ご無沙汰しております。ジャンプ2年の長沼です。

最近かなり暖かくなってきて、桜の見頃というのも極大を過ぎ徐々に緑が混じってきている気がします。



さて、もう気づけば4月も中旬に差し掛かってきまして新歓も本格的に始まっております。

4月5〜7日で新歓合宿第一弾も開催できまして、これも楽しい合宿になったのですがなぜか昨日今日の東京の方がこの合宿での白馬より寒いです。謎。



昨日、4月9日は代々木公園で新歓練習を行いました。今年は部員の数も増やしていこうということで、特に3年の先輩たちのモチベーションが高いこともあり、昨日は 9人 もの新入生が来てくれました!!嬉しすぎるだろ。現役は皆結構喜んでました笑。

あとは一橋の心に影響されたマネージャー志望とかもいました。びっくり。





内容としては

自己紹介・体操の後、ラダーやハードル中心のいわゆるSAQをやって

その後2チームに分かれて、各チームが反対の位置から真ん中に向かってラダーを通過して真ん中にコーンを置いてビンゴを作るゲーム(絶対見ないと伝わらない気がする)(富山の清水選手がクロカンでこれやってた気がする)

最後はランニングのトレーニングをやって、希望者でご飯行きました



自分のチームはビンゴ3連敗でした。

ランは体力自信ある人/あんまない人、に分かれてやったんですけど、陸部出身,50kmマラソン経験者×2、趣味ランニングニキ勢、運動部出身とかで前者グループ多数でした。


6分/周,インターバル1分×3のメニューにして、自分はペースメーカー的な感じで6分ピッタで戻ってくる予定でしたが久々の代々木公園でペース忘れていて?、3週とも5分20秒とかになっていたので新入生には少し申し訳ないです。(何のために時計をつけているのか)

ただ1年生みんな全然ついて来れていました。しかも3周目4分台とか5分ちょいが3人くらい?。

去年のこの時期の自分はアルペンの先輩のジョギングについて行くのがやっとだったので感激です。昨年度の練習では3.4年の先輩は見えなくなる先を走っていたので、7人とかで一緒に走るの新感覚でしたよ。



オリエンテーションとかでは自分らノルディックもですけどアルペンの先輩たちもクロカンの良さを熱弁してくれてクロカン志望も多いようでしめっちゃ期待しています!雪の上では絶対負けたくないですが。


なお薮崎さんからスカしていると定評のある私は、ジャンプ部門の説明の時「スキージャンプ見たことある?かっこいいよね?(言わせる)うん、かっこいいんだよね、それだけ」みたいなわけわからんことを言っていたので、1年生が「アルペンとクロカン迷います」とか言います。キレそう。




向こう2週間ほどは火曜木曜で新歓練習ありますし、土日はローラーの体験とか合宿第二弾とかもあります。一応日程↓


1年生の皆さんはぜひいろいろ気軽に参加してくださいね。





自分としては5月のジャンプ台オープンが楽しみな今日この頃でした。では、

お疲れ様です。お疲れ様でした。

渡部です。

 

去る2/19に秋田県鹿角市花輪スキー場にて現役最後のレースを終えました。

同期より足掛け1年長くスキー部にいましたが、これにて引退です。

自分のスキー部生活に関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました。充実した競技生活でした。

 

5年前にスキー部の門をたたいた時から、シーズンを重ねる度に、スキー部に入らなければ訪れなかったであろう土地で合宿や試合を行い、たくさんの人に出会い、数えきれないほどの貴重な経験をさせてもらいました。

 

いうまでもなくスキーは自分の大学生活の大きな部分を占めていて、頭の中はいつもシーズンインまであと何か月、次の合宿まであと何日、次の試合まであと何コマといった感じでスキーを軸に回っていました。特に毎年シーズンインからシーズンアウトまではあっという間で、年度の後半は気づいたら春になって、もう東京に戻るのか...の繰り返しでした。

 

最後のシーズンも同じように終わってしまい、これで引退という実感は正直まだわきませんが、4月からは大学を卒業し、社会人として働くらしいです。卒業する前に、自分が大学生活の大半を使って、心血を注いできたスキー部の活動を通して学んだことを少しでも残しておくために最後にブログを書いておきます。

 

というわけで、僕が部活動を通じて大事だと感じたことを3つほどメモしておきます。ほんとは3つどころじゃないですが、なんかの本に、人間何かを読んだり聞いたりするときは項目3つくらいがちょうどいいって書いてあったので。なるほどそういう考え方もあるのかくらいに思ってもらえると嬉しいです。

