第一章:ホームレス生活の始まり | 『あなたのヒーローになりたい』改め、『ホームレス大学生』

『あなたのヒーローになりたい』改め、『ホームレス大学生』

家もない、金もない。でも、大きな夢はある!
リアルホームレス大学生つばさがつづる日々の奇跡。


「助けてください!」



2012年8月31日。
約1年を過ごした東京都大森のシェアハウスを後にすることが決まり、住人はみんなバタバタと準備をしている。

2日後
に迫る引っ越し期限。メンバーの中で唯一身の振り先が決まっていないのが僕だった。

何故?と聞かれると明確な答えは返せない。
確かにまとまった
お金
はなかったが、本気を出せばドミトリールームや4畳半の部屋には住めた。
忙しくて内見に行く時間はなかったが、それは結局は優先順位の問題だろう。

坂口恭平作の『モバイルハウスのつくりかた』に影響を受けたっちゃ受けたし、


0円で生活している友達の影響で、「生きることを見つめなおしてみたい」とも思っていた。
人と交流することが好きなので、色んなシェアハウスを渡り歩く生活にも憧れた。


まあ結局は、ぐずぐずと期限間際になっても身の振り先を決めない『ふにゃちん大学生』ということだ。


そのふにゃちんなところが僕のいいところだと思ってしまう部分もあるからもうどうしようもないのだが。


でもさすがに、家にあった家具を全部捨てることには気が引けた。
この画像は、そんな切羽詰まった状況の中、「家具だけでも置いてもらえるところを探そう」とfacebookに投稿したもの。


この投稿が、この後1カ月続くホームレス生活への第一歩となるとは。


続く



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いつもありがとうございます。

ホームレス大学生