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藤嶋拓未

〜ありのままの自分でいること〜

2014年10月19日(日)

藤嶋拓未 1st Album “SMILIST" レコ発ワンマンライブ!

「笑っとけばいいのよ。」



たくさんの方々にお越し頂き、本当に嬉しかった。

自分のイメージしたものを形にすることができて、

幸せな気持ちでいっぱいです。







思い返すと笑けてくることも多く、

話し始めるとキリがないくらい色んなことがありましたが、

今回のライブは、今までのライブとは全く違うものになった。






これまでライブで手を抜いたことなんて一回もないし、

常に一生懸命にやってきた。

目の前を壁を少しずつクリアしてきたと思う。






じゃあ何が違うかって?



先ず、「全てオリジナル曲」だということ。

今までのライブではいつもカバーソングを混ぜていた。



でも今回は、

全てオリジナル曲。

自分で詩を書いた、

魂の言霊。






人の詩を歌うのと、自分の詩を歌うのでは訳が違う。

優劣はつけられないけど、感情の入り方がまるで違う。

伝えたいことが全て歌の中で表現できる。

誰かのマネじゃなく、自分の気持ちを素直に歌うことができる。

自分のやりたいことを自由に想像出来る。

両方経験してきた中で、これは決定的に違うところだと感じた。







次に、「全て自分がメイン」だということ。

Guest vo.やfeat.などで誰か他の人に頼ることなく、

全て自分がメインで歌い切るということ。

メインのためにコーラスがいて、

メインのためにバンドがいる。

間延するようなソロ回しなんか一切しないし、

MCを無責任に誰かに押し付けるなんて言語道断。



全てを自分1人で背負う覚悟で挑んだ。







人は、きっと責任を負うと強くなれるんだと思う。

初めから、こういう覚悟でワンマンライブをやると決めていたから、

本当にたくさんの人に来て欲しいと思った。

不器用だけど、無理してでも来て欲しいとお願いもした。

それ以上の価値を見出せる自信と覚悟を持っていたから。






「最初から最後まで通し」というのも初めての経験だった。

1st/2ndと間に休憩を挟んだりせずに通して歌う。



演出で抜ける時は別として、

最初から最後まで歌い切る。







実は、この3つだけでもとてつもないプレッシャーがかかる。


逃げ道はゼロ。


本当に真っ正面からぶつかるしかない。







だからこのワンマンのために体力作りから入った。

かなり走ったし、基礎体力もつけた。

歌に必要なブレスや発声も一から見直して、

シーズン中のアスリートのような気持ちだった。



でも、トレーニングのおかげで、

全体を通して歌えなかった身体も作れるようになったし、

歌った後の疲れが軽減されるようになってきた。

だから、ライブ本番はあっという間に感じた。

本当にあっという間。

決して大きなステージではないけれど、

武道館でやっても恥ずかしくないステージを目指した。



※お気に入りの千手観音。



今回のアルバム制作を通じて、


自分の非力さを痛感した。


自分の限界も感じた。


それでも、もがいてもがいて1年。


仲間達の力を借りて、


ようやくアルバムというものを形にすることが出来た。


そしてそれをステージで表現し、発表することが出来た。


お金が赤字だとか黒字だとか、


そういうことじゃない。


その先にある


もっともっとロマンチックで輝いてるもの。






この1年間の自分の活動や努力が、


たくさんの人達に支えられて叶った瞬間だった。


とても言葉だけでは言い表すことが出来ません。


人は誰かに必要とされて、誰かに自分の存在を認めてもらえる事が、


この世で一番嬉しいことなんじゃないかと思う。


ただ何となく歌っている歌じゃない。


魂の叫び。心からの歌。


全て自分の曲でステージをこなし、


記憶が飛ぶくらい曲の中にも入り込んだ。


一緒に涙してくれた人もいた。


どれも1年前の自分には表現できなかった世界。


今出来る最高のパフォーマンスができた。


このライブを通じて、一歩踏み出せたと確信した。


ようやくスタートラインに立てた気がする。


ご来場頂いた皆さん。


幸せな時間をありがとう。


本当にありがとう。


最高の一瞬でした。



来れなかったけど激励のメッセージを頂いた皆さん。


本当にありがとう。



もっともっと、技術的にも人間的にもでっかいアーティストになって、


より良い音楽を届けられるように頑張りますので、


これからも藤嶋拓未をどうぞ宜しくお願いします。








このライブを通じて



このアルバムを通じて



伝えたいことはただ一つ。



とにかくさ、



「笑っとけばいいのよ。」




- Band Member -
Vo.藤嶋拓未
Gt.堂前達也
Gt.中村俊介
Ba.北村規夫
Key.中原裕章
Dr.足立浩
Cho.河野暁子
Cho.Alee