 

一つ目は、スキーもそれ以外のことも、やるなら全力で、ということです。

 

当たり前ですが、スキーはやらなくても大学は卒業できます。というか、学生の本分は勉強です。大学生は、授業料を払って勉強をしに大学に来ています。

 

それでもスキーをやっているのはなぜでしょうか?スキーが好きだからです。本分である勉強の他に、好きなことを見つけてそれに打ち込む、というのはある種大学生に与えられた権利であり、僕たちの場合はそれがスキーということです。

 

ですが、スキーができることは当たり前ではありません。スキーをするにはある程度のお金と時間が必要なことはいわずもがな、周囲の理解と協力があって成り立っているスポーツだと僕は思います。

 

課外活動を応援してくれる家族や、OBOGの方々、コーチや、大会を運営してくださる方々、スキーショップの店員さんや宿の方など、たくさんの方の協力によって、スキー選手の競技生活は支えられています。

 

もちろん、選手側もアルバイトをしてお金をためたり、授業や仕事の合間を縫って合宿に行ったり、自分がスキーをするための努力をしている人がほとんどだと思います。

 

だからこそ、やるんだったら一生懸命やるのが大事かなと。それは、一生懸命やって初めて見えてくるものがあるということもありますし、なにより、せっかくお金や時間をかけて、周囲のサポートを受けてスキーをやっているのだから、一生懸命やらないといろいろな意味でもったいなくないですか。

 

そういう意味で、一生懸命やるというのは、スキーをする環境を整えるために自分ができることは全てやっているか、自分をサポートしてくれる人たちにいつ見せても恥ずかしくないような練習をしているか、といった質問に常にYes と言い続けられることかなと僕は思います。

 

もちろん、さっきも言ったように大学生であれば授業もありますし、他の課外活動やアルバイトをしたいということもあるでしょう。それらにもリソースを割いたら良いと思います。そのうえで、限られた時間やお金、体力を自分の納得いくまで活用して取り組む価値があるのが、スキーという競技です。

 

二つ目は、応援される選手やチームになる、ということです。

 

スキーは個人競技ですが、じゃあ自分の練習のことだけ考えていればよいかと聞かれると、(少なくとも大学スキーでは)答えはNoです。

 

スキーというのはなかなか一人で完結できるスポーツではありません。部活動でやるならば、なおさらです。自分がスキーするのをサポートしてくれる方々や、部活動で関わる人達に、この選手/チームは応援したいなと思ってもらえるようになることは、一生懸命スキーに取り組むのと同じくらい大事だと思います。

 

それはもちろん、大学の名前を名乗って活動しているからというのもありますし、応援したいと思われるチームは、やっぱり随所でより手厚いサポートを受けられると思います。そういう選手が多かったり、全体がそういう雰囲気のチームは、えてして活動の質も高い気がします。

 

そのうえで、"応援される選手/チーム"というのは、まずは当たり前のことがきちんとできていることだと思います。きちんと相手の立場に立って物事を考えられるか、周囲の人に対して挨拶含めコミュニケーションをしっかりとれているか、マナーはしっかりしているか、報連相を怠っていないか、などなどスキーには直接関係しませんが、人として当たり前のことばかりだと思います。これは部外の人に対してはもちろん、部内のチームメイトに対してもです。

 

部員一人ひとりに他の部員へのリスペクトがあって、部内のコミュニケ―ションがきっちり行われていれば、一人ひとりが"今誰かがこの仕事をやる必要があるから、手が空いてる自分がやろう"とか"他のメンバーの仕事が大変そうだから、少しでも手伝おう"みたいな感じで、皆が全体を見ながら動けるチームが自然とできると思います。そういうチームは、間違いなく部全員にとって活動しやすい環境になるはずで、応援されるチームになれば、まわりまわって自分たちにもいいことがあると思ってます。

 

それからこれは高校時代、部活の顧問が言っていたことなのですが、スキーを通して人間性を磨くことは、スキーが上手くなることと同じかそれ以上に大事です。学生スキーヤーの大半は、恐らく将来スキーヤーになるわけでありません。他の道で生計を立てていく人がほとんどだと思います。そうなってきたときに、僕たちがスキー部の活動で得ることができるもので、将来に活かせるもののひとつが人間性です。

 

黙ってスキーをしているだけでは、人間性は磨かれません。家族やOBOG、その他のスキー関係者、宿の方など、"周囲から応援される選手/チーム"を目指すのが、近道のひとつだと思います。

