ぶっちゃけるのも恥ずかしいのですが、実は夫婦で「交換日記」をやっています。

付き合い始めてから、数年(3年?)。現在で3冊目。


・・・とはいえ、最初から交換日記をするつもりだったわけではなく。

そのころ、2人でやりたいことや行きたい場所などをあれこれ言い合っていて

でも言ったそばからすぐに忘れていってしまうので、「やりたいことノート」を作って

忘れないようにメモしておこう!ということになった。


それがいつの間にやら「交換日記」になって、現在に至る。

今では更新頻度がやたらと低いけれど、とりあえずはまだ続いている・・・たぶん。

(そして、そのくらいのゆるい気持ちのほうがこういう事は続くのだと思う。)



交換日記を書く上で、お互いに自分なりのルールのようなものを作っていて

旦那は、「良いことしか書かない」

嫁は、「思ったことをストレートに書く」


だから読み返すと、私の書いた部分だけすっごいネガティブな時なんかがあり

旦那はいつもとても良い人に見える。



実際、交換日記をしていると、いろいろと便利なことや良いことがあって、


・普段、口で言えない感謝の気持ちや愛情を伝えられる(これは一番大きい)

・会えないとき、「あーこれ言おうと思ったのに忘れた!」というのが防げる

・自分の成長が感じられる

・初心に戻れる

・ノートを書くたびに、相手の存在を意識できる


などなど。


例えば、会社からの帰り道。

ふと、「あー彼と付き合えて幸せだなぁ」とか思ったとする。

その場ですぐに、電話やメールをする人もいるのかもしれないけれど、たいていの場合

そういった甘酸っぱくも相手が聞いたら喜びそうな感情は、表現する前に忘れてしまう。


でも、寝る前にノートを開き、「さて、何を書こうかなー」と思いを巡らせると

「あ、そうそう、これ書いとくか」みたいに思い出し、相手まで届いたりする。


結局そういうことを積み重ねていくと、なんというか、関係が安定してきたりする。気がする。



喧嘩した時も、感情的になってワイワイやるのも必要だと思うけれど、そのあとに

冷静になって自分の気持ちを連ねたりすると、より相手に伝わりやすくなったりする。

読むほうも冷静だから、「あー、そういうことだったんだね」となったりする。

喧嘩してしばらくしてから「この間のことなんだけどさー」とぶり返すのもなんだし・・・って時にも

交換日記なら順番が回ってくるので、さらりと話題にすることもできる。


それに、実際にその人の字で書くというのも良い。

たまに挿絵とかしてみたりして。



兎にも角にも、交換日記の力は偉大であります。

ご興味がある方は、ぜひお試しあれ。


ちなみに続けるコツは、

・書くのは一行だってよい

・「私はこんなにたくさん書いてるのに」とか言わない

・最初は、相手が喜びそうなことを書いてみる

・相手がなかなか書けないときは、自分が何度書いたっていい

・1ページの大きさが小さいノートがお勧め(たくさん書いた気になれる)

・1つネガティブなことを書いたら、2つ良いことを探して書くようにしてみる


といったところでしょうか。