桂林3日目は宮島教授の講義の時間です。7:00に桂湖飯店で待ち合わせ、そのまま桂林医学院へと送迎していただきました。
桂林医学院の歯学部は実は今年新しく外来病院が新設され、8月8日に一般患者の受け入れを始めたばかりのすごくきれいな施設でした。
綺麗なエントランスロビーがあり、左手が口腔診断と保存修復、右手が矯正と口腔外科、インプラントのブースになっています。
当日はこのような立派なパネルが設置されていました。日本でこれをつくったらいくらぐらいかかるんだろう、、、、と考えてしまいます。
まだ出来たてなので2階はほとんど使ってはいません。
裏から見るとこのような感じなのですが、附属病院の隣に講義棟がありました。宮島教授はそちらで講義をされました。
これが講義棟のセミナー室です。さすが中国!赤一色(笑)
教授の講義が始まりました。
皆さん真剣に聞いています。
様々な質問がなされ活発な議論が行われました。
その後の休憩時間に全員で集合写真を撮りました。
これが僕のスタッフカードです。うーーん立派だなあ。
その後技工士さんの講義があり、午前の部は終了です。
お昼ご飯は桂林医学院の食堂に案内されたのですが
これがほとんどレストランと変わりません。
スープが出た後
鶏肉の唐揚げと
たぶんコクレンという川魚だと思います。見た目ほど辛くないです。
豚のスペアリブ
アワビの春雨がけ
などほとんど夜と変わらない食事でびっくりしました。
満腹になってしまったので大学構内を散策しました。
壁にこのようなスローガンが掲示してあるところが共産圏なんだなあと感じられます。
何が書いてあるのかはむつかしくてよくわかりません。
午後の部はまず教授が外来で患者さんを見るところから始まります。
この患者さんは3級症例のようで、8番を抜歯後そのスペースにミニインプラントで牽引をする方針を話されていました。
せっかくなので僕も中国の教授の診察を見学させていただきました。
午後のメインは技工士さんの講義と技工ライブです。
中国では技工士という専門職はないので歯科医師が技工をするそうです。よってみんな食い入るように見ています。
でも面白いことにこれ、附属病院の1階ロビー奥でやっているものだから、一般の患者さんも見に来て「何してるの?」と看護婦さんにお問い合わせ(笑)
聞いたところ中国の歯学部の3分の2は女性だそうです。
しかも国家試験の合格率は8割ぐらいだそうで、今の日本の状況に近いものはありますね。