待ちに待ったLVA手術
前回11月に受診した時よりも上腕0.5~0.7センチほどまた成長しています。
このままいくと半袖になるまでには
見るも無残な姿になっているのではと焦ります。
上腕左右差、7センチ強
3月13日~15日
前日検査、手術、術後検査という日程で2泊3日の入院です。
術日が決まってから日程の余裕があるので
LVAの手術した人のブログはないか・・とか、
リンパ浮腫の記事はないかとか探してみましたが
そう多くはないんですよね。
乳がんでリンパ浮腫になる人はそもそも2割くらいらしい。
今年に入ってから、限度額適用証明書を社会保険事務所に申請したり、
生命保険で手術金給付申請の用紙を取り寄せたり、
入院3日前に病院に提出書類の記入、2日前に持ち物の荷物詰め
などして万全で臨みました
入院当日
11時に受付、手続きをして12時近くに病棟へ
私は脳外科の4人部屋に一人形成外科からの入院らしい
この日は確か検査があるはずと思っていたのに、
何もなし。
先生の回診もなし。薬剤師さんが来たくらい。
ひまぁ~~~~~~
看護師さんに尋ねると
どうやら緊急オペが入ったらしい。
手術当日
ICG検査(造影剤)でマーキングは当日でもできるのかな?と不安な中
緊急オペで9時半の予定が終わり次第になります・・・
いやそれは昨日の話、やはり予定通り9時半、
いやいや、12時になりました・・・いやいやいや13時になりましたと
二転三転
術前は満腹はいけないらしく
結局朝も昼も食事は半分だけ食べることに
病院食
器がやっぱりプラスチック的なのが味気ないですよね~
入院すると食事だけが楽しみになるので、
テンション落ちました。
それでも上げ膳据え膳、ありがたくいただきます。
朝の時点で、検査をしながら手術に入るということがわかり
その辺は前日じゃなくても大丈夫なんだとホッとします。
オペ室に行くと、眠そうな看護師さんがICG液を入れるため
針を左右の手合計6か所くらいさします。
チクチクと痛みます。
小声でねむ~い…的な声がし、とりあえず顔洗って、歯を磨いておいでと
仲間に言われ、
ん?もしかして徹夜?昨日の緊急オペがずっと続いてたの?
へ?私の手術大丈夫?顕微鏡下での手術で技術が必要よね?
色んなことが渦巻きますが、主治医は割と元気そう。
麻酔の注射がチョー痛いです
検査中、先生がいいねいいね、いいリンパが見つかったよ、
手遅れになるとリンパ腺がつぶれちゃってるからね~
いい時に手術できたね・・・とこの言葉にほっとしました。
途中ん?ん?という言葉。
え?何?と不安
あ。これか・・・にきっとリンパ管を見失った?と思いつつ
局所麻酔はいいような悪いような…
リンパ管と静脈をつないでいる時間は1時間11分だったのですが、
その他に何をしているのか見えないけれど、(研修医に見せてるのかな?)
3時間、左手は抗生剤の点滴&酸素計
右手は手術、仰向けに左右手を拘束されて身動きできず
結構つらかったです。
術後翌日
2か所の吻合痕です。
リンパが通ってるところ
爪の黒いのはこちらが手術の手ですよのマーク。
他の方のブログを見たらもっとマーキングがあって、この病院は
簡素だわ・・・と思っていたら、外来でまたいっぱいマーキングされた~
たぶん研究材料として写真に残しておくためだと思うのですが
ここにリンパが走っていて、漏れている部分がここですと
水性ペンで腕から脇の下から肩から線や矢印
いっぱい書かれました。
その外来で聞きました。
私の前はやはり徹夜で朝9時までの緊急オペだったらしい。
先生方はクライマーズハイの状況で私の手術だったみたい。
大変だなぁ~
手術を受けるほうも怖いけど、先生や看護師さんたちは
予約を取り消すこともできないから、時間をずらすくらいで
とにかく予約日に何とかしなくちゃいけませんもんね~~
本当にご苦労様でございます。
弾性ストッキングを買い、診断書の手続きをし、
お会計はまだ金額が出ていなくて、次回の診察日に
支払うという確約書を書き、退院です。
一生続くリンパ浮腫
でも、手術をし、圧迫し、検査し、必要とあらばまた手術をし
完治に近づけるということで、今度は放射線肺炎の離脱から
リンパ浮腫の離脱へと頑張ります。
術後2日目、肘上5センチ、肘下5センチのところが
ともに1センチほど細くなりました。