小学校の頃
ときめきトゥナイト
大好きだったんです！
新刊が出るたびに
少ないお小遣いから買っていて
全巻集めていました📕
でも…中学生になり
その漫画よりも欲しいものが増え
町の古本屋さんに持っていくことにしたんです
そこまでは父に連れて行ってもらって
「査定をお願いする」
なんてことが怖かった私は
父親に交渉を任せて
車の中で待機してました🚗
しばらくして父親が帰ってきて
衝撃の一言
あんな本はもう古くて
誰も欲しがらないから
一円にもならないって
しょうがないから
引き取ってもらったぞ
えっ…
私が大好きだったときめきトゥナイト…
かなりショックでした
私が好きだったものを
「もう価値がない」と言われたことも
父親が勝手に
古本屋に置いてきたことも
もしかして私が自分で交渉しなかったからじゃないか
父親が見下されたんじゃないか
持っていく時の紙袋がダメだったんじゃないか
とにかく
いろんなことが頭をぐるぐる
この出来事は深く傷となり
私は今でも「不用品を売る」ことに
恐怖を抱いています
メルカリとかヤフオクなど
自分で値を決めて売るのは出来る
でも今日ふとそのことを思い出して
あれっ？
って、なったんです
もしかして父親は
古本屋が買い取ったお金を
ポケットに入れたんじゃないか、って…
中学生の私です
売り買いのことなど全くわかりません
ましてやその場にいなかったのです
父親なら、やりかねない
なぜ私は
父親のことを信じていたんだろう？
もしかしたら父親が私をだまして
それを飲み代にしただなんて
余裕でありえること
存命だから言わないけど前科ある
もしかしたら本当に
古本屋が買い取らなかったかもしれないけど
古本屋にずっと嫌な思いがあったのは
間違いなのかもしれないと
気付いたらどうにもおかしくなった
あの日の出来事は
もうどれが正解なのかはわかりません
でも私はわかった
ものごとを一つに決めつけると
とんでもなく人生無駄にする
って
そうかもしれない
違うかもしれない
こうやっていろんな視点を持つことが
どれほどに大切か改めてわかったし
大人の小さな嘘や誤魔化しが
子供の心に大きな影響を与えることも
改めて思い知りました
大人の皆さん
よく、考えてね
