錦秋の奥日光・丸沼高原のバス旅行(1) | 魚との対話

錦秋の奥日光・丸沼高原のバス旅行(1)

「遊子の会」は、10月22日(木)~23日(金)にかけて、あわみなみ交通の貸切りバスで、25名が参加

して「錦秋の奥日光・丸沼高原のバス旅行」と題する旅に出た。


一日目 10月22日(木) 晴れ後くもり


行程


 旧館山市民センター駐車場(7時発)→アクアライン→東北自動車道・宇都宮IC→日光杉並木→

 日光甚五郎煎餅、(株)石田屋今市工場→神橋、あさやにてゆば料理の昼食→いろは坂→華厳ノ滝→

 中禅寺・立木観音→戦場ケ原→金精峠→丸沼温泉・環湖荘(16時着)


バス車中、主宰者YUさんによる日光の解説は、杉並木から日光の成り立ちへと移り、勝道上人が開き

天海僧都と徳川家が盤石にしたと語る。他にも地理や伝説に及び、おかげ様で修学旅行で訪れた懐かしい地も新たな眼で楽しむことが出来た。


神橋、あさやにてゆば料理の昼食


神橋に到着。我々はゆばレストランあさやにて、神橋を窓越しに眺めながら予約済のゆばづくしの雅の膳

を食す。


神橋

神橋 : 近くに天海僧都と板垣退助の銅像が建つ。何故板垣退助かとの問いに、YUさんは戊辰戦争の

      折、日光を戦火から守った功労者だからと答える。


いろは坂→華厳ノ滝


黄葉の連なりのいろは坂をほぼ上り切った所にある明智平は観光客の車がびっしり。ここからロープウェイに乗って3分で到着する標高1,473mの明智平展望台は、日光を代表する人気の展望スポットとか。

しかし、混雑と雲がたちこめる状況に立ち寄りを断念する。


奥日光に入り、華厳ノ滝に到着。くもり空ながら、我々は中禅寺湖から豪快に流れ落ちる様を堪能することが出来た。


華厳の滝

華厳ノ滝 : 観瀑台からの眺め。高さ97m、幅7m。

        那智の滝、袋田の滝と並ぶ日本三大名瀑の一つという。


華厳の滝

華厳ノ滝 : 黄葉の樹木越しの眺め


華厳の滝

華厳ノ滝 : 黄葉の樹木越しの眺め


中禅寺・立木観音


中禅寺湖畔にある中禅寺は、勝道上人による創建で坂東33観音霊場第18番札所。

ご本尊は、勝道上人が湖上に千手観音をご覧になり、その姿を桂の立木に彫られたことから立木観音と

称されている。また、立木は現在も根をはっているという。


我々は本堂に入り立木観音に手を合わせる。見ごたえのある観音様である。

それから、五大堂に上がるも、中禅寺湖と男体山の絶景は雲の中であった。


中禅寺の紅葉

中禅寺本堂(立木観音堂)と五大堂 : 紅葉に出合う


身代わりの瘤

中禅寺 身代わりのこぶ : 案内板には、このこぶは皆様の病気を身代わりになって出来たこぶ也、と

                  記されていた。

コ(古)ギャル達は、先日は天津神明宮(鴨川市)で先程は神橋そばで、長生きの水を飲んだばかりというのに、身体の至るところを触ってからこぶに触れる。恐ろしく長生きしそうである。!!


戦場ヶ原→金精峠


中禅寺を辞した後、やはり中禅寺湖畔で二荒山神社中宮祠を車窓から眺め、戦場ヶ原へ。

YUさんは、下野国(栃木県)の二荒神と上野国(群馬県)の赤城神が大蛇(男体山)と大ムカデ(赤城山)に化けて戦ったところ、と面白く話す。

晩秋のたたずまいの戦場ヶ原を後にして、湯ノ湖を通り過ぎると栃木と群馬の境という金精峠に到着。


丸沼温泉・環湖荘


丸沼の前に菅沼(すげぬま)なる湖が現われる。共に日光白根山の溶岩によるせき止め湖という。

我々は湖畔の売店で休憩後、宿泊先である丸沼湖畔に佇む一軒宿の丸沼温泉・環湖荘に向う。

16時に到着。辺りは早くも薄暗く晩秋の静寂に包まれていた。

早速温泉につかり、19時からの夕食に続き、22時30分までどこまでも元気なコギャル達と懇親を深めたのであった。


環湖荘

環湖荘の朝 :翌朝7時10分撮影


丸沼

朝の丸沼 : 翌朝7時10分撮影