そうこうしているウチに、おじいちゃまとおばあちゃま後待つダイニングについてしまい吉野さんに「ほら、お嬢ちゃまそんなお顔してたら、バレてしまいますよ」
春華「そうだった…まだ、おばあちゃまやおじいちゃまには、内緒だった」と両頬に気合い入れて…ダイニングに入った…
総司「ほらほら、春華ご飯だよ…座って」とおばあちゃまとおじいちゃまの対面の真ん中に座った…
春鈴「今日は星蘭と、どこに行ってたのあんなに早く…」には…
春華「星蘭の好きな俳優さんの舞台を観に行ってたの」
総司「楽しかったのか」には…
春華「ちょっと、ストーリー的には難しかったけど…楽しかったよ」
総司「そうか、そう言えばマリアとジョージ来週には帰って来るって連絡あったぞ」
春華「えっパパとママ帰って来るの」とちょっと腰を上げた…
春鈴「何でも、欧州ツアーも落ち着いて…少し追加のレコーディングをアメリカに寄ってからの帰国みたいだけど…」
春華「嬉しい~たくさん、色んな話し聞きたいなぁ…」
と、楽しく話ながらも食事が終わる頃には健から電話が掛かって来る…時間が
それに気付いた春華は、それまではゆっくり食べてたのを急遽早く食べて…むせた
それに、気付いたのは吉野さんで「お嬢ちゃまそんなに急いで食べては…消化に悪いですよ」と背中をさすってくれた…
春華「ありがとう吉野さん…」と、礼をしながらも席を立ちおじいちゃまとおばあちゃまに「ごちそうさま」と言ってダイニングを出て…部屋へ
ドアを開けた時に、ちょうどiPhoneの着信音がなっていた…「あっ健さん」と想い引き出しにしまってた…iPhoneを取り出したら、星蘭からだった…
星蘭『あれっ春華出ない…まだ、ご飯それとも、もうお風呂入っちゃった』と考えていたら…
春華「もしもし、星蘭どうしたの」
星蘭『あっ春華~あの課題終わった』
春華「終わったよ、まさかとは想うけど、星蘭まだ終わってないの」
星蘭『だって、今回の課題なんかムズくない』
春華「そうちょっと発想を変えたら、すんなり出来たよ」と、星蘭と話しながらも時計を見たら…21時を少し過ぎてた…
星蘭は、話しながらも少し上の空だった春華に『ねぇ春華…どうしたの』
春華は、まさか健さんから電話あるとは言えないから…「来週、パパとママ帰国するの」と、話題を変えた…
星蘭『えっそれ…ホント』には…
春華「ホント私も、さっきおじいちゃまから聞いてビックリしたもん」
星蘭『暫くは、日本にいるの』には…
春華「それは、判んないでも、暫くはツアーも無いとは想うからいるとは想うけど…」そしたら、キャッチが入り…「ごめん星蘭、キャッチ入ったから…」には…
星蘭『えっマリアさんから』には…
春華は、iPhoneを耳から話してキャッチの番号見たら…健さんからだったけど星蘭には…「ごめんママからみたいだから」と嘘ついて…「また、かけるね」と言って…切ってキャッチの健さんに繋いだ…
健は、コールはされるのに中々出ないから…寝ちゃったのかと想って切ろうかと想ってたら…
春華『健さん、ごめんなさい…お待たせしました』
健「春華」と、やっと出た春華の声に…出なかった間のドキドキから甘い声にキュンとしていた…
春華『健さん』と、どうしたのかと問いかけたら…
健「春華のその甘い声に、ドキドキしちゃって…」
春華は健からの“その甘い声に…”って言われて…『もう』と此方もドキドキしていた
健「ねぇ、春華明日学校何時に、終わる」
春華『明日は、お昼過ぎには終わると想います』
健「えっ昼過ぎ…早くない」には…
春華『明日の午後の授業は、あったんですが…取ってる教科の教授が別件で休講になったんです』
健「じゃあ、その授業終わったら連絡してくれる迎えに行くから…デートしよう」