 

最後は、"練習は本番のように、本番は練習のように"ということです。

 

スキーのレースは一瞬です。長い時間をかけて練習しても、試合ではジャンプやアルペンであれば数十秒、クロカンでも数十分で勝負が決まります。

 

その一瞬に自分の100%を持ってこれれば良いですが、それが毎回できる人は激レアです。自分も、試合で100%を出そうとして良く空回りしていました。技術の向上に伴って、練習で得た技術を試合で全て出そうと試みるのですが、人間の身体はそんなに器用にはできていないようです。

 

それよりかは、試合ではコンディションが一番良い状態で練習したときの70%から90%くらいまでしか出ないものと考えて、70%出せれば合格点、90%も出せればラッキーくらいの気持ちで+今日も練習の一環くらいの気持ちでいた方が(少なくとも僕は)楽です。今シーズンのインカレの成績が良かったの、はこのマインドで臨んだからというのも少なからずあると思います。

 

実際、速い選手はどんな条件でも速いというのはそういうことだと思います。全員、毎レース70%から90%くらいの波の間でパフォーマンスをしていて、同じ100%を持つ選手同志だったら調子が良い方が勝つけど、もともとの100%の値が高い選手は仮に70%のパフォーマンスしか出なくてもそれなりに速いみたいな。

 

逆に普段の練習は、毎回試合くらいの気持ちでやった方がいいと思います。全力で滑って、全力で改善点を探しての繰り返しで。

 

レースは全力で滑るわけなので、練習から全力で取り組まないと、自分の本当の弱点に気付かないと思いますし、試合に出て初めてみつかる改善点がたくさんあるってことは、普段の練習内容に改善の余地があるって言うことだと思います。

 

あ、でも一番大事なのは、そういう過程も含め、スキーを楽しむってことかなとも思います。楽しくないと続けられないので笑

 

雪上での練習はもちろん基本楽しいと思いますし、レースも、勝てば嬉しい負ければ悔しいというのはあると思いますが、できる限り最大限の準備をしたうえで、自分と戦い相手と競う、というのはこのうえなく楽しいことだとスキー部での活動を通じて気づきました。レースのための準備には、オフトレをはじめとしてしんどい場面も含まれるとは思いますが、それすらレースの一部として楽しめれば最高だと思います。

 

とか言ってますが、自分は最後のインカレでやっと、レース中に楽しいと思えるようになりました。集中して走れよと思うかもしれませんが、楽しいと思えるくらい余裕のあるレースの方がパフォーマンスも良かったりします。

 

いろいろ書きましたが、文章は基本短い方がいいと思ってるので、この辺で終わっておきます。入部してから5年、もともとスキーは好きでしたが、気づけばクロスカントリースキーとスキー部は、完全の自分の一部になっていました。主将になった時に部の指針を決めるのに苦労したり、もともと好きでもなかったランニングやローラーに散々苦しめられたりしたこともありましたが、サボりたいと思ったことは一度もありませんでした。少しでも妥協してしまえば、数秒の差でレースに負けて後で後悔するような気がしたし、なにより自分や自分を応援してくれる人や、チームメイト、ひいてはクロスカントリースキーへの裏切りな気がして。そのくらい、スキーに夢中でした。

 

おそらく一生に何度もはない大学生活で、こんなにも夢中になれることに巡り合えた幸運に感謝するとともに、夢中になったことに取り組む自分を、周りで応援してくれた方々と、競技生活を通して関わりを持った全ての人にお礼申し上げます。

 

長いようで自分としてはとても短い間、大変お世話になりました。

 

またぜひ雪の上で会いましょう。

 

【おまけ】

ここから後は、おまけで僕のスキー部史を書いときます。

半分以上自己満で書いてるので、暇つぶしにぜひ。

 

【大1】

中高バスケ部だった自分は、運動部はもういいかなと思いつつサークルや部活の新歓を回っていました。が、どうもサークルの雰囲気よりは運動会の真剣な雰囲気の方が性に合うらしく、気づいたらいくつかの運動部で迷ってスキー部に入部していました。スキーは小さいころから親に連れて行ってもらっていましたが、競技なんてやったことはなく、クロカンジャンプ何それ状態。当時の主将の宮崎さんに勧められるがままにクロカンを選択。自分のクロカンライフがスタートしました。

 

この年のオフトレは全てが初見殺し。ランニングや筋トレサーキットは良いとして、ローラーってなんやねん。俺はスキー部に入ったのになんで河川敷でブレーキもついてない危ない乗り物に乗ってるんや。インラインはブレーキついてるのずる過ぎないか??

