LIONS HEART&STEVE GRIMMETT

今日ご紹介するのは・・・


※ご注意：このアルバムは既に廃盤になっているため中古品でしか手に入りません。

ある時、彗星の如く表れマイナーロック史上に燦然と輝く最高のアルバムを残し塵と消え失せた知る人ぞ知る伝説の（幻の）正統派ブリティッシュハードロックバンドLIONS HEART！！彼らのアルバムの中でも最高傑作の呼び声高いセルフタイトルアルバムを今日はご紹介します。

このバンド、誤解を恐れずに一言で表すならば「Whitesnake」＋「イングヴェイ」。ただし、そこにはそこはかとなく漂うマイナー感・・・決してメインストリームに出ることのなかった運命を予見していたような物哀しい雰囲気などが漂っております。ヴォーカルは知る人ぞ知る「美声デブ」スティーブ・グリメット、その脇を作曲面でも貢献度大なオワーズ兄弟が固め、その他バックバンドはある意味ウマヘタ。曲調は先ほどご紹介したように叙情派メロディックスピードメタルから、なかなかに切ないバラード、はたまたブルージーなシャッフルビートまでヴァラエティに富んでおり聞くものを飽きさせません。またスティーヴのヴォーカルは明らかにデビッド・カバーディルに影響を受けており、その声のかっこよさや伸びのあるハイトーンはまず見た目からは想像不能・・・またオワーズの美麗ギターはちょいイングヴェイ系でメロディセンスは抜群（ただし録音状態がイマイチのため何を弾いているのか良く聴き取れない）。このバンドのウリはナントいっても「きっと今この瞬間地球上でLIONS HEART聞いているの俺だけじゃね！？」感や「こ、こんな素晴らしいバンドをなぜに世の中は評価しないんだ！」感などに代表されるいわゆる「掘り出し物感」を存分に味わえるところ。

それでは彼らが残した名曲郡の中でもとりわけ最高傑作の呼び声高い至高の名曲（HR/HM好きでこの曲を知らないという人は確実に損しています）Can't BelieveのPVをナナナントYou Tubeにて発見いたしましたのでご欄くださいっ！





どうですか！？
美声デブの魅力がスゴイことになっているでしょ！？（笑）

続いてご紹介するのはLIONS HEARTが塵となっても消えなかったこの美声デブがナナナントカーナビのCMに登場した際の貴重な映像をご欄ください！





この昭和の特撮ヒーローモノ感たっぷりなとことかもはや悶絶でしょ！？
いやぁ～偉大すぎるだろスティーブ・グリメット。
しかも結構曲かっこいいし（笑）
でもサビとか"GPS"とか"MP3"とか言ってるし（苦笑）