくるので、一部だけ抜粋します。
ご相談者の方によると、ある時期から急激にGoogle AdWordsのディスプレイネットワークのパフォーマンスが低下したとのこと。
もちろんここで記載する内容に当てはまるかどうかは人によります。
アカウント自体を見てヒアリングしないと正確な回答はできませんので、その点は考慮して参考にしてもらえたらと思います。
今回は多分まだリスティング広告をやってない方にはさっぱりな話になってしまったような…。
でも、リスティング広告の場合、こんな感じでデータを見て改善をしていくこともできるということは伝わったんじゃないかと思います。
それではでは。
ちょうどリスティング広告に関する良い質問がありましたので、こちらでも紹介したいと思います。
その方にお伝えしたことをそのまま記載するのはプライバシーの問題が出てくるので、一部だけ抜粋します。
ご相談者の方によると、ある時期から急激にGoogle AdWordsのディスプレイネットワークのパフォーマンスが低下したとのこと。
Google AdWords
Googleが提供するリスティング広告サービス
ディスプレイネットワーク
検索結果に表示される広告ではなく、ブログやニュースサイト等の広告枠に掲載される広告
Googleが提供するリスティング広告サービス
ディスプレイネットワーク
検索結果に表示される広告ではなく、ブログやニュースサイト等の広告枠に掲載される広告
もちろんここで記載する内容に当てはまるかどうかは人によります。
アカウント自体を見てヒアリングしないと正確な回答はできませんので、その点は考慮して参考にしてもらえたらと思います。
表示先URLが変わった
今まで一番パフォーマンスの良かった表示先がライバルの増加やライバルの単価増加、更には手動プレースメントでの独占等によって表示されなくなるということです。
「1つの表示先だけで全体のパフォーマンスがそれほど落ちるものか?」
と思われる方も多いですが、パレートの法則ではないですが、実際に良いパフォーマンスを生む表示先は全体の2割程度というのが通常です。
また、表示先サイトがアドセンスタグを外してしまった等、表示先自体が無くなるということもありえます。
広告ランクの低下
ある広告グループやキャンペーンだけでなく、どの広告グループやキャンペーンでもパフォーマンスが低下しているのであれば、これが原因の可能性はあります。
誤解のないように補足しておきますと、「全体のパフォーマンス低下」とは違います。
全体的にパフォーマンスが悪くなっているのは、1で説明したように、大きな力を持った広告グループやキャンペーンのパフォーマンスが悪くなることによって、全体のパフォーマンスが悪くなっているように見えているだけです。
ここで話ししているのはそういう意味ではなく、Aという広告グループでもパフォーマンスが低下しているし、Bという広告グループでもパフォーマンスが低下しているし、Cという広告グループでもパフォーマンスが低下しているという意味になります。
この場合は、明らかに全体に何かしらの原因が発生しているので、全体的な広告ランクの低下しているということが考えられます。
もっとも有力なのはLP:ランディングページ(リンク先)の広告品質の低下。
ディスプレイネットワークでは検索と異なり、品質スコアを管理画面で確認することはできませんが、LPの品質がパフォーマンスに与える影響は大きいです。
(特に減点の場合)
つまり、LPが何かしらのマイナス評価を受け、全体的な品質スコアが低下し、結果広告ランクが下がることによって、今まで良いパフォーマンスだった掲載先に掲載されなくなったことが考えられます。
逆に言えば、他広告グループのパフォーマンスは全く変わってないのに、特定の広告グループのパフォーマンスだけ下がったということはLPが原因ではない可能性が高いということになります。
季節による変動
季節によるパフォーマンスの変動というのも十分ありえます。
パフォーマンスの判断が正確かどうか
これは多くの方が間違いやすい点ではあるのですが、正確な統計データは相当なサンプル数が必要になります。
毎月のCV数(成約数)が数十しかない場合は、データの変動というのは決して珍しいことではありません。
もちろんそれにともなってCPA(顧客獲得単価)も変動します。
自然なCVR(成約率)の低下
リスティング広告に限りませんが、一般的に広告は表示させればさせるほどパフォーマンスは低下していくことが多いです。
属性を拡張させればその分CV数は増えますが、CPAは増えていくというのが通常。
(良い配信先が見つかれば逆に向上する場合もあります)
また、同じ広告を何回も見られることがありますので、間接効果が良いように働いていない限りはパフォーマンスが下がって適正値に落ち着いていくことも珍しくないです。
今まで一番パフォーマンスの良かった表示先がライバルの増加やライバルの単価増加、更には手動プレースメントでの独占等によって表示されなくなるということです。
「1つの表示先だけで全体のパフォーマンスがそれほど落ちるものか?」
と思われる方も多いですが、パレートの法則ではないですが、実際に良いパフォーマンスを生む表示先は全体の2割程度というのが通常です。
また、表示先サイトがアドセンスタグを外してしまった等、表示先自体が無くなるということもありえます。
広告ランクの低下
ある広告グループやキャンペーンだけでなく、どの広告グループやキャンペーンでもパフォーマンスが低下しているのであれば、これが原因の可能性はあります。
誤解のないように補足しておきますと、「全体のパフォーマンス低下」とは違います。
全体的にパフォーマンスが悪くなっているのは、1で説明したように、大きな力を持った広告グループやキャンペーンのパフォーマンスが悪くなることによって、全体のパフォーマンスが悪くなっているように見えているだけです。
ここで話ししているのはそういう意味ではなく、Aという広告グループでもパフォーマンスが低下しているし、Bという広告グループでもパフォーマンスが低下しているし、Cという広告グループでもパフォーマンスが低下しているという意味になります。
この場合は、明らかに全体に何かしらの原因が発生しているので、全体的な広告ランクの低下しているということが考えられます。
もっとも有力なのはLP:ランディングページ(リンク先)の広告品質の低下。
ディスプレイネットワークでは検索と異なり、品質スコアを管理画面で確認することはできませんが、LPの品質がパフォーマンスに与える影響は大きいです。
(特に減点の場合)
つまり、LPが何かしらのマイナス評価を受け、全体的な品質スコアが低下し、結果広告ランクが下がることによって、今まで良いパフォーマンスだった掲載先に掲載されなくなったことが考えられます。
逆に言えば、他広告グループのパフォーマンスは全く変わってないのに、特定の広告グループのパフォーマンスだけ下がったということはLPが原因ではない可能性が高いということになります。
季節による変動
季節によるパフォーマンスの変動というのも十分ありえます。
パフォーマンスの判断が正確かどうか
これは多くの方が間違いやすい点ではあるのですが、正確な統計データは相当なサンプル数が必要になります。
毎月のCV数(成約数)が数十しかない場合は、データの変動というのは決して珍しいことではありません。
もちろんそれにともなってCPA(顧客獲得単価)も変動します。
自然なCVR(成約率)の低下
リスティング広告に限りませんが、一般的に広告は表示させればさせるほどパフォーマンスは低下していくことが多いです。
属性を拡張させればその分CV数は増えますが、CPAは増えていくというのが通常。
(良い配信先が見つかれば逆に向上する場合もあります)
また、同じ広告を何回も見られることがありますので、間接効果が良いように働いていない限りはパフォーマンスが下がって適正値に落ち着いていくことも珍しくないです。
今回は多分まだリスティング広告をやってない方にはさっぱりな話になってしまったような…。
でも、リスティング広告の場合、こんな感じでデータを見て改善をしていくこともできるということは伝わったんじゃないかと思います。
それではでは。