6月26日 父が永眠しました。

 

去年10月末に「すい臓がん」発覚。

11月は検査の日々であっという間の1ヶ月。

12月は予定していた、温泉旅行に行ったり。

1月からは抗がん剤開始。

その後も発熱等で月1回は入院を繰り返し。

 

5月に発熱で2週間の入院。

退院して、たくさん食事して体力戻して・・・とおもっていた

矢先に、歩けなくなり、しゃべれなくなり。。。

あっという間でした。

6月から自宅での在宅医療初めて、週に1回医師が訪問。

週に3日は看護師が訪問でバタバタしているうちに、

急降下で体力がなくなり、飲み薬の医療麻薬も効かなくなり

モルヒネの皮下注射になって。ほとんど寝てるだけになってしまった。

 

最後にしゃべったことなんて、覚えてないし。私は、

「熱ない?」「痛い?」「ご飯食べる?」「寝る?」「薬飲む?」ばっかり言ってたな。

 

末期のがんは痛みがひどいと聞きますが

父は痛いということも少なく、じっと我慢していたのかもしれません。

何度もベットに腰掛け、痛みに耐えていた姿を見てはいました。

ガンの宣告をされ、余命を告げられた時も

「抗がん剤やらずに、先に行くわ~」と言っていた気丈な父でした。

私がネットやブログで得た情報で「今の抗がん剤は効くみたいよ。

抗がん剤で年単位で延命出来ている人もいるよ。」と言うと

仕方なしに、抗がん剤治療を受けることを承諾してくれました。

私たち家族が納得するために治療を受けてくれたんだと思います。

兄弟には、治ると伝えていたようで、そろそろヤバイというときに

連絡をするとびっくりしていました。

ホント相手に心配かけないように、強がって本当のことを言わなかったんだろうな。

 

驚いたのは葬儀。

定年して11年目。OB会や趣味の仲間が来てくれるとは言っても

そんな人数にならないと思っていたら、想定外の参列者。

通夜中も通夜ぶるまいのお料理が足りているのか、席はあるのか

心配で気が気ではなかった。

参列してくれた方の中には、「採用してもらったんです」という女性や

東北地方からわざわざ来てくれた方。

どんだけ職場で慕われていたんだろう。

 

親の職場での顔なんて知らないよね。

こんなに人望あったんだ。って初めて知らされる。

もっと話しとくべきだったな~。

いろんな話聞いとくべきだったなぁ~。

 

死後の手続きというファイルをPCに残していった父。

ホント真面目。

 

ちゃんと手続きがんばりますよ。

 

職探しもしなきゃな~~。