今日の出雲、この時間は青空も広がってますね。

とはいえ、家の中は暖房つけないでいるとまだ冷えますね(><)


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複数の人の前で話をする機会はいろいろありますよね。

朝礼や会議、プレゼンテーションから日常の
ちょっとした会でも自己紹介や発言を求められる場面も
少なくありません。



そんな時に
緊張してしまい、足がふるえたり、心臓は高鳴り、
普段どおりに話せないということはありませんか?

ボクも苦手なのですが(笑)、


今日はあがり症について、お話したいと思います。



緊張

相手が1人のときはそんなこと意識もしないのに、
複数の人の前だとあがってしまう・・・。


お堅い場所にくると、どうも緊張してしまう・・・。



また、人によって、その緊張の度合いもさまざまだと思います。



何日も前から、スピーチのことを考えただけで、
緊張してしまう人も少なくありませんし、


自分の番がまわってくる間、緊張しっぱなしで、
心ここにあらずということもあります。



今、思い出したのですが、


若い頃、地元の劇団でお芝居をしていた時があったのですが、
公演の数週間前から、舞台をイメージするだけで毎回
心臓がバクバクしてしまい、まいったこと、今もよく覚えています。(笑)


昔なら、こういう相談をすると、
相手をかぼちゃだと思えとか、(笑)
場数を踏んで慣れるしかない、とか言われたりしましたが、


かぼちゃの集団と思うようにしても(笑)
場数を踏んでも毎回同じだという場合、
どうしようもないわけですね。


しっかり準備しておくというのもありますが、
小さい会にまで毎回気合を入れてたら、疲れてしまいます。


あまりそういうのが続くと、
そういう場面がありそうな集まりは
出かけるのも億劫になってしまいますよね。




では、なぜ、緊張してしまうのでしょうか?


大きな要因としては、

他人の目、他人の評価を気にしすぎてしまうためということでしょう。


失敗したらどうしよう・・・
うけが悪かったらどうしよう・・・
バカにされたらどうしよう・・・
緊張しているのがバレたら恥ずかしい・・・
気の利いたことを言わなければ・・・
驚く結果を出さなければ・・・
尊敬されたい・・・
認められたい・・・
特別でありたい・・・


こういった思いが、根深い欲求が、
リラックスから遠ざけてエネルギーを収縮させてしまい、
私たちを緊張させてしまいます。



ではどういう風にしたら、緊張しないでいられるのでしょうか?



明日、早速その日なのよ、という方もおられるかもしれませんね。


まず、他人の目、他人の評価を気にするということを考えると
見られているという意識が強いわけです。


自分がどう見られるか、というところばかりに
意識が行き過ぎて、エネルギーが収縮し緊張しているので、


逆に見る側、観察する側になることで、
意識の方向をかえて、エネルギーを外側に膨張させ、
リラックスするということです。



見る側、観察する側になると意識する、実際にこれが出来れば
緊張が和らぐのですが、練習、トレーニングするとより出来るように
なるので、ここではイメージングを使って、
この感覚を、体感覚を変えてみるという方法をご紹介します。




①目を閉じて、深呼吸をしてリラックスします。


②話をする場面を思い浮かべて、自分の体の状態を観察します。
 体がどう緊張するか(呼吸、心臓、顔、のど、胸、手足、おなかなど) 意識してみます。


③一旦、目を開けます。


④もう一度、目を閉じて、話をする場面を思い浮かべます。
 *自分の体の状態は②と同じような状態かと思います。


⑤ここであなたの目の前にいる人たちをイメージしてください。
 *何人でもいいのですが、最初は少ない人数からはじめたほうがやりやすいです。


⑥この人たちに意識を向け、観察します。男性、女性、若い人、年配の人、
 お年寄り、どんな人がいますか?どういう感じの服装でしょう?雰囲気は
 どうでしょう?次に表情を見ます。無表情の人がいたら笑顔に変えていきます。
 瞳をきらきらさせてうなづいている、そんな人たちとアイコンタクトをして、

その感覚を体で味わいます。


⑦目を開けて、終了します。


こういったトレーニングによって、人前で話をするときの自意識にこもる
イメージを、体の感覚を、外側に意識を向ける感覚に書き換えるということです。



また、自己暗示、たとえば「私は人前で話をするとき、いつも落ち着いていて、余裕がある。
話そうと思ったことがすらすら出てくることを私は知っている・・・」という風に
肯定的な暗示文を作って、何度も読んでもいいでしょう。



それから、以前にお話しましたが、


普段から

ふつうでいることに意識を向けることも効果があります。

ふつうでいることに意識を向けると
根深い欲求から自由になることが可能となります。


ふつうであることを自分に認めてあげれば、
自分のハートとつながり、より創造的な生き方ができます。



気の利いたことを言わなければ・・・
驚く結果を出さなければ・・・


そう思うとき、
今この瞬間、ふつうでいるには、どうしたらよいのだろうか
と自分に聞いてみてください。


特別になろうとせず、飾ろうともせず、ふつうでいること。


そのままの自分、ありのままの自分を選択しようと考えてみる

これも、気の利いたことを言おうとして、緊張することを
防いでくれる考え方です。



■トーナリティのワークおよびセッションから。


●自分の個性を最大限に活かしたワクワク人生を生きたい人へ

●心を癒し、本当の自分と出会いたい人へ