春華『デートですか、健さん的には、大丈夫なんですか』には…
健「俺が、春華に逢いたいんだ」には…
春華『はい、では授業終わったら…ご連絡させて頂きます』
健「春華、愛してる」
…と、唐突に告白した健にどう返事していいのか判らずにいたら…
健「春華」と、重ねて名前を呼ばれて…
健から甘く名前を呼ばれ…キュンとして…『私も、健さんを愛しています』の返事…
その頃、打ち合わせ現場のスタッフが…休憩所近くで、健が電話してるのをみて…“なんか、いい事でもあったんですかね…佐藤さん”とか“なんか、顔紅くない”とか言いながら通り過ぎた…
牧野と高野は、電話とか言って打ち合わせ現場を出た、健を探してた…時に、近場にいたスタッフ設楽に聞いたら…「休憩所近くで、紅い顔して、電話してましたよ」
には、牧野「まさか、春華ちゃんと話してるんじゃ無いだろうか」
高野「あり得ますね…」と、2人で休憩所近くへ行こうとしてたら…何かルンルンしながら健が帰って来た…
牧野「佐藤さん、どこ行ってたんですか…探したんですよ」
健「ごめんどうしても…春華と話がしたくて」には…
牧野「では、大丈夫…何ですね」
健「明日、昼過ぎにちょっと出掛けたいけど…大丈夫だよね」
牧野「昼過ぎ…ですか何か有るんですか」には…
健「春華の授業が終わるのが、そのあたり何だって…だから、逢う約束しちゃったから」
高野「牧野さん、どうなんですか」と、牧野を見た…
牧野「確か、次の撮影の殺陣のレッスンは明後日からだったから時間的には、何も無いとは想いますが…事務所でスケジュール確認で佐藤さんも事務所にいるハズです」と明日のスケジュールをざっと話した…
健「じゃあ、俺…明日は事務所なんだね」『春華の学校から来るのに、迎えに行けそうかな』と考えてるのを…
高野に…「佐藤さん、顔がニヤついてますよ」には…
牧野「あっまさか…春華ちゃんの事考えてるとかですか」には…
健「いいだろ、彼女の事くらい考えてさせてくれたって~」と、ムクれてみせた…健さん、声抑えましょう…
その頃、健の彼女の春華は課題も終わらせ…お風呂も入り、ベッドに入って明日の学校の為に寝付こうとしていたけど…健から『学校終わったら、デートしよう』に、出逢ってすぐのデート…に「あっ明日の学校に着ていく洋服どうしょう」と、クローゼットを開けて…アレコレ悩んでた性で、寝る時間が…
その頃、健も明日の春華とのデートに何着て来ようか車の後部座席で考えていた『余り、派手なのじゃない方が…春華の為にはいいよなぁ~』と考えてるのを牧野に…
牧野「佐藤さん、まさかとは思いますが…春華ちゃんをお迎えデートとかダメですからね」←クギさされてやんの
健は、まさか牧野にいい当てられるとは想って無かったのか…「判ってるよぉ」
高野は運転しながら「牧野さんも、そんなに神経質にならなくても、佐藤さんだって…春華ちゃんの事があるんですからムチャはしないでしょう」
これまた、運転手の高野にもいい当てられるとは想っても無かったから…無口になったのは、言うまでもない
牧野は、後部座席が静かになったから佐藤さんが寝たのかと想い…運転席側と後部座席を仕切る場所に…カーテンを引いた…
翌朝、目覚まし時計がけたたましく鳴ってるのを…止めたのは吉野さんだった
吉野「お嬢ちゃま、起きてくださいお時間ヤバいですよ」と、揺すった…
春華は誰かに呼ばれてるのを、眠気眼でぼぉ~っとした気持ちでいたら…
吉野「お嬢ちゃま急がないと遅刻しますよっ」と、先ほどとは違う少しキツめに声をかけた…
春華は吉野さんの声に「えっウソ…今何時」には…
吉野「もうそろそろ、8時になりますよ」と、目覚まし時計を春華の顔の前に…
春華「ヤバい」と、飛び起きて…洗面所へ走った
