対馬の6日目、今日は最終日です。
昨日までで、オウチュウ・キマユホオジロ・シロガシラ・ツバメチドリ等、なかなかの鳥を見ることが出来たが、何れもかつて見たことのある鳥ばかりで、今回が初見の鳥がなかった。せっかく対馬に来たのだからライフリストの304種目が欲しい。
今日は13:30にレンタカーを返却するから、実質鳥見は2時間ぐらいか。
さて、どの探鳥地に行こうか。色々考えた結果、対馬南部の浅藻(あざも)という所に決めた。
比田勝港のホテルから浅藻までは2時間半ぐらいだ。
浅藻川河口付近に車をとめて、先ず海辺に行ってみると、いきなりクロツラヘラサギがいる。浅藻って凄いな。
でも、クロツラヘラサギは去年東京都の葛西臨海公園で見たから、感動はそんなでもないかな。
さて、浅藻川の上流方向へ耕作地の横の道を歩いていると、優しそうなご夫妻が私の前方から車でやって来て、私に声を掛けてくれた。
「何か見れましたか?」
「いえ、クロツラヘラサギぐらいです」
「オガワコマドリがいますよ。この先の十字路の先の三叉路の先の耕作地で草刈りしてるからその2枚目の田んぼにいます」
なんて親切な。行ってみるとなかなか小鳥1羽を見つけるのは難しい。
オガワコマドリは見つからないけど、エンべリザが凄い。シロハラホオジロらしきものやノジコらしきものが群れている。ただ遠いから確かな識別が出来ない。来年もここに来るならプロミも持ってこよう。
別のご夫妻がやって来て、「フェンスの所に居るよ」と簡単に見つけて教えてくれた。
わ、珍鳥オガワコマドリだ!! しかもオス。
私的にはオガワコマドリは珍鳥で、もちろん見たことがないし、一生見ることはないと思っていた。
ついにライフリスト304種目を見ることができたのでした。
佐護の鳥と違って全然警戒心がないのでオガワコマドリは沢山写真が撮れたのでした。
こうして、対馬でのバードウォッチング三昧は終了。

〈対馬→福岡便はこれ〉

〈赤点がこの日のポイント〉
(追記)
4/25に見たシベリアアオジがアオジとは別種ということが判明したので、オガワコマドリはライフリストの305種目でした(^^)