悩みに悩んだ末、選んだのは「櫻四」のお部屋です
こちらのお部屋は2階にあって共用の洗面所とお手洗いも同じ階にあります。
大浴場にも比較的近くて便利でした
隣は「櫻三」のお部屋。
奥の襖が利用した「櫻四」のお部屋・出入り口です
入ってすぐに6畳の次の間。
出入り口方向
鍵の掛からないお部屋もありますが、こちらのお部屋はネジ鍵が付いていたので中から閉めることが出来ました
入り口付近にはお茶セットが・緑茶とほうじ茶でした
本間10畳
天井は格子柄で煤竹が使用されています
とってもステキです
欄間も立派
所々欠けてる部分がありますが・人害もあるようです
貴重な物だから見るだけで触っちゃダメでしょ
こちらの掛け軸も当時のままだそうです
照明もレトロでステキでした
床の間
電話機
テレビと暖房機
テーブルは2卓続き。
ホットカーペットが敷いてあって暖かでした
本間の横に側室4.5畳
押し入れの中に金庫がありました
側室からは中庭が見えます
雰囲気あってステキですよね
こんな立派な建物を造っちゃうんだから昔の人はホントすごいです
ここからの景色も結構好きで長いこと眺めてました
お次は備品のあれこれを、、
乱れ箱の中には浴衣やタオル
浴衣は1人1枚。タオルも1人1セットずつ。
歯ブラシと足袋。
お部屋に揃ってる物はこれで全部で、あとは共用の洗面所に大体揃ってます
浴衣は着るとこんな感じです
本間と次の間には広縁が付いてます
冷蔵庫はここに～
中は空です。
あとグラスと冷水ポット
広縁
最初はちょっと斜めってる感じがしてヨロヨロと(^_^;)なっちゃいましたが慣れると気にならなくなりました～
ここにいる時間が1番長かったかも
とっても落ち着く広縁でした
広縁からは早川渓流が見えます。
下にはちょっとしたお庭が
石像や井戸なんかもあってやっぱりマジマジ見ちゃう（笑）
造りがホッとする感じでとってもステキなお部屋でした
気になることといえば・・畳が相当キテます。
水を含んでるようなムニムニ感と結構な湿気臭。
場所によっては抜けちゃうんじゃないかなと思うくらい撓んでました。
張替えも検討中らしいのですが色々と難しいですよね
なので古さが苦手な方や文化財の宿に興味がないパパみたいな方にはただボロいだけに感じるかも
でも好きな方には是非泊まってもらいたいと思うお宿です
お着き菓子は「湯もち」でした
やっぱり美味しい
前日に頼んでおくとお土産として購入出来るそうです～
あっ忘れちゃいけないのが共用の水回り
1番近いお手洗いと洗面所はお部屋の前の廊下にありました。
お手洗い
照明は豆電でヒモも引っ張ってカチカチつけるのでした
意外に洗浄機能付きです。
洗面所は半外？な造りでした。
ガラス戸を開けると・・
洗面所が現れます
面白い造り～手を洗うのが楽しいです
水は止まらないそうでずっと出たままだけど
どうしてここに付けようと思ったんだろ～
他にも全面タイル張りのお手洗いや立派な水瓶があるお手洗いなどなど、建物のみならず水回りを見て回るのも楽しかったです
続きます。。
