My Favorite Songs

My Favorite Songs

アニソンを中心に、ライブやCDで聴いて涙した曲や、心を熱くさせられた曲を、エピソードを添えて紹介していきたいと思います。



本文に登場する歌詞はほぼ耳コピです。

正確でない場合がありますのでご了承下さい。

歌は心を熱くします。

それは決して歌のうまさに比例しません。

どれだけ絶対的な歌唱力をもってしても、素人に毛の生えた程度の歌唱力の歌に敵わない事もあります。

歌い手や作家の熱いハートが、歌の良し悪しを一番左右する物と考えています。


だから、普通の邦楽より、アニソンなどのストレートな言霊たちが、私の心を揺さぶるのでしょう。



そんな私の視点で、好きな歌を語ってみます。

ご感想、ご意見などございましたら、ちょっとした事でもコメントしてくれたらとても嬉しいです。

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劇場版マクロスF サヨナラノツバサEDテーマ。
この文章には一部ネタバレになる様な表現が、できるだけ濁してではありますが書いてあります。
まだ見ていなくて、これから見るから一切情報いりません!って方は読まない方が良いかもしれません。
ご注意下さい。


この曲に注目し始めてから数ヶ月が経過しました。
何度聴いても涙があふれて止まりません。

テーマとしては非常に辛く、そして悲しい。
でもこの曲の主人公であるランカはそれを超越した、一種の悟りの境地にいます。

大好きな人は遠く離れ、もう二度と会えないかもしれない。


「限りある時間を 日々を 君を愛することに使おう」

その状況にあっても、いつまでもあの人を愛し続ける。
決して報われる事は無い、それでも愛する事を無駄だと微塵も感じていない。


「何度でも また会おうね こうして今 会えたように」

二度と会えないかもしれない人に対してのこの言葉。
"心の中にいて、いつでも何度でも会える"
私はそう解釈しました。


「何度でもまた会おうね 愛すること 私が選んだ
君の幸せを 祈り続ける くもりのない瞳で」

もし会えたとしても、それでも大好きな人の心は自分の物にならない。
辛い現実。
それでも、他の人との幸せであってもそれを祈り続ける。


「無限の広がりの中 君へのいとおしさを歌えば
永遠の彼方から 星がキラリ」

この想いを乗せた歌声は、この宇宙のどこかにいるあの人の元に、きっと届いているはず・・・。



劇場版マクロスF サヨナラノツバサ netabare album the end of "triangle"



歌詞:ホシキラ/中島 愛(歌詞タイム)

「絶望からの旅立ちを決めたあの日
私たちの前にはただ
風か吹いてたね」



ストリングスの焦燥感のある短い前奏から始まり、最初のこの歌詞と歌声で心を鷲掴みにするこの曲は、"マクロスFrontier"挿入歌。


マクロスF (フロンティア) O.S.T.1 娘フロ。/菅野よう子


人類存亡をかけた戦いのバックで流されたので、唯でさえ熱い歌に拍車がかかります。



「明日がもしも見えてしまえば
人は未来夢見る事なく生きるでしょう」


この部分大好きなんです。
未来は切り開く物で決められた物じゃない。
有りがちなこんな言葉を、このような表現で示すとは。



「眠らない想い
消える事の無い希望が
この手にあるから」


実は、この曲に注目する様になったのはこの部分がきっかけ。
"娘々サービスメドレー"で、ライオンからこの曲に移行する瞬間
何度聴いても全身に鳥肌が立ちます。
震えます。



ここから先はサビを一気に駆け抜けます。



「サヨナラを抱きしめて
愛しさを抱きしめて
君への想いで世界埋め尽くしたい」


熱い感情が旋律に乗り、聴く人の心を埋め尽くします。



ランカとのデュエットのバージョンがボーカルアルバム"娘たま♀"に収録されています。


マクロスF VOCAL COLLECTION「娘たま♀」/TVサントラ


このバージョンのBメロは神のパート分けと思います。
山場の主旋律をあえてランカに歌わせシェリルがコーラスに回る事で、曲に深い味わいを産みだしてくれます。

マクロスFrontier挿入歌。



星間飛行/ランカ・リー=中島愛




数ある同作品の名曲の中から、もっともほのぼのとしたこの曲。
だからこそ歌詞が活きて来る。



そんな、徐々に魔法にかけられて行く様なステキなワード、今回1番について語ってみます。




「ねこの日記には
お昼寝の回数が
書いてある」



なんとも微笑ましい歌詞^^




「ブランコの日記には
今日の加速度や飛び立つ夢
書いてある」



一転、急に熱くなりました。




「時計の日記には
愛しい人が何度見てくれたか
書いてある」



ここ大好きです。
日常どこにでもある時計。
それがこんな事を考えてるなんて・・・
ちょっと、キュンときませんか?




「それなら私のくちびるの日記には
あなたの名前何回呼んだか書いてある」



ここで追撃が入ります。
恋の歌で"くちびる"というワードから連想されるのは"キス"だと思いますが、ここで出てくるのはもっと淡いもの。
露骨な恋愛表現ではなく、言葉の端々から見え隠れする淡い感情が感動を呼びます。




歌は聴いた事あるけど、歌詞とじっくり向き合った事の無い人は、これを機にぜひ歌詞を見ながら聴き直してみて下さい。
きっと、もっともっとこの歌が好きになりますよ。