ヴァン・ヘイレン (Van Halen)

米国カリフォルニア州パサディナ出身のハードロック・バンド
パサディナは、ロサンゼルス市の隣なので、地元って感じですね!
但し、、中心メンバーのエディとアレックスのヴァン・ヘーレン兄弟は、
オランダ生まれで、のちに一家で移住することになったそうです

1978年デビュー、デビュー曲は、キンクスのカバーの
「You realy got me」



同年、デビューアルバムがいきなりプラチナディスクの快挙
その後、Oh, Pretty Woman、Jumpなどのヒット曲を重ね、
大成功をおさめました
その後、ヴォーカルの変更がいろいろとありながらも、順調に
バンド活動を続けていましたが、エディーの病気もあって、2006年頃から
実質的にバンドは休止状態。 但し、2007年には、ヴォーカルの
オリジナル・メンバーのデビッド・リー・ロスが復帰し、再結成を果たし
現在に至っています

このヴァン・ヘイレン、現在、全米ツアー中
LAダウンタウンのステイプル・センターでコンサートがあったので、
6月9日(土)に聴きに行って来ました


当日は、アイスホッケーNHLのLAキングスが全米優勝に王手をかけていたので
ステイプル・センター入り口に、大看板が出てました
(6月11日にチャンピオンになりました!イェーイ!)

前座の演奏が終わって、9時頃から、
ヴァン・ヘイレンの演奏開始!


いゃー、素晴らしかったです!


現在のメンバーは以下の4人

エドワード・ヴァン・ヘイレン (ギター、キイボード、コーラス) 
 Edward Van Halen - Guitars, Keyboards & Chorus



アレックス・ヴァン・ヘイレン (ドラムス、コーラス)
 Alex Van Halen - Drums & Chorus



ヴォルフガング・ヴァン・ヘイレン (ベース、コーラス) 【右】
 Wolfgang Van Halen - Bass & Chorus(2006-)
 彼はエディーの息子、親子共演です!
 ビッグネームのバンドが、現役の時代に、親子でメンバーというのは
 かなり珍しいと思います



デイヴィッド・リー・ロス (ヴォーカル)
 David Lee Roth - Lead Vocals(1978-1985、1996、2007-)



エディーとアレックスのヴァン・ヘーレン兄弟とデビッド・リー・ロスの
3人は、オリジナルメンバーです


舞台は、後ろに巨大なディスプレイがあり、リアルタイムの演奏風景が
コンサートの中盤までモノクロ(後半はカラー)で投影されていて、面白い効果を上げてました


このディスプレイのすごいところは、非常によく調整されている所!
リアルタイムのカメラが舞台を撮影して投影される際に、当然、
そのディスプレイも映すことになり、それがまた投影され、
一種の鏡絵のようになります
その場合、ディスプレイに映された「ディスプレイ」部分が
段々に明るくなったり、暗くなったりすることが普通ですが、
このディスプレイの場合は、明るさがぴったり合っていて、
それがよりリアルさを増していると感じました!



スクリーンの上の照明は本物なので、まるでバンドメンバーが
巨大化してパフォーマンスしているような錯覚を覚えました!  




エディー・ヴァン・ヘーレンは、ギター・キッズのヒーローの一人、
右手指でフレットにハンマリング(&ピッキング)しながら弾く「ライトハンド奏法」を
確立させたことで有名
ギターソロでは、テクニックを駆使した素晴らしい演奏を披露してました 


巨大スクリーンに彼の手元がアップで映写されて、
会場の元ギターキッズたちは、そのテクニックを凝視することになりました
上の画像、左下のエディーが本物、映像の手と較べると拡大率のすごさが分かるでしょ!

それ以外でも、この舞台効果を駆使した
ステージが繰り広げられました

ドラム・ソロ


ビヨーーン!


紙吹雪も、ディスプレイにも映されるので、倍増!


11時少し過ぎ、およそ2時間10分のコンサートが終了
MCも少なく、ほとんど演奏時間だったためか
時間以上に、たっぷりやってくれた感がありました


当日のセットリストは、以下の通り

Van Halen Setlist at Staples Center, Los Angeles, CA, USA
Date,   06/09/2012
Venue,  Staples Center, Los Angeles, CA, USA
Tour, A Different Kind of Truth Tour

1. Unchained
2. Runnin' With the Devil
3. She's the Woman
4. Romeo Delight
5. Tattoo
6. Everybody Wants Some!!
7. Somebody Get Me a Doctor
8. China Town
9. Hear About It Later
10. Oh, Pretty Woman (Roy Orbison cover)
11. Drum Solo
12. You Really Got Me (The Kinks cover)
13. The Trouble with Never
14. Dance the Night Away 
15. I'll Wait
16. And the Cradle Will Rock… 
17. Hot for Teacher
18. Women In Love
19. Beautiful Girls
20. Ice Cream Man (John Brim cover)
21. Panama
22. Eruption / Guitar Solo
23. Ain't Talkin' 'Bout Love
24. Jump


当日も最後に演奏した彼らの大ヒット曲の「ジャンプ(Jump)」
当時の映像でどうぞ!





家についたのが12時30分頃
次の日、朝4時半起きで出張だというのに、
自分でもよくやるなぁって思いましたが、
行って良かったです!満足!

このツアーは、来年まで続くものですが、エディーの病気が
再発し治療もあって、30公演が延期されています

当面の予定は数公演ですが、その後、治療に専念して
是非また、素晴らしい演奏を聞かせてほしいです



ところで、前座バンド、何とKool and the Gang
自分としては、ディスコ世代で懐しく面白かったですが
ちょっと、Van Halenとは、音楽の分野が違いするぎるんじゃ?

一応、セットリストあげておきます

Kool & The Gang at Staples Center, Los Angeles, CA, USA (06/09/2012)
 1. Fresh
 2. Tonight
 3. Emergency
 4. Misled
 5. Too Hot
 6. Hollywood Swingin'
 7. Jungle Boogie
 8. Ladies' Night
 9.  Get Down On It 
 10.  Celebration

特に、9,10 懐かしい!

ペタしてね

コンサート映像は、自分で撮影したものです
このコンサートでは、撮影禁止ではありませんでしたが
問題のある場合には、直ちに削除します