春日真木子・自身の推敲・・・感動の元 | ◆気になる言葉たち◆短歌と詩と

春日真木子・自身の推敲・・・感動の元

餌をまくひとりに蹝きて白鳥の頸のうねりの揃ふさびしさ (春日真木子自身の推敲)


白鳥は餌をまくひとりに蹝きゆけりあなさびしもよ飲食の力


・蹝く(つく)
・飲食(おんじき)


作者自身のコメントは、

原作の「あなさびしもよ飲食の力」は観念的な把握。自分で結論をつけてしまっている。

初句「白鳥は」の出方も、散文的、説明的な表現であった。



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