吉野は、クローゼット近くのソファーに洋服が散らかってるのを、洗面所にいる春華に「お嬢ちゃま…どうしたんですか、此方の洋服の山は」
洗面所から、歯磨き中の春華が「健しゃんとのデートににゃに着ていほうかと…想っふて」(注)『健さんとのデートに何着て行こうかと…想って』でした…
吉野は春華の言ってる事が何か判ったのか「此方の、制服みたいなワンピースなんか、良くないですか」には…
洗面所から、帰ってきた春華が吉野からの提案の洋服に「可愛い」と聞いた…
吉野「可愛いですよ佐藤さんが益々、お嬢ちゃまを好きになると想いますよ」
には、顔を真っ赤にして吉野があてがってくれた洋服を前にした春華がいた…
吉野「早く、支度しませんと…ホントに遅刻になりますよ」に、時計見たら…
春華は、吉野から受け取った洋服に着替え…「もう、食べてる時間無いから…学食or売店で何か買うから…おばあちゃまには言っといて~」と、着替えて鞄持って…出掛けていったのに…
吉野「昨夜、今日のデートが、楽しみすぎて寝られなくなるのは…ちょっと困りますね」とか言いながら春華が広げてた洋服をクローゼットにしまっていた…
その後、ダイニングへ行き「お嬢ちゃま、ご飯は宜しいそうで…お出掛けになりました」
春鈴「あら、課題そんなに多かったのかしら…それとも、何か楽しい事あったのかしらね」と吉野を見た…
吉野「学校の課題はそうでも無いようですが…待ち合わせがどうとか言ってましたね」←あれ吉野さんおばあちゃまに言っちゃうの
春鈴「待ち合わせ…春華もそろそろ恋の季節なのかしらね」←あれおばあちゃまも、もしかして何か気付いています
学校へ行く為のバス停で待つ星蘭を見つけた春華は「星蘭、おはよう」と、肩で息していた…
星蘭「おはよう珍しいね…春華が後から来るなんて…」
春華「ママの帰国の話で、中々寝付けなくて…」と、昨夜のキャッチ相手がママだと言う事にしなかったら星蘭に絶対突っ込まれるに、決まってるから
星蘭「それ、私も楽しみ何だよね~」
そうこうしていたらバス来て、学校前までゆっくり座れて…色々話しながら着いて降車し学校までの間に、友達何人かに挨拶しながら…構内に入って行ったのを見る何人かの輩が…
郁美「おはよう~星蘭、今日サークルあるから、14時には部室ね」
星蘭「えっサークル…今日だっけ」
郁美「最近、新規増えたから…急遽」
貴久「郁美先輩、サークルで使う資料これで大丈夫ですか」と、1年下の男子が持って来た…
郁美「ん」と、増田貴久の持ってきた資料をパラパラみて「大丈夫、じゃあこれ…人数分にコピってコピー代の領収書忘れないでよ」には…
貴久「はい、じゃあ14時までにやっときます」という言って校舎の方へ走って行った…
春華は、ポケットの中で震えるiPhoneに誰だろうと想っていたら…健さんだったので、星蘭にiPhone見せて…「ごめん、電話」と言って離れた…
健『もう、授業入っちゃったかな』
春華「健さん、お待たせしました」
健『春華、おはよう』
春華「おはようございます健さん」
健『授業これから』には…
春華「そうですね、2教科の授業受けたら…健さんに逢えます」には…
健『そうだね…そして、早く春華を抱き締めたいよ』には…
春華「もう健さん…そんな事言われたら授業が頭に入んなくなっちゃいます」
健『俺だって、甘い声で春華に、そんな事言われたら…仕事内容が頭に入んなくなっちゃうから』
春華「もう、健さんのいじわる」とさらに可愛く言われ…健の顔がモザイクかかるような…
2人でラブラブなやり取りしていたら…春華の後ろから星蘭の「春華~授業始まっちゃうよぉ~」の声が聞こえて来て…
健『じゃあ、春華…後でね』には…