 

とか思いながらも先輩に教わるがままに赤羽に通い、白馬に通い、木島に通い続けました。初スノーハープでは無事尻をえぐられ、2か月後に木島で反対側の尻もえぐられ、破れたパンツの数は数知れず。まじできつかったです。同期がいなかったら多分途中でくじけてました。朝5時の木島平に、車を持っていなかった1年生ふたりで放り出されて、納屋で風をしのぎながら練習まで仮眠したのもいい思い出(思い出補正250%)です。

 

その分、シーズンインしてからの感動はひとしおでした。スキーって楽しいと心の底から思いましたね。石原さんのご実家に泊めていただき、12月の旭川で合宿。下りは楽しいし、景色はきれいだし、これこれ、これですよ。名寄の初レースで転倒に次ぐ転倒、バーンフライに次ぐバーンフライを食らいましたが、それでもトータルプラス。

 

九大戦は東北大の高橋君がいて新人賞こそかないませんでしたが、レースも最高!テストを終えてうきうきで2月の合宿に入ったところで一つ上の先輩、和葉さんが失踪。1年生3人でのサバイバル合宿スタート。暖冬すぎて白馬空いてないしどこ行けばいいんや。とか言いながら1年生3人+たまに名大で木島に通ってました。こんときはなんもわからなかったけど、自分たちで東京離れて旅行しながらスキーしてるみたいな感じで楽しかったなぁ。

 

インカレも当然1年生3人で出走。リレーで一走クラシカルをつとめた渡部くん、クリスターの使い方が全然わからず適当にKR75とかを塗って出たところ、スタート地点で板が雪面から離れず捻挫笑。開始5分でビンディングが板から外れてコースをランニングしてしまい無事DF。あのとき三川さんいなかったら3部降格してましたね実は。三川さんほんとにありがとうございます!!!

 

この年の3月くらいでしたね、コロナが流行り出したの。上田は白嶺莊でテレビみながら「まあ長野まではこんやろ」とか言ってました。

 

【大2】

上田の予想大外れ。コロナ大蔓延。

オンライン授業受けながら、オンライン筋トレとバイトに全振り。

 

宮崎さんのお力により合宿はできるようになったものの、人数制限(2人)つき。

一生上田と一緒にいるしかなくなりました。

 

九大戦もなくなって、12月は一生北海道。名寄を拠点に音威子府、下川、朝日町、いろいろ回りました。和葉さんと合流して名寄で学チャンに出たり、佐賀と愛弓と合流して朝日町で年越ししたり。学チャンではグリップをあてて快走。多分このときクラシカルの魅力に気づき始めました。

 

人数少なくて寂しかったけど、これはこれで楽しかったのであり。北海道ってやっぱりいいですね。個人的なMVPは朝日町のカボチャコロッケ。

 

インカレはやんねーかなーとか思いながら2月も上田と懲りずに練習していたら、札幌での開催に。フェリーに乗って再び北海道へ。新日本海フェリーで上田がゲロ酔ってたのいまだにめちゃおぼえてる。東大名大阪大連合軍で試合に出て、札幌グルメを満喫して帰宅。北海道っていいですね(2回目)。

 

札幌からの帰り、新潟によって内田スポーツでOGASAKAを購入。初めてのマイ板でした。

飯山高校40人くらいと全関西の前走をしてシーズン終了。

 

【大3】

祝主将就任。

 

4月に海外通販でブーツとポールを購入。

個人的にはブーツ、ポール、板の順番で大事だと思います。(なべさんの受け売り)

 

この年は上村さんに東大のコーチを引き受けてもらい、徹底的にトレーニングを積みました。週2の練習、週1ローラーに加えて、週1のオンラインレッスンで身体の使い方を確認。白馬にいったり東京に来ていただいたりして、なんやかんや月1くらいでローラーも見てもらってました。夏も、上田と和葉さんはずっと白馬にこもってましたね。

 

主将の業務も大変でした。

 

自分のトレーニングもしたいけど、チームのことも考えなきゃいけない。もちろん直接練習には関係ないこともたくさんやらなきゃいけない。でも同期が多くて色々やってくれたおかげでまじで助かった。

 

シーズン中のレースは、奮闘するも九大戦はフリー14位、クラシカル10位とぱっとしない成績に。リレーこそ3位を取れたものの、グリップを外して上田小野崎和葉さんに助けてもらった形になり空回り感。このときは本当にきつかった。

