J1戦力診断11.ヴィッセル神戸 | オレンジでいず

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昨季は序盤で首位争いに絡むも、後半戦に失速して気付けば二桁順位でフィニッシュした神戸。

今季は安田、渡邉千真、高橋祥平といった各チームの主力級を獲得しつつ、ネルシーニョ監督に命運を託した。
オリベイラなどにもオファーを出していたことからクラブの本気度がうかがえる。



ヴィッセル神戸(昨季11位・昨季予想8位)



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田代と松村がチームを離れたが、万能タイプの渡邉千真の加入でFWの層は厚くなった。
布陣では森岡をより生かすために1トップを予想したが、渡邉とマルキ、あるいはPJとマルキのツートップも考えられる。

橋本とシンプリシオ、大屋が去った懸案のボランチにはブラジル人のフェフージンを獲得。韓国のコ・ミョンジンの獲得が難しいと見るや、即座に切り替えた強化部は素晴らしかった。
実力は未知数ではあるが、三原、田中英雄、前田で回さざるを得なかったことを考えれば貴重な補強だろう。

最終ラインは昨年に引き続き右に奥井と高橋峻希、CBは河本が抜けたが高橋祥平を補強。左には安田理大を鳥栖から獲得してアクシデントにも対応できるだけの戦力が整った。
高橋祥平は攻撃的にも期待できる選手ではあるが頭に血をのぼらせることが割と多く、コントロールが効かなければ増川をネルシーニョは使うかもしれない。

中盤より前のレギュラークラスと控えの実力差が気になるが、何よりもネルシーニョの就任が一番の補強。
外国人の掌握術も含めて、手腕に注目が集まる。

少し慣れと割り切りが必要なサッカーなので、今年は6位以内であれば上出来だろう。


攻撃7
中盤5
守備5
試合運び6
監督10
選手層5
継続性6
短期的爆発力9
長期的安定力6
環境面6

※継続性…昨年からのビジョンの継続。
短期的爆発力…開幕ダッシュ、連勝など短いスパンで勢いに乗る力。
長期的安定力…シーズンを通し、大きな連敗を喫しないなどの安定性。
環境面…日程やスタジアム、サポーターなどを含めたもの。


診断値:69(8位/18)

注目選手:石津大介、岩波拓也