春華「はい、あっ健さん…大好きです」に、健がキュンとしたのは言うまでもないのでした…
春華「そうだった…まだ、おばあちゃまやおじいちゃまには、内緒だった」と両頬に気合い入れて…ダイニングに入った…
総司「ほらほら、春華ご飯だよ…座って」とおばあちゃまとおじいちゃまの対面の真ん中に座った…
春鈴「今日は星蘭と、どこに行ってたのあんなに早く…」には…
春華「星蘭の好きな俳優さんの舞台を観に行ってたの」
総司「楽しかったのか」には…
春華「ちょっと、ストーリー的には難しかったけど…楽しかったよ」
総司「そうか、そう言えばマリアとジョージ来週には帰って来るって連絡あったぞ」
春華「えっパパとママ帰って来るの」とちょっと腰を上げた…
春鈴「何でも、欧州ツアーも落ち着いて…少し追加のレコーディングをアメリカに寄ってからの帰国みたいだけど…」
春華「嬉しい~たくさん、色んな話し聞きたいなぁ…」
と、楽しく話ながらも食事が終わる頃には健から電話が掛かって来る…時間が
それに気付いた春華は、それまではゆっくり食べてたのを急遽早く食べて…むせた
それに、気付いたのは吉野さんで「お嬢ちゃまそんなに急いで食べては…消化に悪いですよ」と背中をさすってくれた…
春華「ありがとう吉野さん…」と、礼をしながらも席を立ちおじいちゃまとおばあちゃまに「ごちそうさま」と言ってダイニングを出て…部屋へ
ドアを開けた時に、ちょうどiPhoneの着信音がなっていた…「あっ健さん」と想い引き出しにしまってた…iPhoneを取り出したら、星蘭からだった…
星蘭『あれっ春華出ない…まだ、ご飯それとも、もうお風呂入っちゃった』と考えていたら…
春華「もしもし、星蘭どうしたの」
星蘭『あっ春華~あの課題終わった』
春華「終わったよ、まさかとは想うけど、星蘭まだ終わってないの」
星蘭『だって、今回の課題なんかムズくない』
春華「そうちょっと発想を変えたら、すんなり出来たよ」と、星蘭と話しながらも時計を見たら…21時を少し過ぎてた…
星蘭は、話しながらも少し上の空だった春華に『ねぇ春華…どうしたの』
春華は、まさか健さんから電話あるとは言えないから…「来週、パパとママ帰国するの」と、話題を変えた…
星蘭『えっそれ…ホント』には…
春華「ホント私も、さっきおじいちゃまから聞いてビックリしたもん」
星蘭『暫くは、日本にいるの』には…
春華「それは、判んないでも、暫くはツアーも無いとは想うからいるとは想うけど…」そしたら、キャッチが入り…「ごめん星蘭、キャッチ入ったから…」には…
星蘭『えっマリアさんから』には…
春華は、iPhoneを耳から話してキャッチの番号見たら…健さんからだったけど星蘭には…「ごめんママからみたいだから」と嘘ついて…「また、かけるね」と言って…切ってキャッチの健さんに繋いだ…
健は、コールはされるのに中々出ないから…寝ちゃったのかと想って切ろうかと想ってたら…
春華『健さん、ごめんなさい…お待たせしました』
健「春華」と、やっと出た春華の声に…出なかった間のドキドキから甘い声にキュンとしていた…
春華『健さん』と、どうしたのかと問いかけたら…
健「春華のその甘い声に、ドキドキしちゃって…」
春華は健からの“その甘い声に…”って言われて…『もう』と此方もドキドキしていた
健「ねぇ、春華明日学校何時に、終わる」
春華『明日は、お昼過ぎには終わると想います』
健「えっ昼過ぎ…早くない」には…
春華『明日の午後の授業は、あったんですが…取ってる教科の教授が別件で休講になったんです』
健「じゃあ、その授業終わったら連絡してくれる迎えに行くから…デートしよう」
春華『デートですか、健さん的には、大丈夫なんですか』には…