 

九大戦の借りを返すべく、2月はみっちりとトレーニングを積んでいざインカレへ。クラシカルは会心の板、全力の滑りだったが、ポイントまで3秒及ばず。奥の上りで一瞬カッターから出て走ったのが悔やまれます。スケーティングはノータッチで。僕のOGASAKA、滑らないとかじゃなくて、とまってました。グリップ塗ってるんかっていうくらい、いやまじで。リレーはOGASAKAに涙の別れを告げて、小野崎から借りたSpeed Maxで出場し、5位!確か過去最高!体は緊張してそこまで動きませんでしたが、この1年の集大成が表れたレースでした。

 

シーズン終わってから振り返ってみると、ちょっと頑張りすぎたかも。オフトレまでは良かったけど、シーズン中のトレーニングとかレースはもっと肩の力抜いて走った方がリラックスして良い走りになった感は正直あります。

 

【4年目】

留学先のスウェーデンへlet's go。

意気揚々とスキー板を担いでいきましたが、実際滑ったのは3,4回

 

あ、でも3月に90kmクラシカルレースVasaloppetに名大OB佐橋さんと出場しました。90kmもあるしどうせ平坦やろとグリップを塗らない舐めプを披露し、90kmほぼダブルポール。クラであることを知らず、スケーティング板を持ってきた佐橋さんも、当然隣でダブルポール。全身けいれんするかと思った。消費カロリー6000くらい、次の日ベットから起き上がれないし90kmは人間がダブルポールしていい距離じゃないです。

 

Tour de skiも見に行って、クレボーやニスカネンが5mくらい前を通過するのを観戦。まじででかい。滑りがでかすぎる。馬場選手とも写真とってもらってしまった。

 

※ちゃんと勉強もしてましたよ。

 

【5年目】

留学先でのジムと酒の接種過多により、5kg増量して夏に帰国。当時73kgダイエットを試みるも、日本の飯がうますぎる&トレーニング不足で失敗。

 

10月からは徐々に卒論が忙しくなり、一昨年の同じ強度のトレーニングが行えなくなる。火木土しか練習ないのに、木曜日ゼミでいけなかったら無理っすよね、ただでさえ体力落ちて帰ってきてるのに。

 

そんなこんなで、旭岳だけ行って野沢に凸。12月やったことは、週2,3のランニング、12月22日からの野沢in、Pythonのエラー処理。体重は依然71kg。

 

九大戦、ポイントは行けるかなとか思ってたらフリー19位、クラ12位。OMG。すみません、甘く見てました。ダイエットします。ちな大会中も毎日23時くらいまで卒論書いてた。経済学部締め切り1/5は鬼畜すぎるて。

 

1月は頑張りました。卒論提出してから、多少の旅行を挟んで週3で10km走って筋トレしてました。あと禁酒。後半から合宿in。一橋に混ぜてもらったり、Throbの練習会に参加したりしながら、白馬→妙高→白峰→白馬と転々として、鹿角へ。最後のThrob TTで信州大のうっちーと結構いい勝負できてたので、十大戦より仕上がってる自信は正直ありました。インカレ前の体重は68.5kg。

 

最後のインカレ、クラなくなって萎えましたが10kmフリーでまさかの入賞。15kmフリーも11位。最高。10kmは15秒後ろの北大廣瀬に2kmで追いつかれるから、その後ついていけたらいいなーくらいに考えていましたが、一回追いつかれた後抜き返すことに成功。十大戦で抜かれたときは手も足も出なかったので、自分が一番驚きました笑。それでも15位くらいかと思いましたが10位。いやまじで嬉しすぎた。15kmフリーも入賞狙いたかったですが、第2集団に合流できず独走を強いられました。もっと早く集団走に持ち込むべきですね、マススタートは。リレーも4年生3人で走れたのが良かった、板全然滑らなかったけど、気合いで8位。最後長濵と中島と表彰台にのぼれたのが一番の思い出です。

 

P.S. タイトルはスウェーデン人がクロカンレースを応援するときの掛け声で、日本語訳するとまさしく「がんば!」です。文章は前々から練ってたんですけど、投稿間際までタイトル考えてなくて、2秒で考えました。ここまで読んだ人は来シーズンぜひ使ってみてください。応援してる選手がEdvin Angerばりの走りを見せてくれるかもしれません。

ご無沙汰しております。アルペンの松村です。

 

