ごきげんよう。全湾です。
寒波が押し寄せ急に寒さが急に増しました。皆様、お体の方はいかがでしょうか。

さて、A320ですが日本国内での代理店が決定したようですね。
まだ許可とご返答をいただいておりませんのであえて伏字にさせていただきますが、マジカル●海さんがその権利を入手したようです。
それと同時に問題になっていたY+Bボタン同時押しが解決したバージョンの販売を行っているようです。
海外のフォーラムにはバージョンが1.2まで出ており、Y+Bの問題が解決したような文言があることから、ソフトウェア上での問題だったみたいですね。
こちらは折を見て検証を行い、記載をしていきます。


そのマジカル●海さんですが、あのNEO-TEAMとの合作で独自のPMPを開発したとのことです。

NEO-TEAMといえば、画期的な企画と新企画の立案の早さで評判の老舗です。
同時に頓挫するスピードも早く多くの商品が殆どα版で販売をされるという弱点もあります。

このPMPはNEO-TEAMの良さがどこまで発揮されているかという点でとても興味を持っています。
現在わかっている情報だけをまとめてみました。

・開発はNEO-TEAM
・多くのエミュレータに対応
・アナログスティック付き
・ボタン構成は4ボタン+LR
・動画形式は特筆なし
・3.5インチで320x240の解像度

ここまで見ると、少なからずゲーム好き、ガジェット好きには興味のある内容です。
しかし、始めに公表した情報しかり、不穏な空気が隠せないのも事実です。
私は初回に予約をいたしました。しかし日によって不安は増していきます。

まずは予約ページにスペック記載が不十分です。始めは容量も書いていませんでしたし、外部メディアの形式も公表なしでした。

次に不安になったことは当初のメールの情報から内容が日に日に変化していったことでした。

4ボタン+LRボタンというのは、LボタンはキャンセルボタンRボタンは決定ボタンに変化しておりました。
エミュレータで改善するというアナウンスがありましたが、NEO-TEAMがどこまで動くでしょうか。

リクエスト掲示板で店員が”GBAとMDがサクサク動く”と書いているにも関わらず、次のレスポンスで「基本的にROM動作につきましてはお答えすることができません」という矛盾しているコメントも不安を強くします。
シミュレーションや簡単なパズルではサクサク動きますが、動きの多いアクションやシューティングでは動作が重く、遊ぶに耐えない可能性があります。

そしてこの形は香港や中国でよく見かけるPMPで、中国の通販サイトにも同じような商品をみかけます。


情報も少ないうちから目新しいものを予約した自分が悪いのは百も承知でございます。
ですが、日によって情報が変化していくことや、オリジナルPMPと謳っているはずなのに「ゲーム上で設定できるかどうかは製品版到着後要検証です!」と、サンプルや製品についての情報の伝達が不十分なことは、不安が強くなってしまいます。

何はともあれ、まだ現品が来ていません。届きましたらレビューをさせていただきます。
ごきげんよう。はじめましてという人の方が多いかもしれません。全湾です。
(Tsuen Wanと読み、本来は全に草冠がついて、湾は繁体字です)

余暇に時間を割くことができず、ブログの更新が滞っておりました。
更新していない間に様々な出来事がありました。

マジコンの第二回目の訴訟は大きなニュースではないでしょうか。

-引用-

2009年10月5日、任天堂社はソフトメーカー54社と共にマジコン業者らに対し、不正競争防止法に基づいて、輸入・販売行為の差止及び損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提出しました。

-引用ここまで-

マジコンを販売する業者を摘発するフォームまで作成するという力の入れ様で、表向きにマジコンを販売する業者を駆逐しようとしています。
民事とはいえ、前回の裁判で判例が出来たのでマジコン販売は提訴される可能性が非常に高い、すでにグレーゾーンを通り過ぎた商材となりました。

しかし肝心の刑事罰が出来ていない為に、氷山の一角しか崩すことが出来ないようです。
今回の判決がどうなるかはわかりませんが、今後もこの様な裁判は続いていくかもしれません。


さて、最近はマジコンではなくA320を始めとする様々PMP(ポータブルマルチメディアプレイヤー)が販売しています。その中にはiPODの模造品も多く見られます。
ホイール部分までコピーしたものもあれば、実はボタン式というチープなものまで様々です。

他にもiPODTouchの模造品も売られていますが、静電式(静電容量方式)ではなく殆どが感圧式のタイプです。
雰囲気が似ているものから、見た目が殆ど同じ様なものまで、iPODの模造品と同じく多種多様です。

今回のマジコン訴訟から連想をすると、これらの商品はapple社が提訴をするまで、模造品は販売され続けると思います。
意匠の視点から、税関で海賊品として押収するというケースも考えられます。

