父の膵臓ガン闘病記ときどき登山

父の膵臓ガン闘病記ときどき登山

膵臓ガンで闘病中の父の事など日々の事を書いていきます
登山とカメラが好きです 載せている写真は自分で撮ったものがほとんどですが 私が写っている写真は旦那様が撮ったものです

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10月17日 父78歳 眠るように逝きました



この約3ヶ月
いろんな事がありました
 緩和病棟は週二回 窓越し面会が出来て 必ず顔を見に行きました
PCRを自費で受けて15分だけ会える面会にも何度か行きました
私達が帰る時 涙ぐむ父の姿…
 いつも ありがとう また来てな
俺は 頭がパーになってしまったよ…
と悲しそうに呟く父……

だんだんと意思疎通が出来なくなり…
ギリギリのタイミングで 緊急事態宣言が解除され
一度 家に帰してあげられる事になり…
2泊の予定が 血痰で呼吸が出来ず 食事が ほとんど取ることができなくて…
一泊で病院に帰る事には なってしまったけれど………

家に帰って安心したかのように どんどん状態が悪くなり


その10日後…

眠るように逝きました


 コロナ禍で面会はできず
最後は霊安室での対面とは なりましたが 眠っているかのような父の顔に 悲しみよりも 楽になって良かったね。という感情が 溢れました


約7年間 膵臓癌という しぶとい敵と 真っ向から戦った父

お疲れ様でした


最後まで家に帰りたい。と泣いていた父のために 日曜から木曜まで 家で過ごし 金曜に旅立っていきました






皆さま ありがとうございました



家に一時帰宅させると決まった時
しゃべる事も ギリギリの中

 さっちゃんのおかげで家に帰れる ありがとう

という留守電


 消す事はできないけれど 

今は 聞く勇気が出ません。
聞いたら 泣いてしまうから……