パニック妊婦、からの、パニック新米ママ

パニック妊婦、からの、パニック新米ママ

全般性不安障害&パニック障害持ちだけど妊婦だよ(*'ω'*)
2015.11.13に女の子を出産。
相変わらず病気や薬との付き合いは続いておりますが、
晴れて新米ママになったよ( *´꒳`*)੭⁾⁾

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少し前、流産後の手術をしてきました。


前日に前処置をして一旦帰宅、
翌日午前中から手術、という流れでした。


旦那さんのお休みが平日に丁度あったのでその日に受けたのですが、コロナの影響で病院は付き添いが一切禁止ガーンだったので、送り迎えだけしてもらいました。



当日の病院は平日朝で、しかも付き添い禁止という事もあり、とても静か。


お腹の膨らんだ妊婦さん達と、
1ヶ月検診かな?という赤ちゃんとお母さんだけ。


暖かな日差しが差し込んで、とても穏やかでした。


周りの人達を羨ましく思う気持ちも全く無くて、
私のお腹の赤ちゃんはもう成長を止めてしまっていたけれど、でも私のお腹にも赤ちゃんがいるんだって、不思議と暖かい気持ちでした。



もうすぐバイバイだけど、お腹に来てくれて嬉しいな。
とっても幸せだな。
お腹に来てくれてありがとう。


そんな気持ちで手術を迎えられました。





手術室に入って点滴をして、
先生がなかなか来ず、少し待たされました。


待ち時間が長いと、麻酔ってどんな感じだろ。。
吐いたらやだゲローとか余計なことばっかり浮かんで来る。

とにかく不安発作だけは起こしたくなくて。
なるべく落ち着いて、穏やかに赤ちゃんを送り出したかったので、あまり考えこまなくていいような、どうでもいい事ばかり考えました。

ラーメン食べたいとか、ゲームのこととか笑、
ネットで見た欲しい洋服買おうかどうしようかなーとか。



本当なら赤ちゃんとのお別れをもっと惜しむ場面なのでしょうけど、その事ばかり気にしても心が乱れて不安発作になってしまうので。。

あえて考え無いようにしました。




手術室で作業をしていた看護師さんが一言、
次は分娩で待ってるよ、
と言ってくださって、それがとても嬉しかった。




先生が来たらあっという間に麻酔をかけられ、
気がついたら手術は終わっていました。

術後暫くして部屋を移動。
個室のベッドで麻酔が抜けるまで安静。

その後旦那さんに迎えに来てもらって帰宅。


病院にいる間も、病院から出た後も、
とても穏やかな気持ちで過ごせました。



悲しいとかより、
本当に、ただただ、
お腹に来てくれて幸せな時間だった、
ありがとう、
そんな気持ちでいっぱいでした。





手術から暫くたって、
子宮収縮剤を飲んでいるので、時々きゅーっとお腹が痛みます。

この痛みどこかで?と思ったら、
娘を産んだ後の、後陣痛のとても弱い時と同じだ、と気がつきました。


痛くて自然とお腹に手を当ててさすったり、ポンポンしたり。

あぁ、でももうお腹に赤ちゃんはいないんだ。

そう思った時、術後はじめて涙が出ました。



寂しい。



たとえ数週間であっても、
胎児と呼べる存在でなかったとしても、
私達にとって大切な命だったことに変わりはありません。


だから、寂しい。
もっと一緒にいたかったな。



また赤ちゃんが戻って来るという言い方はあまり好きでは無いのですが全く同じ命ではないので。
もし生まれ変わってくれるのなら、新たな命となって、またお腹に来てくれたらいいなと思っています。



だから、40歳になったけど、
妊活は暫く続けますキラキラ




今回はとても残念な事になりましたが、
この事で改めて命を授かることのありがたみをかんじました。

そして目の前にいる娘がいっそう愛おしく思うようになりました。



体調も徐々に戻り、やっと娘に日常を戻してあげられそうです。

いっぱい我慢させてしまっただろうから、春休みになったらどこか遊びに連れて行ってあげたいなぁ。。
…とはいえ今のコロナを考えると行けるところは少ないですが汗



その時は3月の誕生石のアクアマリンのピアスをつけて、お出かけしてこようと思います。