ベトナム首都ハノイ、日本食ストランも目につく。

どんな値段なのか、どんな味なのか、どんな人たちが利用しているのか。

やはり偵察に行かねばなるまい。




まずはラーメン「うま屋」だ。

僕が泊まっている「ハノイチャーミングホテル」から歩いて3分ほど。

スライドドアを開けると、「いらっしゃいませ」。男女のスタッフ、日本語で大合唱。


日本語メニューがあるので、赤ん坊でも注文できるだろう。

特別ラーメン」とネーミングされた醤油とんこつラーメンは9万8000ドン(584円)。

VAT(付加価値税)10%プラス。トータル642円。フォーガーの3倍近い。




ラーメン屋さんは高級店なのだ。

それでも満席。ベトナム人が7割。残りが日本人ビジネスマンのようだ。

唐揚げ、餃子、出汁巻き卵など居酒屋メニューがあるので、商談にも使われるのか。


ベトナムのビールはないが、シンガポールと日本が飲める。

シンガポールのタイガーが2.5万ドン。サッポロは3.8万ドン、生が4万ドン。

大いに飲み食いすると、すぐに30万ドン(1800円)はいっちゃいそう。





麵は自家製とか。

トロトロのチャーシュー、濃厚なスープ。

日本のラーメン屋さんにひけを取らない1杯だろう。


しかし高額なので★一つ減らして、★★★☆☆。

会計をすませ外に出ようとする背中に「ありがとうございました」。

ベトナム人スタッフ、挨拶だけは美しい日本語だった。




僕は3日後の夜に再訪した。

ラーメン屋さんと言えばチャーハンは付きもの。

どんな出来なのか確かめたかった。


「名物」と冠されたチャーハンは8.8万ドン(528円)。

日本のラーメン屋さんと比較しても、お得感は少ないかな。

それでもパラパラで美味しかったので★★★☆☆