突然の知らせに戸惑いながら
約三時間
電車に揺られ
その間
ろくでも無い事を考えながら
一枚しかない写真を見て
かなしかったり
くるしかったり
つらかったり
くやしかったり
負の感情が渦巻いて渦巻いて
零れそうになったなにかを
「悲しむから」
という彼の一言を思い出して
堪えていたと思った。
実際に目にしたとき
堪えきれなくて。
結局たくさんないてしまって
上手く言葉に出来なくて
困らせたなって今思う。
私が持ってる思い出はきっと少ない。
でも楽しい事が沢山で
ここに来て良かったとか
ここに戻ってきたいとか
またたくさん逢いたいとか
そう思える時間をくれた、
大切な大切な友人。
淋しいし
不安だし
それできっと悲しいんだ。
でもちゃんと前を向いて笑うよ
私の書く話が好きだと言ってくれたのが
凄く嬉しかったのを覚えてる
だから続けよう
その為にも生きよう
後悔無いなんて事無い
でもそれだけじゃ駄目だ
ここまで助けてもらったんだ
だから
だから
最後に上手く伝えられなかった
今までありがとうございました
を
ここでしか伝えられないけど
贈ろうと思ってる。
不安でどうして良いか分からなかった
大震災の日
「炊き出しだから、食べて良いよ」
って言って出してくれた
ミルクカレーうどん
少しからくて食べるの大変だったけど
美味しかった
暖かかった
こんな人に成りたいと
ずっと思ってる。