 新歓期に入り、スキー部も新入部員獲得に向けて鋭意勧誘活動を行なっております。

 

 私も新歓イベントには極力参加しておりますが、小っ恥ずかしくてなかなか積極的に声をかけることができません。

 

 そのことを藪崎に指摘されましてまあその通りですなと思いつつ、あまり力になれていないような気がして申し訳なくもなってきます。

 

 今後ももちろんできることはやりますけれども難しい問題ですね😅 ということで新入生の皆さん、なんか人見知りしているおじさんみたいな奴がいるなと思われたら私ですのでぜひぜひお話ししましょう(懺悔)

 

 東大スキー部に入れば素晴らしい環境・仲間・集団に恵まれることは保証しますので、スキー経験の浅い方も上級者も、熱意あるキミの入部を楽しみにしています!

 


 

 そんな忙しい新歓期の折、私と梅根はその合間を縫いまして、白馬五竜スキー場で行われております Goldwin Camp に参加してきました。

 

 スキー業界では 3月~4月にかけて、スキー用品を扱う企業やレーシングチーム主催でファン感謝デーイベントが開かれる傾向にあります。


 豪華景品があったり豪華ゲストが登場したりと趣向はさまざまですが、今回は後者。いやもう後者に振り切れたのではというくらい豪華スキーヤーの面々が集結しました。

 

 アルペンからは W杯で大活躍中の小山陽平選手や加藤聖五選手、石井智也コーチなど、デモからもおくしゅんでおなじみ奥村駿選手や栗山未来選手など。業界をあまりご存知ない方にも伝わる表現をすれば、「いま日本で一番スキーがうまい選手」を集めるだけ集めたといった感じですね。

 




 アルペンチームは、午前に 25旗門ほどの長さでゲートトレーニング、午後には加藤選手と一緒に基礎練+8旗門ほどの長さで動作確認のゲートトレーニングというメニューでした。

 

 先ほど紹介したシニア選手の他にも、全中やインターハイで活躍し、今まさに世界に羽ばたかんとしている激ウマ高校生も参加しており、我々はたじたじしながらトレーニングしておりました。




 

 加藤選手の滑りですが、まずゲートどうのこうの以前にフリー滑走がうまい。当然ですがうますぎました。

 

 本日のテーマは「ダイナミックな滑りを生み出すための上下運動・板の乗り込み方」だったのですが、基礎練では、棒立ちの状態からビビるくらい滑らかな動きで外足に体重をかけていて、はぁこれが W杯プレイヤーの滑りかと感動した次第です。

 

 テーマ自体はいつもレーシングチームでやるテーマと近接していますが、意識するべき点や実際の滑りを見学して、知識がさらにブラッシュアップされました。

 

 ゲートトレーニングでは「中速練習」を行いました。低速ではないのでスピードが出てターン時の遠心力を感じつつ、フルスピードではないので基礎練の動きもしっかり意識できるトレーニングです。

 

 私には中速練習という概念がそもそも無く、想像以上に感覚が良くなって驚きでした。機会があればぜひ取り入れてみたいと思います。

 

 小山選手と一緒に練習する機会には恵まれませんでしたが、練習後の講演会で W杯プレイヤーとしてのメンタリティというものを垣間見ました。





 小6の頃に W杯で優勝すると決めて以来、スキー以外のことには興味がないと言えてしまうくらいスキー漬けで生活し、常にアルペンで活躍したい、ゴールエリアで観客を驚かせたいという気持ちで打ち込み続けてきたそうです。

 

W杯で優勝する。

その目標はブレずに今までやってきた。

 

 断言された時、背筋がゾクっとしたのを覚えています。この一言を聞き、全てを懸ける選手がいるというアルペンの一面があることを知れただけでも参加した価値がありました。

 

 長年、体格面や練習環境から日本人はアルペンでは勝てないと、そのような考え方が染み付いてきました。そこに正面から向き合い、そして打ち破ろうとしているお二人の姿を直に見る、貴重な時間になったと思います。

 

 講演会の最後に河野恭介コーチが自信を持って仰っていたように、世界で勝てるスキーヤーに「なれる」という強いメンタリティが必要だということでしょうし、我々のような(低い低い)次元に落とし込めば、ライバルに必ず「勝つ」という意識がまだまだ足りていないということなのかもしれません。

 

 シーズンも終わりが近づいてきました。できることは限られてきますが、また気持ち新たに、練習に取り組んでいきたいと思います。

 

それでは👋