今後は、そういう商品のレビューやあくまで一個人の意見を書いていこうと思います。

最後に嬉しいニュースです。

パチモンTVさんからメールマガジンが久しぶりに届いていました。

そこにはあのゲームバンクさんが中国での復活を目指しているという朗報が記載されていました。

今でこそサードパーティー崩れのゲーム周辺機器が有象無象としていますが、昔のゲームバンクさんは「一体どこからこんなものを?」といったラインナップで私たちを魅了してくれました。

在庫を買い取ったという話のパチモンTVさんは、やはり他のショップよりも頭角を伸ばしている気がします。

私の持論にすぎませんが、希少価値の高いもの程入手ルートが狭いので、商品のラインナップもその辺りで変化してきます。ゲームバンクさんの復活とパチモンTVさんの活躍は期待したいところです。
ごきげんよう。全湾です。

日本はまだ梅雨を抜けきっていません。まるで熱帯の国のように湿度が上がります。夏が待ち遠しいところです。

さて、期待をしていた商品の詳細が変更になった様です。



こちらの店名に関しては、コメント欄にてご注意をいただきましたので某店とさせていただきます。

ただし、個人情報の開示を求める訴えを記載されたにも関わらず、コメントにご返信を頂いておりません。

>マジカル●海の者ですが、名指しでブログに記事を書く事はやめていただけますか?
>前回も注意したはずですが消さないようであればamebaさんに個人情報の開示を求めようとおもいます。
>よろしくお願いします。

このコメントを頂戴しました。


それに対して私は

>前回は確か記事の削除依頼をいただきました。それに対し理由を求めましたが4ヶ月たった今でも、ご返信をいただいておりません。
>他のブログ様でもマジカル●海さんの名前を出している様にお見受けできますが、その場合も削除依頼と個人情報の開示を求めているのでしょうか?
>もし、マジカル●海さんに不具合がございましたら理由を記載いただけませんでしょうか。
>その理由が道理に適うものでしたらすぐに修正をさせていただきます。

と返信させていただきました。
しかし、お忙しいのか、まだご返信を頂戴しておりません。

個人情報の開示まで求めてきたにも関わらず、ご返信を頂けないのは精神的に苦痛を感じます。
もし、この記事をお読みでしたら、ご返信を頂戴できますでしょうか。
道理に適うものでしたら、すぐに修正・削除をいたします。

ご返信があるまで、暫定的に名称、店名を伏せて記事を書きたいと思います。

閑話休題。

期待をしていた商品とは6月4日の記事であるマジカルフラッシュ●です。

販売に関するの詳細が変更となり、「取り扱いを、急遽中止と致しました」とのことです。


販売に関する詳細の変更という言い回しは、某有名RPGの”当初「Wi-Fiで4人まで参加できる協力プレイ」としておりましたが、「DSワイヤレスプレイ」の誤りでした”を彷彿とさせるのは私だけでしょうか。

そこまでくると詳細の変更という次元では無い様な気がします。


これは期待していただけに残念な話です。

しかし、やはりこういう企画は他にも出ていたようです。

iPlayer

これも純粋にDSiのメディアプレイヤーとして開発をされている様です。

商品詳細を見てみましょう。


video:
Recommended format:
Avi,Rm/Rmvb,Mpeg,3gp,Flv,Mov, Wmv
Recommended parameter:
Resolution as 640 X 480 or lower
code rate as 2000 or lower.
Display mode:
Original mode,standard mode,full screen display


Audio:
Recommended format:
mp3,wma,ape,flac,wav,aac,ogg,ra,m4a
Playing mode:
Loop all, sequence play, random play, Loop single, single play.
L/R button:
could operate the function of music selecting on/off.


software:
iPlayer supports DLdi, which means fans could develop their own homebrews, and could also use the existing homebrews, such as DSOrganize,Moonshell, DSxReader, Reno Studio and so on.


files:
so far you could browse the files only.


FAQによるとこのiPlayerは変換の必要が要らず、PCのソフトウェアを使うこともなく簡単に操作できるらしいです。

これだけの形式に対応していて、なお変換を必要としないのであれば、相当の技術を持った商品だと思います。

価格や発売時期は未定ですが、中文版の販売店リストを見ると・・・。


有無を言わさず発売が楽しみです。

マジカルフラッシュ●は実に残念な結果でしたが、iPlayerという新しい楽しみが生まれました。

夏の暑さに負けないぐらい、DS熱も冷めやらぬ様です。
ごきげんよう。全湾です。

前回、「てきとうなブログ」のあやすけ様のご質問に対し、自分でわかる限りの情報を書かせていただきました。少しでもお役にたてましたら嬉しく思います。

あやすけ様もgp32のフォーラムから始まったとの事です。
gp32の頃から、発売元の韓国よりも海外の方が情報が早く、フォーラムが活発でしたがハードウェアの方向性がヨーロッパ向けなのでしょう。