健「俺が、春華に逢いたいんだ」には…
春華『はい、では授業終わったら…ご連絡させて頂きます』
健「春華、愛してる」
…と、唐突に告白した健にどう返事していいのか判らずにいたら…
健「春華」と、重ねて名前を呼ばれて…
健から甘く名前を呼ばれ…キュンとして…『私も、健さんを愛しています』の返事…
その頃、打ち合わせ現場のスタッフが…休憩所近くで、健が電話してるのをみて…“なんか、いい事でもあったんですかね…佐藤さん”とか“なんか、顔紅くない”とか言いながら通り過ぎた…
牧野と高野は、電話とか言って打ち合わせ現場を出た、健を探してた…時に、近場にいたスタッフ設楽に聞いたら…「休憩所近くで、紅い顔して、電話してましたよ」
には、牧野「まさか、春華ちゃんと話してるんじゃ無いだろうか」
高野「あり得ますね…」と、2人で休憩所近くへ行こうとしてたら…何かルンルンしながら健が帰って来た…
牧野「佐藤さん、どこ行ってたんですか…探したんですよ」
健「ごめんどうしても…春華と話がしたくて」には…
牧野「では、大丈夫…何ですね」
健「明日、昼過ぎにちょっと出掛けたいけど…大丈夫だよね」
牧野「昼過ぎ…ですか何か有るんですか」には…
健「春華の授業が終わるのが、そのあたり何だって…だから、逢う約束しちゃったから」
高野「牧野さん、どうなんですか」と、牧野を見た…
牧野「確か、次の撮影の殺陣のレッスンは明後日からだったから時間的には、何も無いとは想いますが…事務所でスケジュール確認で佐藤さんも事務所にいるハズです」と明日のスケジュールをざっと話した…
健「じゃあ、俺…明日は事務所なんだね」『春華の学校から来るのに、迎えに行けそうかな』と考えてるのを…
高野に…「佐藤さん、顔がニヤついてますよ」には…
牧野「あっまさか…春華ちゃんの事考えてるとかですか」には…
健「いいだろ、彼女の事くらい考えてさせてくれたって~」と、ムクれてみせた…健さん、声抑えましょう…
その頃、健の彼女の春華は課題も終わらせ…お風呂も入り、ベッドに入って明日の学校の為に寝付こうとしていたけど…健から『学校終わったら、デートしよう』に、出逢ってすぐのデート…に「あっ明日の学校に着ていく洋服どうしょう」と、クローゼットを開けて…アレコレ悩んでた性で、寝る時間が…
その頃、健も明日の春華とのデートに何着て来ようか車の後部座席で考えていた『余り、派手なのじゃない方が…春華の為にはいいよなぁ~』と考えてるのを牧野に…
牧野「佐藤さん、まさかとは思いますが…春華ちゃんをお迎えデートとかダメですからね」←クギさされてやんの
健は、まさか牧野にいい当てられるとは想って無かったのか…「判ってるよぉ」
高野は運転しながら「牧野さんも、そんなに神経質にならなくても、佐藤さんだって…春華ちゃんの事があるんですからムチャはしないでしょう」
これまた、運転手の高野にもいい当てられるとは想っても無かったから…無口になったのは、言うまでもない
牧野は、後部座席が静かになったから佐藤さんが寝たのかと想い…運転席側と後部座席を仕切る場所に…カーテンを引いた…
翌朝、目覚まし時計がけたたましく鳴ってるのを…止めたのは吉野さんだった
吉野「お嬢ちゃま、起きてくださいお時間ヤバいですよ」と、揺すった…
春華は誰かに呼ばれてるのを、眠気眼でぼぉ~っとした気持ちでいたら…
吉野「お嬢ちゃま急がないと遅刻しますよっ」と、先ほどとは違う少しキツめに声をかけた…
春華は吉野さんの声に「えっウソ…今何時」には…
吉野「もうそろそろ、8時になりますよ」と、目覚まし時計を春華の顔の前に…
春華「ヤバい」と、飛び起きて…洗面所へ走った
