皆さんこんにちは。
火曜日に永田町 議員会館にて、とても興味深い講演会に参加してきました。
2005年出版ですので、ご存じの方も多いと思います。
- 食品の裏側―みんな大好きな食品添加物/東洋経済新報社
- ¥1,470
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阿部 司氏です。
今TPPの問題から遺伝子組み換えなど、食に関する不安が堆積しています。
その一つとして「食品添加物」の危険性を伺ってきました。
阿部氏は食品添加物のプロでした。しかし、家族も消費者の一人と気づいた時に
家族に食べてほしくない物を作っていたことに愕然とし会社を退社して、
現実を伝えてくださいます。
添加物の情報公開とおっしゃいます。
消費者には見えない、知らされていない「影」の部分。
添加物と無添加。選ぶのは消費者です。
その為には「事実」を知らないといけない。でも知ることができない。
本書はそんな「裏側」を告発する初めての本だと思います。
テンポよく話される阿部氏に引き込まれあっと言う間の一時間でした。
その内容を一部ですがご報告します。
添加物を悪く言っても下記の事を優先していたら選択しないではいられない現実。
①安さ
②簡単
③便利
④美しさ
⑤味がいい=濃い
⑥消費期限
どこのとは言いませんが・・・
おにぎりひとつに 「20」の添加物
サンドウイッチ 「100」
幕の内弁当 一つのおかずに30 10種類ならば 「300」
その場で話しながら添加物をブレンドする阿部氏。
①~⑥を知ってしまった以上全てをやめる事はできなくても、
考えて買う習慣をつけたいと思います。
添加物には同じ目的にで使われるならば一括して表示して良いと食品衛生法で定められています。
それがpH調整剤・香料・イーストフードです。
それぞれ5種類位入っているようです。
最後に子どもが好きなジュース。
砂糖では甘みが重いからと最近使われるのは「ブドウ糖果糖液糖」
コップの一割以上です。最初は甘くて飲めなくても、酸味料、レモン香料を加えるとさわやかな甘みに。
500mlのペットボトルの1割がシロップ(糖分)なのです。
粉末に計算すれば、ブドウ糖として25g以上、果糖として20g以上入っています。
実際の量を見てびっくり!!!
だから小学校・中学校でも糖尿病の子どもが増えている。虫歯も気になります。
阿部氏はビールで糖質を押さえるならば同じ飲料メーカーとして何故ジュースをしないのかと
話されていました。最もだと思います。
食の乱れは多くの危険をもっています。
キレル子・人が増えたのも食からきていると、私は思います。
ただこうしてお知らせしているのは食べるなではなくて、条件付き安心だと言うこと。
そして、食べた後消化吸収するのは胃腸の働きです。
デトックスするチカラを高めていくことが最も重要だと考えます。
土に置かれたビニールが土に還らないように、腸に溜まった添加物は吸収されず溜まっていく。
次回はデトックスの方法に関してご案内します。
健康な暮らしって若い方でも意識して欲しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。