さて、今回はGP2Xシリーズの発売元であるGameParkHoldingsを紐解いてみましょう。


最初は2001年にリリースされた「GP32」より始まりました。

この頃は社名もGameParkであり、サードパーティも付いていてGP32用のゲームがリリースされておりました。

その後、社内で方向性の違いでGameParkは分裂していくこととなります。

そして、のちにGamePark社を辞めたスタッフがGameParkHodings社を設立しました。

GamePark社とGameParkHoldings社に分社化することとなり、それぞれが違うコンセプトの携帯ゲーム機を製造していくこととなります。

GamePark社はゲームも独自開発し、コンシューマーの位置を確立する、というコンセプト。
かたやGameParkHolding社はUNIXベースにオープンソースでユーザーに好きに作ってもらおう、というコンセプトでした。

GameParkHoldings社は新ハード「GPX2」を企画しましたが、すでにGPXという商標があったため、開発中に急遽名前の変更を行い、現在の「GP2X」と落ち着くわけです。


一方、GP32の正式な後継機を製造しようと奮闘するGamePark社は、GP2Xと対極のコンシューマー機「XGP」を発表する事となります。

しかし、殆どの人材がGameParkHolding社に移ってしまい、発表はしたものの、なかなかリリースが出来ない状況が続きます。

そんな苦境の中、ゲームボーイミクロを意識した「XGP mini」やGP32互換が売りの「XGP Kids」等、次々と発表をしていきます。

しかし発表だけが続き、肝心のリリースはなかなかされませんでした。

あやすけ様のコメント通り、友人の話だと展示会などには発表した様です。
GP32の顧客層をGP2Xに持っていかれてしまい、金銭的な余裕も無かったことを考えると、その時にスポンサーを探していたのかもしれません。

幾年の月日が流れ、2007年、ついにGamePark社は倒産をしてしまいました。
皮肉にもその同じ年にGP2Xはシリーズ2作目となる「F-200」をリリースしております。

コンセプトの違いより分社化したGamePark社は、GP32後、発表のみでリリースは出来ずじまいという、残念な結果となってしまいました。


あやすけ様のコメントで、マジカル上海さんがGP2X-F300を扱うという事を知りました。
価格も決定しており、仕入先も予約済みとのことで、発売が楽しみです。

ただ、このGP2Xシリーズは予約開始をするとどんどんと延期していくという恐ろしいジンクス?がございます。GP2X-Wizも予約開始から引っ張って引っ張って、結局8ヶ月も発売延期してしまいました。

GP2Xにキーボードをつけ、UMPCに近いタイプの本体「PANDORA」も当初予定より1年以上も発売延期となっております。

GP2X-F300は果たしてどうなるのか。正式発表も知りうる限りではされていないようですし、いつものジンクスどおりになるか、もしくは良い意味で予想を裏切ってくれるか。
ごきげんよう。全湾です。

gp32のフォーラムを見ていたら、興味深い記事がございました。

「GPH社がGP2X-F300をリリースします」

GPH(ゲームパークホールディングス社)は延期を重ねてようやくGP2X-Wizをリリースしたばかりなので、このニュースには驚愕してしまいました。

そこで同じ時期に先輩ブロガー様であるあやすけ様の「てきとうなブログ」にて、F300についての疑問の記事が上がっておりましたので、恐れ多くもわかる範囲で情報提供をさせていただきます。

とはいえ、全ての問いに答えることはできませんので、考察を交えていきます。

以下転載「てきとうなブログ」

(Q.1)GP2X-F300って、既に発売されてるの?
(Q.2)GP2X-F300って、GP2X-F200の後継機なの?
(Q.3)GP2X-F300って、GP2X-Wizの後継機なの?
(Q.4)GP2X-F300って、VocaMasterと同じなの?
(Q.5)VocaMasterって、昨年12月にはネット上に画像があるけれど発売されてるの?
(Q.6)VocaMasterって、GP2X-F200の改ファームなのかな?
(Q.7)VocaMasterって、GP2X-Wizの同じ、又は改ファームなのかな?
(Q.8)VocaMasterって、辞書項目あったりTOEICのプロジェクトあったりして、
  もしかして、VocaMasterのVocaってvocabularyの略なのか?
  もしかして、VocaMasterって、マルチメディア教育学習携帯機なのか?
(Q.9)VocaMaster社とGPH社って、どんな関係?


(A.1)GP2X-F300って、既に発売されてるの?

