コミック「20世紀少年」にもあったように、
昭和世代の僕らにとって子供の頃の“21世紀”とか“未来都市”というキーワードには
妙な期待感を持ってワクワクした記憶がありました。
空を飛ぶ車やバイク、戦闘ロボット、宇宙人、宇宙怪獣などなど・・・
とにかく“未来”になると何でもかんでもすぐに舞台が宇宙になるのもお約束でしたね。
今回入荷はセガサターン版
「タイムギャル&忍者ハヤテ」
です。
昔のゲームセンターであったLDゲームのカップリングです。
LDゲームは、当時その大容量メディアであったLDを使ってアニメーションを収録。
そのアニメ中に方向入力やボタン入力をさせて、ゲームとして制作したもの。
今回の「タイムギャル」に登場する未来世界も、子供の頃に描いた(というかそのイメージを当時のアニメやコミックに植えつけられたw)未来世界とリンクしています。
しかし、どうして当時はこのような未来世界のイメージしか無かったのでしょう。
現に21世紀になった今、たいして世界の外見は変わってないですね。
劇的に進歩したのはipodやipadのような情報端末ぐらいでしょうか。
とまぁ話がそれましたが、このLDゲーム、とにかくよく動きます。
この当時のLDゲームは比較的よく作り込まれていて、今見ても遜色ない内容。
当時はこのアニメの続きが見たくplayしたものですが、
今改めて見るとストーリーがコマ切れで半ば無理やり話しをつなげていることがわかります。
そんな乱雑な表現でも想像を膨らませて「ああ、ここはこうなってここに来たんだなぁ」など色々思うことにも楽しさがあったりします。
↑ミスシーン集ですが、当時の声優がアドリブを効かせて様々なヤラレセリフを駆使しているのが滑稽です