ソウルで「第2のMERS事件」の前兆か? | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

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韓国での暮らしを通して観た韓国社会の素顔や日韓関係、南北問題、韓流など興味を引く情報を紹介してゆきます。

ソウル建国大で集団発病した肺炎疑い患者が一日で14人増え、45人になった。

疾病管理本部は、肺炎所見が確認された34人は医療機関で隔離治療中で、症状が軽い11人は自宅隔離中だと30日、明らかにした。

発病の原因は依然として不明だ。細菌・ウイルスによる10種類ほどの感染確認ではすべて陰性判定が出た。患者の一部が行った忠清北道忠州市の建国大動物生命科学大実習農場と京畿道安城市の農協中央会安城ファームランドは出入り禁止となった。

(中央日報 10/31)






韓国でまた「変なもの」が出て来ましたね。

6月、7月と韓国ではMERSで全国民が大騒ぎをしましたが、やっとその悪夢から開放されたと思った矢先、またこれですからね。

MERSも最後の患者が今月初めに陰性になって退院し、今月末には正式にMERS終焉宣言をしようとしていたら、その全快したはずの患者が1週間後に再びMERSを発病して再入院してしまいました。

その間、その患者と接触した家族、知人など60名以上が自宅隔離処置がとられ、韓国は中々MERSの亡霊から逃れられないなと思っていたところでした。


ソウルの建国大学周辺に私も数日前に行ってきたばかりで、気持ちのいいものではありませんね。


非常に強い感染力を持っているようですから、韓国の当局が大学内での押さえ込みに失敗したら「第2のMERS騒ぎ」が起きそうで、ちょっと心配なこの頃です。