久しぶりの更新ですが...
横須賀美術館で開催中の彫刻家 三沢厚彦さんの、ANIMALS IN YOKOSUKA へ行ってきました。
※エントランスホールのみ撮影可。
以前から実物を間近で観たいと思っていたんですが、多くの作品は樟(クスノキ)から掘り出され、着色されています。どれも愛嬌があって独特の存在感がありました。
平面作品もあります。
会場内には、小さな動物たちも点在しています。この子たちはブロンズで出来ているようです。
動物以外の生き物にも、らしさが漂っています。
当日は、三沢厚彦さん本人によるアーティストトークがあり、作品や会場の解説を直接聞くことができました。
炎天下で頑張って客引きをしているクマさんもいました。
図録に直接サインもいただきました。
デザインに関わる仕事をしていると、クライアントの要望にいかに応えるかを常に考えるわけですが、こうした作家さんの作品を観ていると、ブレない大切さを感じます。とても刺激になりました。
<公式サイト>ではなく<企業サイト>での「お知らせ」に不誠実さを感じます。「問題を大きくしたくない」という意図、「大した問題ではない」という意識があるのでしょう。
出展(ビームスHP)
http://www.beams.co.jp/company/information/detail/229
インハウスデザイナー(or商品企画)の管理能力が欠如している。企業の存続すら左右する重要な役割だとわかっていないのか。生活者と原作者を欺いた罪は重い。
丸一年以上の販売期間からすれば全店舗で最低でも百万円単位の売上はあったはず。要求されていなくとも金銭的保障はすべき。原作者はコラボに前向きらしいので、今後ビームスで正規販売することで丸く収めることが得策だと思う。
出展(ツイッター)
https://twitter.com/takahatakun
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原作者「たかはたまさお」さんの対応はナイスで、フライングタイガーが明和電機「魚コードUSBケーブル」のコピー商品を無断販売した問題とダブる。
誰でもデザイナーを称することが出来る今、アマチュアとプロフェッショナルの境目は、権利意識の高さ、有無ではないだろうか。