【考察】発売はされておらず、水面下で動いているのではないでしょうか。

発売されるなら、日本代理店であるレッドスター社がいち早く取り上げるはずです。

GP32時代からのニュースサイトであるMELONCOKE様のG33kWIRXでも情報を取り上げておりません。
(とはいえ、G33KWOEXではGP2X-Wizの情報配信をしないと宣言されております)

韓国でも私の知りうる限り、店舗では見ることができないようです。

(A.2)GP2X-F300って、GP2X-F200の後継機なの?
【考察】F200の後継機にあたると思います。

現在の情報だと、PCB基盤はF200、液晶は新しい規格、コンセプトはF100と見受けられます。

F100はUNIXを採用しているため、起動時間に難がありました。そして、同時期にPSPやDSなどのヒット商品が重なったこともあり、韓国国内より海外の方が認知度が高い不思議な商品になりました。(後述する勧告の友人から聞いたことです)
更に、リチウムイオンを採用せずに乾電池2本で駆動する仕組みで、バッテリーの持ちが非常に悪く携帯には不向きでした。

F200はF100で評判が悪かったキーパッドを改良しましたが、DSを意識したのかどうか理解しかねますが同時にタッチパネルも採用しました。それにより原価が上がり、結局は特に目立たないまま終わってしまいました。

推測ですが、F200をベースにF100の様なシンプルさをコンセプト、そしてシリーズの最大の問題だった電池を充電式にしたものではないでしょうか。


(A.3)GP2X-F300って、GP2X-Wizの後継機なの?
【考察】リリース期間から言って、後継機というのは難しい。

本来2008年10月に発売予定だったGP2X-Wizですが、一度2009年2月に延期されました。
そしてさらに延期し、2009年6月にようやくリリースとなりました。

そういう状態で、水面下でF300を作っていたとなれば散々待ちぼうけを食ったGP2X-Wizユーザーの立場がなくなってしまいます。

一考し出た結論は、GP2X-WizはF200に比べキーパッドの評価が芳しくないため、F200ベースでもう一台リリースしよう、ということじゃないでしょうか。

(A.4)GP2X-F300って、VocaMasterと同じなの?
【情報】【考察】VocaMaster初回リリース版のスペックにはGP2X-F100と書いてあるため、VocaMaster=GP2X-F100です。本体の印刷部分を変更したものがVocaMasterなので、F300の試験機にVocaMasterとしてテスト・販売を行っていたGP2Xを用いたのではないでしょうか。

なお、F200をVocaMasterとして販売していたソースはございません。ですので、情報と考察にさせていただきます。

(A.5)VocaMasterって、昨年12月にはネット上に画像があるけれど発売されてるの?
【情報】韓国の無料新聞である「AM7」に一時期広告がでていたらしいです。

私はGP32繋がりで仲良くなった韓国の友達が居ます。彼はGP2Xも好きらしく、色々と情報を提供してくれております。(GP2X-F100時代は店頭販売していなかったどころか、店員も知らなかった・・・等)

その友人から「これはGP2Xじゃないか?」ということで送ってもらったのが下記の写真です。

消費者の”眼”-AM7

この写真ではVocaMasterではなく、GP2X-F100となっています。

無料新聞とはいえ、広告費を考えると発売されている線が濃厚だと思います。

(A.6)VocaMasterって、GP2X-F200の改ファームなのかな?
【情報】F100の頃は改ファームでした。

GP2Xをベースに言語学習用に作成したファームウェアを用いたのがVocaMasterです。
VocaMasterのページを見ると、本体色とキーパッドで現在はF200ベースでリリースしている様なので、GP2X-F200の改ファームかと思います。

(A.7)VocaMasterって、GP2X-Wizの同じ、又は改ファームなのかな?
【考察】上記を考えると、GP2X-100をリリースし、その数ヵ月後にVocaMasterが発表されています。
ですので、ゲーム機としてGP2X-Wiz、教育用としてGP2X-F200(VocaMaster)と分けているのではないでしょうか。

(A.8)VocaMasterって、辞書項目あったりTOEICのプロジェクトあったりして、
  もしかして、VocaMasterのVocaってvocabularyの略なのか?
  もしかして、VocaMasterって、マルチメディア教育学習携帯機なのか


【情報】その通りの様です。
教育熱心な家庭が多く、学歴が大きく物を言う韓国では、教育学習ソフトや書庫が日本とは比にならない程発売されているようです。
そこで、GPH社は若い世代をターゲットにGP2Xをゲーム機だけではなく、マルチメディア教育学習携帯機として販売をしました。

(A.9)VocaMaster社とGPH社って、どんな関係?
【情報】【考察】
GPH社は合併・分離を繰り返しているので、はっきりとは言えません。
考えられる可能性としては

・ホームページを見る限り、コピーライトが2002年になっているので、現在のGPH社と深い関係だが別会社ではないか
・GPH社の一プロジェクトであるなら、単純に子会社なのではないか

という所です。


書き終えてみると、情報より考察の方が多くなってしまいました。
あやすけ様、申し訳ございません。

次回はGPH社について書きたいと思います。