33歳 大腸がんになっちゃった

33歳 大腸がんになっちゃった

33歳でS状結腸がん(ステージ3a)になった女性会社員の日記です。
自分の経験がお役にたてればいいな、と思い、作成しました。

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大腸がん手術から2年半後(抗がん剤治療から約2年後)、子供を出産しました。


子供がとても欲しかったので、とても嬉しかったしラブラブ (私は無宗教ですが)神様にとても感謝しています。

がん経過観察中の妊娠・出産でしたので 主治医の先生には検査等いろいろと配慮していただきました。(ちなみに 主治医の先生にとって、私は「がん手術後に出産した患者第1号」だそうですニコニコ


妊娠出産とがん検査の経緯を記します。


2014年 3月  妊娠判明

         ちょうどがん定期検査の超音波検査があったので、

         その際に主治医に報告

         主治医からは「念のため大きな病院で産むように」

         との薦めがあったので がんにも強く、NICUもある

         S国際病院で産むことにしました。

         (なお、G病院はがん専門病院のため、

          もちろん産科はありません)


2014年 6月  定期検査 : 超音波で腹部検査

         妊娠中はCT検査がNGのため、

         出産までは超音波で検査しました


2014年 9月  定期検査 : 超音波で腹部検査


2014年11月  出産


2014年12月  定期検査 : CT検査(肺・腹部)

          授乳中のため、造影剤なしのCT 


2015年3月   定期検査 : 超音波で腹部検査


2015年6月   定期検査 : CT検査(肺・腹部)

          授乳中のため、造影剤なしのCT


妊娠経過は大きなトラブルもなく、順調に過ごせました。

出産も 私が陣痛時に感染症になりあせる急遽帝王切開になりましたが、子供は元気に生まれてきてくれましたニコニコ


G病院とS病院の主治医同士でお手紙(検査の結果報告など)を交換していただき、連携していただけました。


がん経過観察中の妊娠出産で、もし妊娠中に再発転移が見つかった場合は子供優先で母体の治療は後回しになります。

そのため、病状が進むリスクはあります。

G病院の主治医の先生は、そのリスクを説明したうえで、「人生において何を一番優先するかは患者さんが決めることですから」と私たちの意思を尊重してくれました。

選択を患者自身にさせてくれ、その選択を尊重してくれたこと。それがとてもありがたかったですニコニコ

また、命のリスクを抱えても「子供がほしい」という私の願いを聞いてくれた主人にも本当に感謝しています。


元気に産まれてくれた子供に感謝して、育児を楽しみながら 完治を目指したいと思います。