吉野は、クローゼット近くのソファーに洋服が散らかってるのを、洗面所にいる春華に「お嬢ちゃま…どうしたんですか、此方の洋服の山は」
洗面所から、歯磨き中の春華が「健しゃんとのデートににゃに着ていほうかと…想っふて」(注)『健さんとのデートに何着て行こうかと…想って』でした…
吉野は春華の言ってる事が何か判ったのか「此方の、制服みたいなワンピースなんか、良くないですか」には…
洗面所から、帰ってきた春華が吉野からの提案の洋服に「可愛い」と聞いた…
吉野「可愛いですよ佐藤さんが益々、お嬢ちゃまを好きになると想いますよ」
には、顔を真っ赤にして吉野があてがってくれた洋服を前にした春華がいた…
吉野「早く、支度しませんと…ホントに遅刻になりますよ」に、時計見たら…
春華は、吉野から受け取った洋服に着替え…「もう、食べてる時間無いから…学食or売店で何か買うから…おばあちゃまには言っといて~」と、着替えて鞄持って…出掛けていったのに…
吉野「昨夜、今日のデートが、楽しみすぎて寝られなくなるのは…ちょっと困りますね」とか言いながら春華が広げてた洋服をクローゼットにしまっていた…
その後、ダイニングへ行き「お嬢ちゃま、ご飯は宜しいそうで…お出掛けになりました」
春鈴「あら、課題そんなに多かったのかしら…それとも、何か楽しい事あったのかしらね」と吉野を見た…
吉野「学校の課題はそうでも無いようですが…待ち合わせがどうとか言ってましたね」←あれ吉野さんおばあちゃまに言っちゃうの
春鈴「待ち合わせ…春華もそろそろ恋の季節なのかしらね」←あれおばあちゃまも、もしかして何か気付いています
学校へ行く為のバス停で待つ星蘭を見つけた春華は「星蘭、おはよう」と、肩で息していた…
星蘭「おはよう珍しいね…春華が後から来るなんて…」
春華「ママの帰国の話で、中々寝付けなくて…」と、昨夜のキャッチ相手がママだと言う事にしなかったら星蘭に絶対突っ込まれるに、決まってるから
星蘭「それ、私も楽しみ何だよね~」
そうこうしていたらバス来て、学校前までゆっくり座れて…色々話しながら着いて降車し学校までの間に、友達何人かに挨拶しながら…構内に入って行ったのを見る何人かの輩が…
郁美「おはよう~星蘭、今日サークルあるから、14時には部室ね」
星蘭「えっサークル…今日だっけ」
郁美「最近、新規増えたから…急遽」
貴久「郁美先輩、サークルで使う資料これで大丈夫ですか」と、1年下の男子が持って来た…
郁美「ん」と、増田貴久の持ってきた資料をパラパラみて「大丈夫、じゃあこれ…人数分にコピってコピー代の領収書忘れないでよ」には…
貴久「はい、じゃあ14時までにやっときます」という言って校舎の方へ走って行った…
春華は、ポケットの中で震えるiPhoneに誰だろうと想っていたら…健さんだったので、星蘭にiPhone見せて…「ごめん、電話」と言って離れた…
健『もう、授業入っちゃったかな』
春華「健さん、お待たせしました」
健『春華、おはよう』
春華「おはようございます健さん」
健『授業これから』には…
春華「そうですね、2教科の授業受けたら…健さんに逢えます」には…
健『そうだね…そして、早く春華を抱き締めたいよ』には…
春華「もう健さん…そんな事言われたら授業が頭に入んなくなっちゃいます」
健『俺だって、甘い声で春華に、そんな事言われたら…仕事内容が頭に入んなくなっちゃうから』
春華「もう、健さんのいじわる」とさらに可愛く言われ…健の顔がモザイクかかるような…
2人でラブラブなやり取りしていたら…春華の後ろから星蘭の「春華~授業始まっちゃうよぉ~」の声が聞こえて来て…
健『じゃあ、春華…後でね』には…
春華「はい、あっ健さん…大好きです」に、健がキュンとしたのは言うまでもないのでした…